英語の絵本「Tiptoe Tapirs」はどう?実際に読んだレビュー評価 ★★★★★おすすめ!



※本のサイズ感をお伝えする為に、iPhone6と比較しております。(iPhone6の寸法は14cm×7cm×0.7cm)
日本にいながらバイリンガルの子を育てたいと考え、おうち英語に取り組んでます。その一環で日々英語の絵本(洋書)を読み聞かせしてます。
この記事では英語の絵本「Tiptoe Tapirs」の紹介と実際に読んだレビューします。
以下のような方に参考になれば幸いです。
・乳幼児期の英語学習の為に子供に買ってあげたいけど、近くの書店では置いてないし、通販だと、質感、サイズ感、中身、英語のレベル感がよくわからないから悩んでいる。
・友達の出産祝いに何をあげればいいかネタがない・・・
※絵本のストーリーに関する解説もありますので、必要に応じて飛ばしてお読みください。
目次/Contents
この記事を読んでわかること
「Tiptoe Tapirs」の評価
総合評価
文章・内容の難しさ
絵の可愛さ
文章のボリューム
単語レベル
推奨年齢 :1歳〜5歳
重さ・サイズ:329.7g・縦約21cm✖️横約26cm✖️厚さ約1.0cm(画像のiPhone6のサイズは14cm×7cm×0.7cm)
本の質感:ハードカバーです。中の紙は画用紙のような手触りでコーティングはされてないので、破けやすそうです。
ページ数:35ページ
英文法のポイント : 過去形



「Tiptoe Tapirs」の作者
HANMIN KIM / 韓国
ウィキペディア
HANMIN KIMさんはスリランカやコロンボ、ペルー、ポルトガルに住んでいた経験があり、語学が堪能です。作家であり、グラフィック小説家です。
「Tiptoe Tapirs」のストーリー
この絵本はあるジャングルで昔に起こったバクの親子とレオパードのお話です。
ジャングルは平和に見えますが、実際はゾウもサイもサイチョウも猿もみんな他の動物より大きな声を出そうとしていて、とてもうるさい場所でした。しかし、バクの親子は違いました。バクの親子は爪先で静かにあるくため、誰も2匹が通り過ぎたのにも気付きませんでした。バクの親子は誰の邪魔もしたくありませんでした。お花やありを踏まないように爪先で歩きます。2匹の親子は木の下の最も静かな場所に住んでいました。
小さいバクの3歳の誕生日に泥のケーキを食べたいと言い、巨大な水たまりに向かいました。滝を越え、小川に沿って、静かに誰にも気づかれずに歩いていきました。巨大な水溜りに着くとヤマアラシのカップルがいましたが、泥はいっぱいあります。
すると、うなり声が聞こえました。レオパードが現れ、攻撃してきます。バクの親子は逃げました。レオパードは大きな足音で追いかけ、バクは静かな足音で逃げます。だけどレオパードは早く、もう少しで噛み付かれそうになった時にバンバンバン!と銃声が聞こえました。ハンターの銃の音でした。レオパードは怖がり、手で目を隠してうずくまります。
彼は怖がって逃げることもできません。バクの親子はレオパードに「私たちが助けられます」といって、バグの親子とレオパードは静かにそっと爪先で歩きました。そして、ハンターから逃げ切ることができました。レオパードはこの経験から静かに動くことができるようになりました。この話がジャングル中に広がり、他の動物たちはみんなより静かにするように競争しました。そしてハンターはこのジョングルにはもう動物がいないと思い、二度とくることはなくなりました。



「Tiptoe Tapirs」の英語の難易度
難易度
英単語、文法共に簡単で、読みやすいです。
英語のポイント
took place = 〔災害・事故などが偶然に〕起こる
hornbill = サイチョウ
ape = 類人猿
tapir = バク
tiptoe = 〔静かに〕つま先で歩く
disturb = 〔忙しい人の〕邪魔をする、気をそらす
puddle = 水たまり
stream = 小川
set out = 〔旅・仕事に〕出発する[出掛ける]
porcupine = ヤマアラシ
growl = 〔動物が敵に〕うなる
crouch = うずくまる、しゃがむ、かがむ
hind leg = 後肢
前足、前肢はforefootです。
paw = 〔動物の爪のある〕足、手
paralyzed = まひした、〈米俗〉泥酔した



実際に読んだ時の子供の様子
家でバタバタあるく子どもに「tiptoe! 」といって、静かに歩きなさいと毎日のように言っているので、tiptoeはわかるようで、この本をみせると笑っていました。
オススメしたい点
・tiptoeは泥棒が家に抜き足差し足で入る様子でも使います。
・ストーリーがとても面白く、ハンターがこなくなったという落ちまで素晴らしい作品だと思います。
・ふふふと最後になんとなく笑ってしまう絵本です。
注意されたい点
・イラストはとてもかわいいというイラストというよりはグラフィックデザイナーが書いたと言われて納得するようなイラストです。
まとめ
全体的に読みやすく、ストーリーもわかりやすく、そしておもしろい素晴らしい絵本だと思います。この絵本の作者の本をもっと読みたいと思いました。
どの年齢の子も楽しめる作品ですので、プレゼントにもお勧めです。


