英語洋書絵本「TWO FROGS」を実際に読んだ評価とレビュー「総合評価★★」
日本にいながらバイリンガル子育てに挑戦する2児のママです。
実際に子供に読んだ英語の洋書の評価とレビューを私の主観で行っております。
今回ご紹介させて頂くのは『TWO FROGS』です。
実際読んでみてどうだった?
本の内容は?
この本のメリット、デメリットは?
買ってみたいけど、中身がよくわからないから悩んでいるという方や本の内容が知りたいという方に参考になればと私なりの主観で本を紹介させていただきます。
※本の大きさをわかりやすくするためにIphone6と比較しております。(iphone6のサイズは138.1×67.0×6.9mmです)
※本の内容を知りたくないと言う方は本のストーリーの箇所は読まないようにお気をつけてくださいませ。
目次/Contents
この記事を読んでわかること
・この本の評価
・作者と本のストーリー、英語の難易度とポイント
・実際に読んだ時の子供の様子
・この本のメリット、デメリット
・まとめ






この本の評価
総合評価
文章内容の難しさ
絵の可愛さ
ボリューム
単語レベル
推奨年齢 :2歳〜7歳
重さ・サイズ:197.9g・縦約26.0cm✖️横約26.0cm✖️厚さ約0.4cm
本の質感:ペーパーブックです。中の紙は厚紙でしっかりしています。
ページ数:32ページ
英語の文法のポイント : 過去形、as fast as they could 、



作者と本のストーリーと英語の難易度とポイント
作者
Chris Wormell / イギリス
Chris Wormellさんの紹介のページ
https://en.wikipedia.org/wiki/Christopher_Wormell
Chris Wormellさんの他の作品



Chris Wormellさんは芸術家として何かトレーニングを受けたりしたことはなく、本を出版するまでは工場で働いたり、郵便局で働いたりしていました。
本のストーリー
2匹のカエルのお話です。
大きな池の睡蓮の葉に2匹のカエルがいます。1匹のカエルは棒を持っています。「なんで棒を持っているの?」ともう1匹のカエルが尋ねると1匹のカエルは「犬を追い払って自分を守るため」と言います。もう1匹のカエルは周りを見渡しても犬はおりません。今ではなくて、犬が泳いで食べにきたらどうする?用心に越したことはないよ。とカエルは言いました。もう1匹のカエルは困惑してます。「犬をこの池で見たことないし、泳いでこないよ」と言います。もう1匹のカエルが「主人がボールを投げて犬が取りにくるかもしれない」と言います。棒を持っているカエルが犬に襲われる心配をしていることにもう1匹のカエルは笑い、池に落ちました。
その瞬間、大きなカワカマスが睡蓮の葉の下を泳いでいました。大きな口をあけて2匹を食べようとした時、サギが口ばしでカエルをさっととりました。サギは飲み込もうとしても棒が引っかかって飲み込めません。その間にカエルは池に逃げました。カエルはできるだけ早く泳いで、また棒を探しに行きました。
するとやり投げのチャンピョンと犬がやってきましたがカエルたちはその姿は見れませんでした。



英語の難易度 








大きなイラストに文章が下の方に2〜3行ほど大きな字で書いてあります。
とても読みやすいですし、子供にも読ませやすい本です。カエルたちの様子もイラストでわかりやすく描かれています。読めないほど難しい本ではないですが、わからない単語も出てきました。
下記に単語と意味を書きましたので、わからない単語があれば参考にしていただければと思います。
英語のポイント
lily pad = 睡蓮の葉
睡蓮の葉の詳しい解説は下記をご覧ください。
protection = 保護すること
This stick is to beat off the dog.
この棒は犬を追い払うためのものです。
Better safe than sorry.
用心に越したことはない。
詳しい使い方や解説は下記をご覧ください。
javelin thrower = やり投げ
pike = カワカマス
https://ja.wikipedia.org/wiki/カワカマス属
gobble up = 飲み尽くす、食べ尽くす
heron = サギ(鳥)
snap up = さっとひったくる、飛び付く
実際に読んだ時の子供の様子
カエルのイラストは可愛いというよりもリアルですが、気持ち悪さを感じませんでした。子供も好きなようで、2匹のカエルを数えたり、鳥が出てくるシーンでは食べられちゃうねと子供に行ったりして読み進めました。
棒を持っていたから助かったということは全然理解してないようでした。
メリット
・用心にこしたことはないというフレーズを覚えることができます。
・何もしないで、相手に反論するカエルよりも、ずっといろんなことを考えて用意してるカエルの方が賢いという学びもある本です。
・もしも襲われたらどうするかという護身の話を子供とできます。
・本の大きさも大きくて、文章もちょうど良くて、2歳半の娘のベッドタイムストーリーにちょうどいいです。
・イラストは可愛いカエルのイラストというよりもリアルなカエルのイラストですが、気持ち悪さを感じないです。
デメリット
・pike と heron の単語がわからなかったので、何に襲われたのが、イラストからでしかわかりませんでした。
・短い文章でとても簡単層に見えますが、訳せない単語も出てきます。
まとめ
2匹のカエルのよくある話なんだろうなとあまり期待せずに読んでみましたが、とても面白かったです。
ぼうを持っているのはそういう理由なのか!と思いました。
何事も用心にこしたことはないんだなと思いました。
カエルも何かに襲われることをわかっていて、自分の身を守るために考えていて偉いカエルだと思いました。
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