英語の絵本「HIPPOS ARE HUGE!」はどう?実際に読んだレビュー評価 ★★★★★おすすめ!



日本にいながらバイリンガルの子を育てたいと考え、その一環で日々英語の絵本(洋書)を読み聞かせしてます。
この記事では英語の絵本「HIPPOS ARE HUGE!」の紹介と実際に読んだレビューします。
以下のような方に参考になれば幸いです。
・乳幼児期の英語学習の為に子供に買ってあげたいけど、近くの書店では置いてないし、通販だと、質感、サイズ感、中身、英語のレベル感がよくわからないから悩んでいる。
・友達の出産祝いに何をあげればいいかネタがない・・・
※本のサイズ感をお伝えする為に、iPhone6と比較しております。(iPhone6の寸法は14cm×7cm×0.7cm)
※ストーリーは知りたくない場合はストーリー解説部分を飛ばしてお読みください。
目次/Contents
この記事を読んでわかること
「HIPPOS ARE HUGE!」の評価
総合評価
文章・内容の難しさ
絵の可愛さ
文章のボリューム
単語レベル
推奨年齢 :0歳〜6歳
重さ・サイズ:457.4g・縦約27.9cm✖️横約25.5cm✖️厚さ約1.0cm(画像のiPhone6のサイズは14cm×7cm×0.7cm)
本の質感:ハードカバーです。中の紙はコーティングされていてしっかりしています。
ページ数:29ページ
英文法のポイント : 現在形、as much as などの比較級



「HIPPOS ARE HUGE!」の作者
JONATHAN LONDON / アメリカ
ウィキペディア
https://en.wikipedia.org/wiki/Jonathan_London_(author)
JONATHAN LONDONさんの他の作品
JONATHAN LONDONさんの作品で有名な絵本は上記のカエルのシリーズです。
「HIPPOS ARE HUGE!」のストーリー
この本はカバの生態について詳しく教えてくるストーリーになっています。
カバはとても大きいです!ゾウを除いて、カバより大きい動物はいません。カバは50人の男の人と同じくらい重たいです。カバの口は大きいです。
気をつけて!カバのあくびは脅威です。離れて!アフリカで一番危険な動物はなんだと思いますか?ライオンですか?ワニですか?カバが一番危険と言ったら信じますか?カバはワニを巨大な鋭い牙で噛みつくことができます。そして早いです!カバはあまり泳ぎません。
みて!鼻を閉じて耳を頭に押し付けてカバは水に潜ります。そして後肢でキックして滑らかに進動きます。カバは鼻から水を吹き出し、勢いよく水面に出ます。カバは歩き回ったり、ワニを追いかけていないときはほとんどの時間耳と目と鼻を水にくっつけて休んで見ています。ショウジョウサギはカバの耳の虫をたべ、魚はカバの口の中の食べ物のカスを食べます。そこへ大きな騒音が起こります。雄牛と睨みあいになります。カバはお尻を向けて尻尾をバットのように振り、糞を撒き散らして、警告します。それがうまくいかないとカバは大きな牙をみせて大きな顎で攻撃します。そして雄牛が逃げるまでカバは鳴き声を上げて鼻を鳴らして見ます。
近くの苗床で赤ちゃんカバが遊んでいます。2匹の赤ちゃんは顎で綱引きをしています。この2匹はすぐに対になり、数ヶ月後赤ちゃんが生まれます。月が経過して雨が降って水かさが増すとカバは水の中に首を深くいれて立ちます。赤ちゃんが生まれました。赤ちゃんは息をするために頭を水面に出してバタバタして進みます。それからお乳を飲むために深く潜ります。数週間後、お母さんと赤ちゃんは泥の中で転げ回ります。彼らはなめたり、鼻を押し付けあいます。お母さんの隣にいると小さくみえますが、生後6ヶ月で500ポンドもの体重になります。カバはとても大きいです。
500ポンドは約226キログラムです。



「HIPPOS ARE HUGE!」の英語の難易度
難易度
カバのお話なので、簡単かと思いきや、知らない単語がたくさんでてきました。
英語のポイント
threat = 脅威
stay away = 離れて、近寄らないで
jaw = 顎
tusk = 牙
nostril = 鼻孔、小鼻
press against = ~に体を押し付ける、~を圧迫する
hind leg = 後肢
glide = 滑る、滑らかに動く
burst = 勢いよく出る
spout = ~を噴き出す、噴出する、ほとばしらせる
cattle egret = ショウジョウサギ
nip = ~をかむ、~にかみつく、~をつかむ
tidbit = 一口のおいしい食べ物
commotion = 騒音、騒動
erupt = 勃発する、起こる
bull = 雄牛
square off = 攻撃の構えをする、にらみ合う、けんか腰になる、身構える、攻勢をとる
rump = 尻
swat = ピシャリとたたく
dung = 糞、こやし
keep out = 入らせない
splat = ピシャ、ペチャ、パシャ
honk = 警笛の音、ガンの鳴き声
snort = 鼻を鳴らす
defeat = 負かす、倒す、破る、打倒する、打ち倒す
limp = のろのろ進む、難儀する
nursery = 苗床、保育園
tag of war = 綱引き
mate = 交尾する、ついになる
paddle = 〔水の中を〕手足をバタバタさせて進む
nudge = 近づく、近寄る、接近す
teat = 《動物》〔雌の〕乳首
wallow = 転げ回る、もがく、溺れる
nuzzle = 鼻を押しつける



実際に読んだ時の子供の様子
本を見せると、何この動物?という感じでみていたのですが、「HIPPO」とおしえてあげると「HIPPO」「HIPPO」と楽しそうに繰り返していました。赤ちゃんが出てくるところは「Baby Hippo」と言っていました。
オススメしたい点
・カバについて詳しいことを知ることができます。
・子どもだけでなく大人もなんとなく知っていたカバの知識をより深く知ることができます。
・同じシリーズでの絵本が出ているので、揃えると本棚がスッキリするので良いと思います。
注意されたい点
・この本を読む前に自分でカバの知識を深めておくとより、英単語もわかりやすく読めると思います。
https://ja.wikipedia.org/wiki/カバ
・mate という単語が出てくるのですが、交尾して赤ちゃんができるという話の流れの部分があります。お子様にどういうことか聞かれるかもしれません。
まとめ
動物がでてくる本はたくさんありますが、この絵本のようにしっかりと説明してくれている本は少ないと思います。色々な動物のシリーズがあったらいいのにと思いました。
カバについて深く知りたいという人はなかなかいないと思いますが、図鑑でカバを説明するよりも深く子どもに教えてあげることができます。
私は動物がとてもすきというわけではないですが、カバや動物の英単語について詳しく知ることができた点がとてもいいなと思いみんなにお勧めしたい絵本です。また、動物好きな子への絵本のプレゼントとしてもおすすめです。


