英語の絵本「the BEAR’S SEA ESCAPE」はどう?実際に読んだレビュー評価 ★★★★良い!



※本のサイズ感をお伝えする為に、iPhone6と比較しております。(iPhone6の寸法は14cm×7cm×0.7cm)
日本にいながらバイリンガルの子を育てたいと考え、その一環で日々英語の絵本(洋書)を読み聞かせしてます。
この記事では英語の絵本「the BEAR’S SEA ESCAPE」の紹介と実際に読んだレビューします。
以下のような方に参考になれば幸いです。
・乳幼児期の英語学習の為に子供に買ってあげたいけど、近くの書店では置いてないし、通販だと、質感、サイズ感、中身、英語のレベル感がよくわからないから悩んでいる。
・友達の出産祝いに何をあげればいいかネタがない・・・
※絵本のストーリーに関する解説もありますので、必要に応じて飛ばしてお読みください。
目次/Contents
この記事を読んでわかること
「the BEAR’S SEA ESCAPE」の評価
総合評価
文章・内容の難しさ
絵の可愛さ
文章のボリューム
単語レベル
推奨年齢 :2歳〜7歳
重さ・サイズ:569.8g・縦約30.7cm✖️横約24.2cm✖️厚さ約1.1cm(画像のiPhone6のサイズは14cm×7cm×0.7cm)
本の質感:ハードカバーです。中の紙は画用紙のような手触りでコーティングはされてないのですが厚めの紙です。
ページ数:25ページ
英文法のポイント : 現在形



「the BEAR’S SEA ESCAPE」の作者
Benjamin Chaud / フランス
紹介
https://www.debbiebiboagency.com/benjamin-chaud
Benjamin Chaudさんの他の作品
Benjamin Chaudさんはフランスではよく知られて、愛されている絵本作家です。
「the BEAR’S SEA ESCAPE」のストーリー
この絵本はこぐまとお父さんぐまが冬眠のための居心地の良い場所を探すお話です。
雪が降って積もったオペラ劇場の屋根の上でこぐまとお父さんぐまが「ここではながい昼寝ができないね」といいます。2匹は煙突やスロープを伝いながら暖かく眠れる場所を探していました。2匹は建物の中に入るとたくさんのクマの居心地のよさそうなすみか(デパートの一角でクマのぬいぐるみがたくさんある場所)を場所をみつけ「冬眠するのにここは最高の場所だね」と言って、眠りはじめました。
ですが、2匹が寝ているところに少年がやってきて、こぐまを連れて行ってしまいました。眠っていたお父さんぐまはこぐまがいないと気づき、スクーターに乗って探しにいきます。一方、こぐまは駅にいてこぐまを連れ去った少年はこぐまがぬいぐるみではなく、本物だと気付きました。お父さんぐまはこぐまが電車に乗った時にちょうど駅に着きました。お父さんぐまは車掌車にくっついて、この電車はどこにいくのだろうと思いました。
それは港でした!港に大きな客船が止まっていて、人もいっぱいでみんなワクワクしています。お父さんくまは船に乗せるコンテナにつかまり、クレーンで船に乗船します。下には船に乗り込むはしごから船に乗ろうとしているこぐまが見えましたが、こぐまは上で飛んでいるお父さんぐまに気づいていません。大きな客船ではお父さんぐまはこぐまを見つけることができません。こぐまはどこに隠れているのでしょうか?もしかしたらこぐまは海の中かもしません。お父さんぐまは潜って魚に聞きます。海の中にはいないようです。
岸にあがるとお父さんぐまはこぐまを見つけられると確信しました。ですが、ビーチは多くの人で賑わっていました。お父さんぐまは前方にジャングルを見つけました。こぐまは木の間の快適な場所をみつけたのかもしれません。迷路のような階段と木がありました。お父さんぐまは曲がりくねった道を登り、音楽の音がなる方へむかいました。お父さんぐまはダンスの流れに入ってしまいました。お父さんぐまは他の人の足をふまないようにこぐまを探しました。この熱中する仮面舞踏会の中にどこにこぐまを探すことできるのでしょうか。
夕食のテーブルの上でこぐまはお父さんが好きだと思うメロディーでラッパを吹いていました。そしてお父さんぐまはこぐまを見つけました。ビーチで大きな火をたきみんなで囲んで踊っている側でお父さんぐまは島の良い香りの間で落ち着いて眠りにつきます。そしてこぐまに「一緒に寝ないの?」といいました。「もう1曲だけ!」とこぐまがいいました。「私はお父さんのために2匹の海のそばの冬眠の子守唄を作曲しました。」



