英語の絵本「MOVE!」はどう?実際に読んだレビュー評価 ★★★★良い!



日本にいながらバイリンガルの子を育てたいと考え、その一環で日々英語の絵本(洋書)を読み聞かせしてます。
この記事では英語の絵本「MOVE!」の紹介と実際に読んだレビューします。
以下のような方に参考になれば幸いです。
・乳幼児期の英語学習の為に子供に買ってあげたいけど、近くの書店では置いてないし、通販だと、質感、サイズ感、中身、英語のレベル感がよくわからないから悩んでいる。
・友達の出産祝いに何をあげればいいかネタがない・・・
※本のサイズ感をお伝えする為に、iPhone6と比較しております。(iPhone6の寸法は14cm×7cm×0.7cm)
※ストーリーは知りたくない場合はストーリー解説部分を飛ばしてお読みください。
目次/Contents
この記事を読んでわかること
「MOVE!」の評価
総合評価
文章・内容の難しさ
絵の可愛さ
文章のボリューム
単語レベル
推奨年齢 :0歳〜5歳
重さ・サイズ:434.5g・縦約23.6cm✖️横約28.6cm✖️厚さ約1.0cm(画像のiPhone6のサイズは14cm×7cm×0.7cm)
本の質感:ハードカバーです。中の紙はコーティングはされていてしっかりしています。
ページ数:31ページ
英文法のポイント : 現在形



「MOVE!」の作者
Robin Page / アメリカ
Robin Pageさんの他の作品
イラストを担当したSteve Jenkinsさんの父親は物理学者で忙しく、仕事の都合で引っ越すことも多く、友達ができにくかったSteve Jenkinsさんは本を読むことが多かったそうです。イラストを担当したRobinPageさんが奥様です。
「MOVE!」のストーリー
この本は動物が動く様子の動詞が学べる本です。
動物は色々な方法で動きます。
SWINGとWALKが大きな文字で絵本に書いてあります。
テナガザルはジャングルの木々を通り抜けます。もしくは後ろ足で歩きます。
レンカクは浮いている睡蓮の葉の上を歩きます.
diveという文字が大きく絵本に書いてあります。
それから魚を捕まえるために潜ります。
青い鯨は深く深く深く潜ります。
このようにイラストに主張したい動詞があり、その動きをする動物のイラストと一文が書いてあります。
この後でてくる動物はアルマジロ、ワニ、ヘビ、カマキリ、ミチバシリ(鳥)、うさぎ、クモ、北極グマ、ペンギンです。そして最後に動物はこのように色々な方法で動きます。あなたは?と聞かれておしまいになります。
最後のページにはでてきた動物の説明が書いてあり、動物図鑑のようになっています。



「MOVE!」の英語の難易度
難易度
文章は短く読みやすいです。イラストがあるので、英語の名前を知らなかった動物も理解できます。難しい単語は下記にまとめてありますのでご覧ください。
英語のポイント
gibbon = テナガザル、ギボン
swing through = 振り抜く、通り抜ける
jacana = レンカク
lily pad = 睡蓮の葉
stream = 小川、水路、細流
startle = びっくりさせる、どきっとさせる
leap = ぴょんと飛ぶ、飛び跳ねる
snag = 捕らえる
slither = ずるずる滑る、滑るように進む
rustle = かさかさ音を立てる
praying mantis = カマキリ
blade of grass = 草の葉
roadrunner = ミチバシリ(鳥)
prey = 捕食、餌
arctic hare = 北極圏のウサギ
tumble = 転げ回る、宙返りをする
impress = 感動させる
thread = 糸
waddle = よたよた歩く、ぎこちなく進む
colony = 共同体、集団



実際に読んだ時の子供の様子
最初にこの本を見せると表紙にかいてあるうさぎの絵を見て「rabbit」と言っていました。
その後、出てくる動物を発音して喜んでいました。私は動詞を覚えてもらおうと、動詞を何度も繰り返しましたが、なかなか難しいようです。
オススメしたい点
・動物の名前を英単語で言えるようになったら、次はその動物の動作も言えるようになって欲しいと思いますので、その時にこの本を使って教えるがとてもいいと思いました。
・アルファベッドも読めるようになってきたら、大きな文字で単語がかいてあるので、M-O-V-E、MOVEというように教えてあげることができ、単語を構成するアルファベット習得の練習にもなります。
・動物だけではなく、虫も出てくるので色々な単語を覚えることができます。
注意されたい点
・私はクモがあまり得意ではないのですが、そのクモが結構リアルなイラストで出てきます。
まとめ
2歳半の娘は、英単語を少しずつ言えるようになってきましたが、動詞を使った文章は難しいようです。例えばペンギンでも何か動詞と組み合わせて覚えさせたいと思っていた時にこの絵本に出会い、教えてあげたかったことが教えられそうなのでとてもいい本だと感じました。思いました。
動物とセットで動詞もたくさん覚えてもらいたいという方におすすめの本です。


