英語の絵本「The Tiger Who Came to Tea 」はどう?実際に読んだレビュー「総合評価 ★★★★★」おすすめ!
日本にいながらバイリンガルの子を育てたいと考え、その一環で日々英語の絵本(洋書)を読み聞かせしてます。
この記事では英語の絵本「The Tiger Who Came to Tea」の紹介と実際に読んだレビューします。
・乳幼児期の英語学習の為に子供に買ってあげたいけど、近くの書店では置いてないし、通販だと、質感、サイズ感、中身、英語のレベル感がよくわからないから悩んでいる。
・友達の出産祝いに何をあげればいいかネタがない・・・
こう言った方に参考になれば幸いです。
※本のサイズ感をお伝えする為に、iPhone6と比較しております。(iPhone6の寸法は14cm×7cm×0.7cm)
※ストーリーは知りたくない場合はストーリー解説部分を飛ばしてお読みください。
目次/Contents
この記事を読んでわかること
・The Tiger Who Came to Teaの評価
・作者、本のストーリー、英語の難易度とそのポイント
・実際に読んだ時の子供の様子
・この本のメリット、デメリット
・まとめ



この本の評価
総合評価
文章・内容の難しさ
絵の可愛さ
文章のボリューム
単語レベル
推奨年齢 :2歳〜6歳
重さ・サイズ:437.8g・縦約28.7cm✖️横約22.9cm✖️厚さ約1.0cm(画像のiPhone6のサイズは14cm×7cm×0.7cm)
本の質感:ハードカバーです。中の紙はコーティングされた紙でしっかりしています。
ページ数:32ページ
英文法のポイント : 過去形



作者、本のストーリー、英語の難易度とそのポイント
作者
Judith Kerr / ドイツ
ウィキペディア
https://en.wikipedia.org/wiki/Judith_Kerr
Judith Kerrさんの他の作品
Judith Kerrさんの両親はドイツのユダヤ人でヒトラーのナチス・ドイツの時代に運良くドイツからスイスに亡命することができました。ドイツからスイスに逃げた日にナチス、ドイツはJudith Kerrさんのお父さんを逮捕しに家に来ていたそうです。
本のストーリー
ソフィとお母さんはキッチンでお茶を飲んでいました。すると突然ベルがなります。誰だろうとお母さんは思います。
牛乳屋さんは今朝来たし、食糧雑貨商の男の子ではないし、お父さんでもないです。
ソフィがドアをあけるとそこにはトラがいました。トラは「とてもお腹がすいているので、お茶をご一緒させてくれませんか?」ソフィのお母さんは「もちろん」と言って、トラを招き、トラは椅子に座りました。
ソフィのお母さんはサンドイッチをあげると、トラはお皿にあるサンドイッチすべて食べました。
まだトラはお腹がすいているようなので、次に菓子パンをあげると一つではなく全部食べてしまいました。ビスケットのケーキもたべて、ミルクもお茶も全部飲んでしまいました。
トラはキッチを見回すとお鍋の中の夕食も全部食べて冷蔵庫の中も全部たべて、小箱や缶も食べてしまいました。飲み物もミルクも水も全部飲んでしまいました。
そしてお腹いっぱいになったトラは「ありがとう」といって帰っていきました。
ソフィとお母さんは「お父さんの夕食どうしよう」と思います。そしてソフィはトラが水を飲んでしまったので、お風呂にも入れないことに気がつきます。
そこへお父さんが帰ってきました。お父さんに何があったかを話すとお父さんは「いい考えがある。コートを着て外食にいこう」と言いました。そしてランプが照る暗い道を歩いてレストランにいきました。
次の日の朝、ソフィとお母さんは買い物にいきました。たくさんの食べ物とまたトラがきてもいいようにトラ用の缶を買いました。だけどトラは二度と現れませんでした。



英語の難易度








英単語、文法共に簡単で、読みやすいです。
英語のポイント
wonder = 〜かどうかと思う、〜を知りたいと思う。
it can’t be = 〜の可能性はない
milk man = 牛乳配達人
grocer = 食糧雑貨商
Do you think I could ? = 〜はどうかな?
buns = 菓子パン
sauce pan = ソースパン、シチューパン
supper = 夕食
fridge = 冷蔵庫
packet = 小箱
tin = 缶
tap = 蛇口



実際に読んだ時の子供の様子
本を手に取った時からTigerと嬉しそうに大きな声で言っていました。Tiger is drinking tea. やTiger is eating cake. やTiger is eating carrot.などイラストを英語で簡単な文章にするとTiger / eating / carrotなど単語を繰り返し発音してくれていました。
メリット
・ドアをあけるとトラがいて、一緒にお茶を楽しむなんて素敵だねと子供と話すことができます。
・丁寧な言葉で話すトラの英語が人に頼むときの言い方の勉強になります。
・トラにはおいしいスイーツを食べられてしまったけれど、最後にお父さんにレストランに連れて行ってもらってよかったねと和むお話です。
・お鍋や冷蔵庫などの単語などキッチン周りの単語を少し覚えることができます。
デメリット
・表紙の絵からもう少し難しい単語を使っているのかなと思いましたが、キッチンにあるものの基本的な英単語にとどまってます。
まとめ
おままごとを好きになり始めた我が子にとって、キッチンの英単語が出てきて覚えることができる、とてもいい本だと思いました。
大好きなトラも出てきますし、大好きなスイーツも出てくるので子どもにとっても読みやすい本です。
文章が短すぎず、長すぎず、簡単すぎないので2歳〜3歳くらいの言葉を喋り始めた時期にちょうどいい本だと思います。