英語の絵本「JENNEY’S BIRTHDAY BOOK」はどう?「総合評価 ★★★★」良い!

日本にいながらバイリンガルの子を育てるために日々英語の絵本を読み聞かせしてます。

この記事では「JENNEY’S BIRTHDAY BOOK」の実際読んでみたレビューと評価をお伝えします。

・実際に読んでみてどうだった?内容は?

・この本のメリット・デメリットは?

目次/Contents

この記事を読んでわかること

・この本の評価

・作者と本のストーリーや英語の難易度とポイント

・実際に読んだ時の子供の様子

・この本のメリット・デメリット

・まとめ

英語で絵本を楽しみたいけど、どの本を読ませたらいいのかわからないという方にこの本の内容やストーリーや英語のポイントをお伝えしていきたいと思います。

子供の個性によって、猫が好きだったり、犬が好きだったり、車が好きだったり、全然違いますが、その時興味のある物や話の物をママとしては与えてあげたいと思っております。

本の評価

総合評価

文章内容の難しさ 

絵の可愛さ   

ボリューム  

単語レベル   

推奨年齢     5歳〜12歳

重さ・サイズ   336.7g ・縦約19.5cm✖️横約26cm (ハードカバー)

ページ数     32ページ

文法のポイント  現在進行形、接続詞、関係代名詞など

作者と本のストーリーや英語の難易度

作者

Esther Averill ・アメリカのイラストレーター・絵本作家です。

https://en.wikipedia.org/wiki/Esther_Averill

英語の難易度     

ストーリー

主人公は黒い猫のJenny Linskyと言う恥ずかしがりの猫(以下、彼女)です。今日は猫の誕生日です。彼女の兄弟が誕生日ピクニックパーティーに迎えにきてくれました。ピクニックパーティーは忙しいニューヨークの一角にあります。急いで町を通り、信号も気をつけて進みます。花屋さん、魚屋さんを通りすぎたら双子の猫に会います。彼らは誕生日プレゼントを運んでいます。次は消防署に行って、消防士猫に会います。彼はごちそうと誕生日ケーキを持っています。消防車に乗って古い友達を乗せたら公園に向かいます。消防車のサイレンを聞いた忠実な友達たちが集まってきます。みんなで誕生日の歌を歌って、双子の猫が誕生日プレゼントのおいしい青い魚をあげます。ごちそうを食べていると大きな月が出てきました。Jennyの友達は彼女をかこみ、「誕生日の猫は好きなことを何でも叶えられるよ」と言い彼女は「ダンスがしたい」と言います。Jenny達はsailor’s hornpipeを月明かりに照らされた公園で踊ります。寝る時間になり、消防士の猫の消防車に乗り彼女の家へ帰ります。彼女は楽しい誕生日をしてくたみんなに感謝し、おやすみと手を振り、眠そうに階段を上がります。寝る前に彼女は祈ります。「すべての猫が自分の誕生日が幸せな誕生日でありますように。」そしてすぐに誕生日ピクニックの夢を見ます。

英語のポイント

ALL aboard for Jenny’s birthday picnic in the park!

Jennyの誕生日パーティーの公園に向かって出発進行!!!

電車や船でもよく使う表現です。皆様ご乗船(乗車)下さい、お急ぎくださいや、(全員乗ってるから)出発進行!と言う意味です。子供と一緒に電車で遊んでいる時にも使える表現ですね。

The big moon rises while the feast is being eaten.

ごちそうを食べてるうちに大きな月が出てきました。

この本の中にごちそうに当たる単語が2つ違う表現で出てきます。最初はdainty、そしてfeastと言う言葉を使ってます。daintyはおいしいもの、feastはごちそうの意味です。似たような意味ですがニュアンスが違います。誕生日会のご馳走などの単語として覚えておきたいです。

Sailor’s hornpipe 

水夫のホーンパイプというフォークダンスの歌です。気になる方はYOUTUBEでこんな音楽かと聴いて見てください。

ウィキペディア: https://ja.wikipedia.org/wiki/ホーンパイプ

YOU TUBE 

実際に読んだ時の子供の様子

2歳の子供に読ませたので、最初の2ページからすでに集中力は切れてしまい、猫の絵が出るたびに「Cat」とひたすら絵に興味を向けてなんとか最後まで読み終えると言う感じでした。2歳の子供は猫の絵を見て「ミャーオ」と叫んでました。

信号を教えている時だったので、本の中に信号の「緑はGO!」という言葉があったので、そこは理解できたようです。

この本のメリット・デメリット

メリット

ストーリーがとっても可愛いです。私には黒い猫がジジに見えて、とても愛らしいと思ったのですが、黒猫が可愛いだけでなく、猫が公園に集まって、誕生日パーティーを開いてダンスをするというところが可愛いです。

子供の想像力を働かせてくれるなと感じたは主人公の猫は一軒家に住む飼い猫です。猫は自由にどっか外にいってしまうという方もいらっしゃると思います。どこへ日中行ってるのかわからないという方もいらっしゃると思います。もしかしたらその猫達は公園でパーティーをしていたのかもしれないのです。

猫を飼ってなくても、飼い猫ではなくても、道端で猫を見ると色々想像させてくれるそんな一冊です。

デメリット

絵のイラストは可愛いのですが、白黒の絵の見開きページとカラフルな絵の見開きページが交互になってます。白黒ページのイラストはとてもシンプルなイラストです。白黒のページは低学年の子供にはよみにくいので、このページによって集中力が続かないような気もします。高学年にとってはイラストの緩急があって読みやすいのかもしれません。

私はフォークダンスをしたことがないので、Sailor’s hornpipeの音楽がフォークダンスなどの踊りがあることを知らなかったです。よく言えばいろんな文化を知ることができますが、子供にもこの歌がよくわからないので、猫がダンスをする場面はいまいち想像しにくいのかもしれないと思いました。

まとめ

赤いマフラーをした黒い猫のJENNYはシリーズになっており、Jenny’s Moonlight Adventure (Jenny’s Cat Club)Captains of the City Streets (New York Review Children’s Collection)The School for Cats (Jenny’s Cat Club) やThe Hotel Cat (Jenny’s Cat Club) などの本があります。

猫が好きな子は2歳でも7歳でも変わらないので、小学校に上がり、少し長い文章をよみはじめてもいいかなというくらいの子に是非おすすめしたい1冊です。文法も簡単で、複雑だなと思うところはありませんでした。わからない単語が出てくると思いますので、ママがサポートしてあげるか、一緒に調べたいです。

辞書の使い方も学校で習ってくるので、英語の辞書もあるといいなと思いました。

オススメの1冊です⭐︎