「the BEAR’S SEA ESCAPE」の英語の難易度
難易度
イラストがウォーリーを探せみたいにいっぱい人が描かれていてその中にこぐまとお父さんぐまがいます。1ページ目くるごとに見開きのページでイラストが描かれているので、探すのが楽しかったです。
英語のポイント
atop = 頂上に、上に
snuffle = 鼻をふんふん言わせる、鼻声で話す
snout = 〔豚などの〕突き出た鼻
grumble = ゴロゴロ鳴る、うなる、不平をいう、ぶつぶつ言う、ぼやく
take a long nap = 長い昼寝をする
rafter = 屋根の垂木
dozing = まどろんでいる、うとうとしている
den = 巣(穴)、ねぐら、すみか
hibernate = 〔動物が〕冬眠する、冬ごもりする
cuddle = 〔優しく〕抱き締める、寄り添う
slumber = 〈文〉眠る、寝ている
adopt = 〔複数の選択肢から〕~を選ぶ[採用する・導入する]
drowsy = 眠い、眠気を誘う、うとうとして
depart = 〔通例旅行に〕出発する、旅立つ
whizz = ヒューと鳴る、ブーンという、風を切って飛ぶ、ビューッと走る、ビュー[ピュー]と飛ぶ、うなりを立てる、ピューピュー音を立てる
meanwhile = それと同時に、その一方で
cling = くっつく、くっついて離れない、まつわりつく、しがみつく
caboose = 車掌車
no time to loose = ぐずぐずしてる暇はない
https://www.windsorbusinessclub.com/blog/business-no-time-to-lose
scrambling = ゴチャゴチャした、混乱した
scamper = 急いで走る、動く
with a little help = のおかげで、(人)に若干助けられて、多少の援助を受けて
liner = 定期船、定期便
perhaps = もしかしたら、ひょっとして、たぶん
once on shore = 岸にあがると
certain to do = 〔人が〕必ず[きっと]~する
certain = 〔人が〕~を確信している、~に疑いを持たない
hustle = ハッスルする、張り切る、頑張る
hubbub = 騒ぎ、騒動
ahead = 前方に、前途に、これから先に
nestled = 快適な場所に落ち着く
maze = 〔迷路のように〕複雑で理解しにくいもの、迷路
lurk = 待ち伏せする、隠れて待つ、コソコソ動く、人目を避けて行動する、隠れ家(豪語)
winding = 曲がりくねった
sweep 〜into・・・ = 〜を・・・に運び去る、おしやる
amid = 〜に囲まれて、〜の真ん中に
masquerade = 仮装パーティー、仮面舞踏会
madness = 狂気、熱中
swaying = 揺れ動く、フラフラする
palm = ヤシ
bonfire = 大かがり火、野外での大きな火、たき火
settle in = 落ち着く
plead = 〔~を〕嘆願する
lullaby = 子守唄
辞書(アルク): https://eow.alc.co.jp/search?q=a



実際に読んだ時の子供の様子
大きな絵本なのでめくりやすかったのか、絵本をめくることを楽しんでいました。
I SPYゲームのように、こぐまとお父さんぐまを探しながら本を読みました。数ページしたらくまをさがすのに飽きてしまいました。
I SPY ゲームに関しては下記をご覧ください。
オススメしたい点
・イラストがウォーリーを探せみたいにいっぱい人が描かれていてクマを探すのが楽しいです。
・簡単なストーリーですが、読み応えたっぷりの知らない単語が出てきますので、単語の力をつけるにはとてもいい絵本です。
・イラストがメインで、文章は下の方に小さく3行くらいあります。
注意されたい点
・他の本より縦に長いため、本棚に高さが足りず入らないということが起こるかもしれません。私は本棚に本がきれいに並んでいる方が好きなので、本の長さがもう少し短かったらいいのにと思いました。
まとめ
ウォーリーを探せのような、I SPYの本のような役割をしてくれます。こぐまやお父さんぐまを探すだけではなく、猿やペンギンやカモメなどこどもと一緒に探してみても楽しいと思います。


