英語の絵本「The Story of the Little Mole Who went in Search of Whodunit」はどう?実際に読んだレビュー「総合評価 ★★★」まあまあ!

日本にいながらバイリンガルの子を育てたいと考え日々英語の絵本(洋書)を読み聞かせしてます。

この記事では英語の絵本「The Story of the Little Mole Who went in Search of Whodunit」の紹介と実際に読んだレビューします。

・乳幼児期の英語学習の為に子供に買ってあげたいけど、近くの書店では置いてないし、通販だと、質感、サイズ感、中身、英語のレベル感がよくわからないから悩んでいる。
・友達の出産祝いに何をあげればいいかネタがない・・・

こう言った方に参考になれば幸いです。

※本のサイズ感をお伝えする為に、iPhone6と比較しております。(iPhone6の寸法は14cm×7cm×0.7cm)

※ストーリーは知りたくない場合はストーリー解説部分を飛ばしてお読みください。

目次/Contents

この記事を読んでわかること

・The Story of the Little Mole Who went in Search of Whodunitの評価

・作者、本のストーリー、英語の難易度とそのポイント

・実際に読んだ時の子供の様子

・この本のメリット、デメリット

・まとめ

この本の評価

総合評価

文章・内容の難しさ

絵の可愛さ

文章のボリューム

単語レベル

推奨年齢 :0歳〜5歳

重さ・サイズ:381.0g・縦約21.4cm✖️横約29.7cm✖️厚さ約0.8cm(画像のiPhone6のサイズは14cm×7cm×0.7cm)

本の質感:ハードカバーです。コーティングされたしっかりとした紙です。

ページ数:24ページ

英文法のポイント : 過去形、過去進行形

作者、本のストーリー、英語の難易度とそのポイント

作者

Werner Holzwarth / ドイツ

ウィキペディア  

https://ja.wikipedia.org/wiki/ヴェルナー・ホルツヴァルト

https://ja.wikipedia.org/wiki/ヴォルフ・エァルブルッフ

Werner Holzwarthさんの他の作品

「うんちしたのはだれよ」と日本語版もあるとても有名な本です。

本のストーリー

小さなモグラが太陽の光を見にモグラの穴から頭を出した時、奇妙のなことが起こりました。(長くて茶色くてホットドックみたいなものが頭に乗っかりました)誰が乗せたのかとモグラは怒りました。

モグラは鳩に頭に乗っけたのはあなたですかと聞きました。私ではないよ、私はこのようなうんちだよといいました。それから馬にききました。馬はいいえと言って、うんちを見せてくれました。それからうさぎにも聞きました。うさぎもいいえといいうんちをみせてくれました。そしてやぎにききました。やぎのうんちも違います。牛にも聞きましたが、牛も絶対に違います。豚に聞きましたが、豚のうんちも違います。

モグラは他の疑わしいものたちがいないか周りを見渡すとハエがいました。そしてハエにききました。しばらくしてからハエは誇らしげに言いました。「犬のです」モグラは犬のところへいって、頭に自分のものを乗せようと思いました。モグラは犬小屋に上り自分のうんちを犬の頭にのせました。行動が終わると満足げにモグラの穴へ帰って行きました。

英語の難易度

英単語、文法共に簡単で、読みやすいです。

英語のポイント

poke one’s head = 頭を突き出す

dare to do = あえて〜する

nearsighted = 近眼の、近視の

近視(名詞)はアメリカ英語はnear-sightedness、イギリス英語はshort-sightednessを使うことが多いです。
遠視(名詞)はアメリカ英語はfar-sightedness、イギリス英語はlong-sightednessを使うことが多いです。
NearとFar、ShortとLongを使う英米の認識の違いがなんだか面白いですね。日本語的には、Near、Farどっちでも感覚的には合ってますね。

whodunit = who done it = 誰がしたのか

graze = (家畜が)草を食べる

lump = 塊

cud = 咀嚼、食い戻し

certainly = 確実に、確かに、必ず

heap = かたまり

suspect = 容疑者、注意人物

moment later = しばらくしてから

triumphantly = 誇らしげに、鼻高々に

deed = 行動

実際に読んだ時の子供の様子

うんちにはまだ興味のない娘ですが、3歳くらいから笑いながら読むんだろうなと思いました。

モグラがMOLEというのは覚えてくれました。

メリット

・色々な動物のうんちを表現する英語が的確で確かにヤギのうんちってそういう風に表現できるよねと思いました。

・うんちの話なので子どもが大好きです。うんちを頭にのせて犯人を探すモグラがとても面白いです。

デメリット

・うんちを例える表現にホットドックやキャラメルを使ってるので食べ物を食べる前後の時には読まない方がいいかもしれません。

まとめ

絵本の表紙を見る限りではまさかモグラの上に乗っているものがうんちだとは思いませんでした。そしてうんちの本だとは知らなかったので、まったく読むタイミングを気にしませんでしたが、お食事の前後は読まない方がいいかと感じました。

うんちの表現がとてもリアルで的確で素晴らしいのでうんちをリアルに感じてしまいました。英語圏でのうんちに対する子供の需要や考え方も感じられました。子どもが喜ぶ大好きな本だと思いますし、色々な動物のうんちの形やそれを表現する英単語などたくさん学べますのでおすすめしたい本です。