英語の絵本「One of Each」はどう?実際に読んだレビュー評価 ★★★まあまあ!

※本のサイズ感をお伝えする為に、iPhone6と比較しております。(iPhone6の寸法は14cm×7cm×0.7cm)

日本にいながらバイリンガルの子を育てたいと考え、おうち英語に取り組んでます。その一環で日々英語の絵本(洋書)を読み聞かせしてます。

この記事では英語の絵本「One of Each」の紹介と実際に読んだレビューします。

以下のような方に参考になれば幸いです。

・乳幼児期の英語学習の為に子供に買ってあげたいけど、近くの書店では置いてないし、通販だと、質感、サイズ感、中身、英語のレベル感がよくわからないから悩んでいる。
・友達の出産祝いに何をあげればいいかネタがない・・・

※絵本のストーリーに関する解説もありますので、必要に応じて飛ばしてお読みください。

目次/Contents

この記事を読んでわかること

「One of Each」の評価

総合評価

文章・内容の難しさ

絵の可愛さ

文章のボリューム

単語レベル

推奨年齢 :3歳〜7歳

重さ・サイズ:469.1g・縦約26cm✖️横約26.2cm✖️厚さ約1.1cm(画像のiPhone6のサイズは14cm×7cm×0.7cm)

本の質感:ハードカバーです。中の紙はコーティングされていてしっかりしています。

ページ数:31ページ

英文法のポイント : 過去形

「One of Each」の作者

Mary Ann Hoberman / アメリカ

公式HP

https://www.maryannhoberman.com

ウィキペディア  

https://en.wikipedia.org/wiki/Mary_Ann_Hoberman

Mary Ann Hobermanさんの他の作品

Mary Ann HobermanさんはOne of Eachでコールデコット賞を受賞しています。

「One of Each」のストーリー

この本はすべて1つが良いと思っていた犬のオリバートリバーが人に出会って2つの方がいいということに気が付くお話です。

オリバートリバーは一人で古い家に住んでいました。窓もドアもテーブルもいすも階段も一人ようです。1人用の小さいベッドには一つのベッド、まくら、ブランケット、湯タンボもすべて一つです。食器棚はすべて一つです。食器棚にある果物もすべて一つ、時計も暖炉も、一つの本棚には一つの本です。すべてが一つずつでオリバーはとても幸せな気分になります。そして、誰かが自分の隣にいて、一つずつを見たらどんなにいいだろうと思います。

そしてオリバーは一つのシャツとズポンとベストとネクタイを着て帽子をかぶって町に行きます。最初にあった人に家に招待しようと決めます。歩き始めるとすぐに素敵な人に会いました。彼女はペゴティといいました。オリバーはペゴティに家の中のすべて一つずつのものを彼女に見せました。オリバーがみせるとペゴティは「ひつとだけ、たった一つ、ただ一つ、一つずつ?」と繰り返しました。「オリバーはすべてのものが完璧なのになんでもっとと悩む必要があるの?」と聞きました。するとペゴティは「全部あなたのものだけ。私のものは?椅子もお皿もなしも一つだけ、なんて寂しいの。お客さんはあなたの家に合わない。すべて一つだけ。だからあなたを一人にさせてあげる」といい、帰ってしまいました。

オリバーは部屋を見回し、確かにペゴティの言う通り、2人はこの家は合わないと思いました。彼はもう一つがなければ友達もできないことに気づき、急いでお店にいって、もう一つを買い足しました。そして家に帰り、セットすると友達にふさわしい家になりました。そしてペゴティさんに電話してお茶に招待しました。オリバーは1人よりも2人がもっといいと知りました。それから少しずつ友達がくるようになりました。そして食器棚の果物を切って友達とたべることが一番だと思いました。

「One of Each」の英語の難易度

難易度

英単語、文法共に簡単で、読みやすいです。

英語のポイント

tumbledown = (古くなって)崩れかけた、崩壊しそうな

cupboard = 食器棚

one of each = 一つずつ

nice looking = 魅力的な

plain = 〔観察・検査などが〕単純な

bother = 悩ます、悩ませる、困らせる、困惑させる、ろうばいさせる

dreary = (場所・人生などが)わびしい

friendly = 〔態度や言葉などが〕友達にふさわしい、信頼できる

実際に読んだ時の子供の様子

イラストが私にはとてもすてきなのですが、いつもならDOGやCATと大喜びなのですが娘には犬に見えないようでイラストをみてもあまり興味を示してくれませんでした。1つずつより2つがいいということを理解はできないようでした。

オススメしたい点

・みんなでたべたらおいしいねというシェアするという気持ちが芽生えたら読んであげたい本です。

・ストーリーが理解できなくても、家の中の英単語がたくさんでてきますので、子どもに家の中のものの名前を覚えてもらうのにもいい絵本だと思いました。

注意されたい点

・一つだけが素晴らしいと思うという気持ちはあまりよくわからないと思いました。

まとめ

かわいいイラストで本のストーリーはシンプルでわかりやすく、イラストも感情もよく表されていて読みやすい本でした。一つだけとか自分だけのものがいいとかという子供に読んであげたいなと思いました。一つよりも二つがいいね。みんなでシェアしたいという気持ちが芽生えるときに読んであげたい本だと思います。カラフルなので、低年齢の子も理解しなくてもみせてあげてもいいと思いましたのでギフトにもいいと思います。

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