英語の絵本「PETER’S CHAIR」はどう?実際に読んだレビュー評価 ★★★★良い!
日本にいながらバイリンガルの子を育てたいと考え、その一環で日々英語の絵本(洋書)を読み聞かせしてます。
この記事では英語の絵本「PETER’S CHAIR」の紹介と実際に読んだレビューします。
・乳幼児期の英語学習の為に子供に買ってあげたいけど、近くの書店では置いてないし、通販だと、質感、サイズ感、中身、英語のレベル感がよくわからないから悩んでいる。
・友達の出産祝いに何をあげればいいかネタがない・・・
こう言った方に参考になれば幸いです。
※本のサイズ感をお伝えする為に、iPhone6と比較しております。(iPhone6の寸法は14cm×7cm×0.7cm)
※ストーリーは知りたくない場合はストーリー解説部分を飛ばしてお読みください。



目次/Contents
「PETER’S CHAIR」の評価
総合評価
文章・内容の難しさ
絵の可愛さ
文章のボリューム
単語レベル
推奨年齢 :2歳〜6歳
重さ・サイズ:302.1g・縦約21cm✖️横約24cm✖️厚さ約1.0cm(画像のiPhone6のサイズは14cm×7cm×0.7cm)
本の質感:ハードカバーです。中の紙はコーティングされたしっかりとした紙です。
ページ数:33ページ
英文法のポイント : 過去形、as 〜 as he could



「PETER’S CHAIR」の作者
EZRA JACK KEATS / アメリカ
ウィキペディア
https://en.wikipedia.org/wiki/Ezra_Jack_Keats
EZRA JACK KEATSさんの他の作品
EZRA JACK KEATSさんはTHE SNOWY DAY でコールデコット賞を受賞しました。
「PETER’S CHAIR」のストーリー
この絵本は男の子のピーターと赤ちゃんの椅子のお話です。
ピーターはできるだけ高くて手を伸ばします。ブロックを高く積み上げて、完成しました。ガラガラ、崩れました。お母さんが「静かに遊びなさい」といいました。なぜなら赤ちゃんがいるからです。ピーターは妹のまだ赤ちゃんのスージーの部屋を覗きました。「僕のゆりかごがピンクに塗られている」と言いました。
お父さんがピーターを呼んで、妹の子供用の高い椅子を一緒に塗るのを手伝ってほしいといいました。「それは僕のいすだよ」とささやきました。ベビーベッドもピンクに塗り替えられています。あまり遠くないところにいすが置いてあり、その椅子はまだ塗り替えられていませんでした。
ピーターはその椅子を持って部屋に行き、買い物バックいっぱいにその椅子とおもちゃとクッキーとウィリー用のビスケットを詰めました。そして外へ出て、家のまえに椅子を置いて座ってみることにしました。だけどピーターはもう椅子よりも大きくなりすぎて座れません。お母さんが窓から顔を出して、「戻っておいで、昼食にいいものがあるよ」と言います。ピーターは聞いてないふりをしました。ピーターはいい考えが浮かびました。ピーターは家に帰るとカーテンの下に靴をおきました。お母さんが「悪戯っ子がカーテンに隠れているね」と笑って言いましたが、カーテンを開けると靴だけです。ピーターは違うところに隠れていました。ピーターは成長した椅子に座りました。そしてお父さんに「小さな椅子もピンクに塗ってあげよう」といいました。



「PETER’S CHAIR」の英語の難易度
難易度
英単語、文法共に簡単で、読みやすいです。
英語のポイント
whisper = ささやく、ひそひそ話をする
crib = (四方に柵のついた)ベビーベッド
mutter = つぶやく、ぶつぶついう
rascal = 悪戯っ子、わんぱく小僧
いたずらをするという英語の表現はたくさんあります。詳しくは下記をご覧ください。



実際に読んだ時の子供の様子
chairとtableを2歳半ごろから言い始めた娘ですが、まだ単語でしか話せません。Paint a chairなど動詞と一緒に覚えさせる為に、複数語で話しかけるようにしてます。
オススメしたい点
・2人目の赤ちゃんが生まれるというご家庭で上の子にむけて是非読んであげたい作品です。
・ピーターくんのシリーズの本はas 〜 as he could の表現がどの本も使われているので、何回も学べます。
・赤ちゃんが生まれて嫉妬する気持ちが最初にでてきますが、嫉妬する中にもピーターくんが成長する様子が微笑ましく、我が子に重ねてしまいそうです。
注意されたい点
・椅子に何か塗りたくなってしまうかもしれません。DIYをされるご家庭でしたら、何か椅子に塗らせてあげてもいいと思います。
まとめ
弟や妹ができて、嬉しく思う反面、自分が使っていたものが赤ちゃんのものになると嫉妬する気持ちがよく描けてます。
その時、ピーターは自分で自分が成長していることに気がつきましたが、私も親として、子どもがヤキモチ焼いた時には、上の子は成長しているという点で褒めてあげて、赤ちゃんのために自分も何かお手伝いできるように促したいと思いました。


