英語の絵本「OPEN VERY CAREFULLY A Book with Bite」はどう?実際に読んだレビュー「総合評価 ★★★★★」まあまあ!
日本にいながらバイリンガルの子を育てたいと考え、その一環で日々英語の絵本(洋書)を読み聞かせしてます。
この記事では英語の絵本「OPEN VERY CAREFULLY A Book with Bite」の紹介と実際に読んだレビューします。
・乳幼児期の英語学習の為に子供に買ってあげたいけど、近くの書店では置いてないし、通販だと、質感、サイズ感、中身、英語のレベル感がよくわからないから悩んでいる。
・友達の出産祝いに何をあげればいいかネタがない・・・
こう言った方に参考になれば幸いです。
※本のサイズ感をお伝えする為に、iPhone6と比較しております。(iPhone6の寸法は14cm×7cm×0.7cm)
※ストーリーは知りたくない場合はストーリー解説部分を飛ばしてお読みください。
目次/Contents
この記事を読んでわかること
・OPEN VERY CAREFULLY A Book with Biteの評価
・作者、本のストーリー、英語の難易度とそのポイント
・実際に読んだ時の子供の様子
・この本のメリット、デメリット
・まとめ



この本の評価
総合評価
文章・内容の難しさ
絵の可愛さ
文章のボリューム
単語レベル
推奨年齢 :2歳〜6歳
重さ・サイズ:494.7g・縦約29.9cm✖️横約23.7cm✖️厚さ約1.0cm(画像のiPhone6のサイズは14cm×7cm×0.7cm)
本の質感:ハードカバーです。中の紙は画用紙のような手触りでコーティングはされてないですが、しっかりした紙です。
ページ数:29ページ
英文法のポイント : 現在形、未来形



作者、本のストーリー、英語の難易度とそのポイント
作者
Nicola O’Byrne / スイス
公式HP
Nicola O’Byrneさんの他の作品
Nicola O’Byrneさんはスイスで生まれて、パプアニューギニア、シンガポール、スコットランド、イングランドなど様々な国に住んでいた経験があります。彼女は5歳の時に土曜日の朝のテレビを禁止されてから絵を描き始めるようになりました。
本のストーリー
あるところにお母さんアヒルと3匹のかわいいアヒルの子ともう一人・・ちょっと待って!あれは何?(本にワニの尻尾の絵が書いてあります。)みにくいアヒルの子を読んであげたかったけど、この本にいるべきではない何かがいます。
(1枚の紙で体を隠したワニのイラストが描かれています)あれ?どこにいった?見続ける勇気がありますか?それならページをとてもとても注意してめくってね。それは・・・・・
ワニです!あなたの指を噛んだり、鼻を引っ掻いたりするかもしれません!下がってて!
気をつけて!ワニが動きました。そして文字を食べています。ワニは文章を食べ尽くしてしました。
本を左右に揺らしてみましょう。見て、ワニが居眠りしています。
ああ!赤ちゃんのように眠っています。クレヨンでワニを描いてみましょう。(ワニにクレヨンでチュチュとバレー靴を描きました)もう怖くないです。ワニは起きてしまいました。ワニはチュチュが好きではないようです。
気をつけて!ワニはこの本に飽き飽きしたようです。逃げていきます。
(ワニは本から飛び出そうとするイラストが描かれています)痛い!本の中から逃げるのは簡単ではありません。本を振ってみましょう。ワニが飛び出るかもしれません。
うまくいいませんが、ワニはページに穴をあげてムシャムシャ食べ始めました。
(ワニは絵本の外に穴から出ていくイラストが描かれています)さよならワニ!今度はどこにワニはやってくると思う?



英語の難易度




Watch out ! やLook!やHang on!などが使われていて、子どもが絵本を飽きずにみてくれるような言葉がたくさん詰まっています。
英語のポイント
The Ugly Duckling = みにくいアヒルの子
Hang on ! =ちょっと待って!
★「Hang on」の4つの意味と使い方は下記をご覧ください。
https://eigobu.jp/magazine/hang-on
Do you dare to keep looking? = あなたは見続ける勇気がありますか?
watch out! = 気をつけて!
gobble up = 食べ尽くす、飲み尽くす
from side to side = 左右に
rock= 揺れ動かす、動揺させる、振動する
nodding off = うたた寝、居眠り
make a run for it = 急いで逃げる
fall out = 落ちる、飛び出す
didn’t work = うまくいかない
munch = むしゃむしゃ食べる
nearly = ほとんど、ほぼ、大体
turn up = ひょっこりやってくる、姿を見せる



実際に読んだ時の子供の様子
Crocodileを何度も何度も発音して、覚えていました。Watch out!という言葉は普段の生活で道路を渡るときなどでも使うので、この本でも「watch out!」と読んだ時に、楽しそうに繰り返していました。
最後のページでワニが穴から出ていき、穴からワニの尻尾だけがみているのですが、背表紙にはワニの体はありません。子どもは背表紙をみて、ワニの姿がないことに笑っていました。(予想外だったことに笑っていました)
メリット
・読んでいて、抑揚があり、子どもも大人も楽しく読める本です。
・英単語も簡単すぎるわけではないので、新しい単語が学べます。
・ワニのイラストが怖い感じで描かれていますが、読み進めると全く怖くなく、可愛いです。
・本を揺らしたり、振ったりしてみようという書いてあるので、子どもも本を振ってみたり、揺らしてみることができるようになります。
デメリット
・終盤のページで本に穴があいているのですが、赤ちゃんに渡した場合、穴からビリビリに本を破られてしまう恐れがあります。
・最後のページと背表紙にワニがでていく穴は本にも実際に穴が開いています。手をつっこんだりして、穴が大きくなる可能性が高いです。
まとめ
読んでいて、とても楽しめた本です。子どもの集中力が途切れそうな時に、本を揺らしてみようとか振ってみようとか、子どもが楽しく本を読んでもらえるような仕掛けがあります。
見て!とか危ない!とかの表現を覚えることができます。子どもはびっくりすることとか、何かが隠れているとかの話が好きだなと思いますが、その好きなことがぎっしり詰まった本で、面白いのでオススメです。