【1994年〜1990年】コールデコット賞受賞作品(Medal WinnerとHonorbooks)まとめと簡単なストーリー・あらすじ紹介
バイリンガル育児のため毎月に50冊以上本の読み聞かせを行なっております。
英語の絵本はどのような絵本を選べば良いのかわからない
色々な本を読ませてあげたいけど、偏ってしまう。
上記のような方にお勧めなのは、アメリカ合衆国でその年に出版された最も優れた子ども向け絵本に毎年授与している賞であるコールデコット賞を受賞している絵本から選んでみてはいかがでしょうか?
今回ご紹介させていただくのは「1994年〜1990年」のMedal WinnerとHonor booksです。
こちらの記事では簡単なストーリーを載せております。
目次/Contents
コールデコット賞受賞作品一覧
参考URL http://www.ala.org/alsc/awardsgrants/bookmedia/caldecottmedal/caldecottmedal
1994年:Medal winner
Grandfather’s Journey
●作者:Allen Say
●簡単なストーリー
この絵本はカリフォルニアと日本を愛したおじいちゃんのお話です。
1994年:Honor books
Peppe the Lamplighter
●作者:Elisa Bartone
●イラストレーター:Ted Lewin
●簡単なストーリー
兄弟のために仕事を探したペッペが見つけた点灯夫の仕事と点灯夫を嫌がるお父さんのお話です。
In the Small, Small Pond
●作者・イラストレーター:Denise Fleming
●簡単なストーリー
小さい池で見える自然を形容詞や名詞などの単語で表現しています。おたまじゃくしが揺れている様子や水面が波打って、いる様子などをイラストと単語で表現しています。
Raven: A Trickster Tale from the Pacific Northwest
●作者・イラストレーター:Gerald McDermott
●簡単なストーリー
太平洋北西部に伝わる話でワタリガラスが空の族長から太陽をみんなにかえしたお話です。
Owen
●作者・イラストレーター:Kevin Henkes
●簡単なストーリー
ねずみの子どもは大好きなケバケバのブランケットがありました。どこにいくにも何をするにも持ち歩いていて、汚れています。来年はもう小学校にいくので赤ちゃんではないので大人たちはそのケバケバのブランケットを子どもが卒業するようにいろいろ言いますが子どもは気にしません。最後にお母さんはそのケバケバのものを切ってミシンで縫って、小さなハンカチにしました。
Yo! Yes?
●作者:Chris_Raschka
●簡単なストーリー・あらすじ
この絵本に出てくるのはほとんど感嘆詞と英単語1語で2人が出会って友達になるまでを表現している絵本です。
1993年:Honor books
Mirette on the High Wire
●作者:Emily Arnold McCully
●簡単なストーリー
19世紀のパリが舞台で少女ミレットが綱渡りの旅芸人ベリーニに出会い、綱渡りを初めます。ベリーニの厳しい練習のおかげでミレットはどんどん上手になりますが、ベリーニはもうパフォーマンスはしないと言います。ベリーニとミレットの二人の絆の物語です。
1993年:Honor books
The Stinky Cheese Man and Other Fairly Stupid Tales
●作者:Jon Scieszka
●イラストレーター: Lane Smith
●簡単なストーリー
みにくいアヒルの子やうさぎとかめ等の童謡をもとにしたお話と、オリジナルのお話が短編で12個入っています。
Seven Blind Mice
●作者:Ed Young
●簡単なストーリー
7匹のネズミが池でみた象が何かを考える話です。しっぽだけをみてロープかもしれないと言ったり、鼻だけをみてへびかもしれないと言ったりします。そして最後に象と気づきます。
Working Cotton
●作者:Sherley Anne Williams
●イラスト:Carole Byard
●簡単なストーリー
フレズノ綿花畑で働く子供のお話です。
1992年:Medal winner
Tuesday
●作者:David Wiesner
●簡単なストーリー
火曜日の夜になると不思議なことが起きることをイラストのみで表現しています。
1992年:Honor books
Tar Beach
●作者:Faith Ringgold
●簡単なストーリー
この絵本は夜の屋上で寝転ぶインド人ハーフの女の子が想像で空飛ぶお話です。
1991年: Medal winner
Black and White
●作者:David Macaulay
●簡単なストーリー
見開きページで4つのストーリーが同時に進んでいきます。4つのストーリーが部分的につながります
1991年:Honor books
Puss in Boots
●作者:Charles Perrault
●イラスト:Fred Marcellino
●簡単なストーリー
かしこく勇敢なネコが、ご主人の若者を王女さまと結婚させるため、痛快な大かつやくー。なじみぶかいぺローの名作童話が、格調たかくかつダイナミックなイラストで、生き生きとあざやかによみがえる。大人までたのしめる、ハイセンスな絵本。
参考URL:https://www.ehonnavi.net/ehon/16289/ブーツをはいたネコ/
“More More More,” Said the Baby: Three Love Stories
●作者:Vera B. Williams
●簡単なストーリー
お父さんやおばあちゃんが1歳くらいのかわいい子どものお中にキスしたり、足の指を食べるまねして遊ぶと子どもが「もっともっともっと」というかわいいお話です。
1990年:Medal winner
Lon Po Po: A Red-Riding Hood Story from China
●作者:Ed Young
●簡単なストーリー
あるところに3人の子どもとお母さんが住んでいました。お母さんはおばあちゃんのところに行くと言って出かけていきます。それをみた狼がおばあちゃんの真似をして留守番をしている3人の家に入ろうとします。3人はドアをあげてしまい狼と一緒にベッドに寝ましたが、長女が狼だと気づき、狼をやっつけるお話です。
1990年:Honor books
Bill Peet: An Autobiography
●作者: Bill Peet
●簡単なストーリー
ビルピートさんはウォルトディズニーカンパニーに所属していた脚本家、イラストレーター、絵本作家であり、その彼の伝記になります。
Color Zoo
●作者:Lois Ehlert
●簡単なストーリー
この絵本は形の英単語とその形で動物を表現している絵本です。
The Talking Eggs: A Folktale from the American South
●作者: Robert D. San Souci
●イラスト:Jerry Pinkney
●簡単なストーリー
あるところに2人の姉妹とお母さんがいました。お母さんは姉を可愛がり、妹には雑用などをさせます。妹が水をくみにいくと喉がかわいた老人に会います。老人に水を分けて家に戻るとお母さんは水がぬるくなっていると妹を叱ります。悲しくなった妹は森へ行くとさっきあった老人に会います。老人は魔法使いで、素直で言われたことをちゃんとする妹と老人と人を馬鹿にするお母さんのストーリーです。
Hershel and the Hanukkah Goblins
●作者:Eric Kimmel
●イラスト:Trina Schart Hyman
●簡単なストーリー
ハーシェルが古いユダヤ教の集会に出没するゴブリンをどのように凌駕し、村の人々がハヌカを祝うのを妨げるかの物語です。
参考URL:https://books.rakuten.co.jp/rb/12862977/
まとめ
OwenやMore, More, Moreの話のようにとてもかわいい子どもの話があったり、Lon PO POやMirette のようなおもしろくて読み応えのあるストーリーなど色々な種類の絵本が受賞されているなと感じました。
読んだ話はレビューを載せているので、本のストーリーや英語の難易度など詳しい内容を知りたいという方は是非ご覧ください。


