英語の絵本「THE ANIMAL’S SANTA」はどう?実際に読んだレビュー評価 ★★★★★おすすめ!

※本のサイズ感をお伝えする為に、iPhone6と比較しております。(iPhone6の寸法は14cm×7cm×0.7cm)

日本にいながらバイリンガルの子を育てたいと考え、おうち英語に取り組んでます。その一環で日々英語の絵本(洋書)を読み聞かせしてます。

この記事では英語の絵本「THE ANIMAL’S SANTA」の紹介と実際に読んだレビューします。

以下のような方に参考になれば幸いです。

・乳幼児期の英語学習の為に子供に買ってあげたいけど、近くの書店では置いてないし、通販だと、質感、サイズ感、中身、英語のレベル感がよくわからないから悩んでいる。
・友達の出産祝いに何をあげればいいかネタがない・・・

※絵本のストーリーに関する解説もありますので、必要に応じて飛ばしてお読みください。

目次/Contents

この記事を読んでわかること

「THE ANIMAL’S SANTA」の評価

総合評価

文章・内容の難しさ

絵の可愛さ

文章のボリューム

単語レベル

推奨年齢 :3歳〜8歳

重さ・サイズ:550.8g・縦約24.2cm✖️横約30cm✖️厚さ約1.0cm(画像のiPhone6のサイズは14cm×7cm×0.7cm)

本の質感:ハードカバーです。中の紙はコーティングされいてしっかりしています。

ページ数:31ページ

英文法のポイント : 過去形

「THE ANIMAL’S SANTA」の作者

JAN BRETT / アメリカ

ウィキペディア  

https://en.wikipedia.org/wiki/Jan_Brett

JAN BRETTさんの他の作品

JAN BRETTさんの作品はスカンジナビアからアフリカまで様々な文化や動物を絵本で表現しています。

「THE ANIMAL’S SANTA」のストーリー

この絵本は動物たちに毎年プレゼントをくれるサンタさんが誰なのかという話です。

※主人公はふたりの兄弟うさぎで弟のLittle Snow(こゆきくん)と兄のBig Snowshoe(スノーシュー)です。

今日はこゆきくんの初めてのクリスマスイブです。お兄ちゃんは弟に「動物のサンタが来るよ」と言いました。「それは誰?」とこゆきくんが聞くと「誰も見たことがないからわからない」とスノーシューは答え、他の動物もうなづきました。動物たちはサンタからプレゼントをもらったことがあります。スノーシューは去年起きたらまくらもとにハート型の石が置いてありました。ヤマアラシは小さなベルが置いてありました。双子のカラスはパズルが木にかけてありました。リスは袋いっぱいのどんぐりを見つけました。キツネはブラシが置いてありましたと言いました。「誰か足跡を見た人はいないの?みんな私をだましてるんじゃないの?」とこゆきくんが聞くと「違うよ」とスノーシューは言いました。サンタは誰かわからないけど、クリスマスにきてくれると信じています。

動物たちはサンタがそれぞれ何かを言い合います。カラスは北極グマ、ヤマアラシはムース、キツネはオオカミかもしれないと言いました。こゆきくんは「サンタなんていないよ」と言いました。そして足をどんどん打つと小川にはった氷が粉々に割れてしまいました。その音がチャリンチャリンという音でスノーシューはクリスマスの音のようだと思いました。

そしてうさぎの家族は家に帰り夜になると心地よく寝そべりました。「今夜動物のサンタを見るでしょう。」とスノーシューはささやきました。こゆきくんが寝始めるとスノーシューはいい考えが浮かびました。そして小川にいき、割れた氷を拾って、家のまわりの枝にくくりつけました。真夜中にスノーシューの鐘の音がなりました。うさぎの家族と他の動物たちも起き上がり、サンタがきたのかなと思いました。

ですが、誰の姿も足跡もありませんでした。するとまるで月から落ちてきたようにツメクサの束が足元に落ちてきました、他の動物たちの足元にも空からプレゼントが降ってきました。何が白い形のものが静かに飛んでいました。こゆきくんは「ただの鳥だよ」と言いましたが、その鳥が聞いていたかのように戻ってきて、言いました。「メリークリスマス」それは白いふくろうで、ふくろうはカゴいっぱいにプレゼントを持っていました。そしてこゆきくんはふくろうに手を振り、「本当に本当に動物サンタはいるとわかったよ」と言いました。

「THE ANIMAL’S SANTA」の英語の難易度

難易度

イラストの助けもあり、単語がわからなくてもストーリーは理解できます。

英語のポイント

chim in = 相づちを打つ、同意する

raven = カラス

カラスはcrowの他にravenとも言います。その違いに関しては下記をご覧ください。

plump = 肉付きの良い、太り気味の、ぽっちゃりした[型の]、丸々とした、膨らんだ

acorn = どんぐり

sack =〔粗い布製の〕ずだ袋

chatter = くだらないことを(ペチャクチャ)しゃべる、けたたましく鳴く、さえずる、ガタガタ[ガチガチ・サラサラ]と音を立てる

arctic = 厳寒の

track = 〔人・動物・車などの通った〕跡、足跡、わだち

badger = アナグマ

blizzard = 猛吹雪、暴風雪

caw = (カラスの)カーという声

thump = ゴツン[ドシン]と打つ人[物]

shatter = ~を打ち砕く、粉々に割る、壊滅させる、粉々にする、粉砕する、台無しにする

starburst = 星形

slid across = 〜を滑る

jingle-jangle = 金属が触れ合う〕チャリンチャリン[リンリン・ジャラジャラ]という音

snuggle down = 心地よく寝そべる

lacy = レースのような

chime = 鐘の音、チャイム

strand = より糸

hedge = 生け垣、垣根、防御(物)、押さえ、保険

pull up = 引き出す、引っ張り上げる

silvery = 銀鈴を鳴らすような

note = 音符

bundle = 束、小包、塊、一団、一括、一つにまとめた物

clover = クローバー、ツメクサ

shrug = 肩をすくめる

実際に読んだ時の子供の様子

うさぎが大好きな私の子どもは表紙をみるなり「Rabbit」といって大興奮でした。クリスマスにサンタさんからプレゼントが届いたところは理解していないようで、でてくる名前や「snow」を発音して楽しんでました。

オススメしたい点

・クリスマスに読みたい絵本の一つです。イラストがとても可愛くて素敵で、本の枠のイラストもとてもクリスマスらしいデザインになっています。

・子どもがサンタさんを覚えてたくらいに読んであげるとサンタはふくろうと思ってくれるかもしれません。

注意されたい点

・各家庭で、「サンタさん」をどうするのかはそれぞれ考え方が違うと思います。ベッドにプレゼントを置いたことがない家庭もあると思います。子どもが期待しずぎないよう、サンタがこない家ならふくろうのサンタも他のサンタも自分の家には来ないことを伝えてあげると良いと思います。

まとめ

クリスマスは特別何かをするわけじゃなくてもワクワクするような気持ちにさせてくれるので大好きです。

まだ2歳でクリスマスのことは深く理解していませんが、絵本を通してクリスマスを伝えていきたいと思っています。

クリスマスプレゼントに英語の本を贈りたいと思っている方にもおすすめしたい一冊です。

友だち追加