英語の絵本「The Christmas Bird」はどう?実際に読んだレビュー評価 ★★★まあまあ!

日本にいながらバイリンガルの子を育てたいと考え、おうち英語に取り組んでます。その一環で日々英語の絵本(洋書)を読み聞かせしてます。

この記事では英語の絵本「The Christmas Bird」の紹介と実際に読んだレビューします。

以下のような方に参考になれば幸いです。

・乳幼児期の英語学習の為に子供に買ってあげたいけど、近くの書店では置いてないし、通販だと、質感、サイズ感、中身、英語のレベル感がよくわからないから悩んでいる。
・友達の出産祝いに何をあげればいいかネタがない・・・

※絵本のストーリーに関する解説もありますので、必要に応じて飛ばしてお読みください。

※本のサイズ感をお伝えする為に、iPhone6と比較しております。(iPhone6の寸法は14cm×7cm×0.7cm)

目次/Contents

この記事を読んでわかること

「The Christmas Bird」の評価

総合評価

文章・内容の難しさ

絵の可愛さ

文章のボリューム

単語レベル

推奨年齢 :3歳〜8歳

重さ・サイズ:359.3g・縦約29.3cm✖️横約22cm✖️厚さ約1.0cm(画像のiPhone6のサイズは14cm×7cm×0.7cm)

本の質感:ハードカバーです。中の紙はコーティングされていてしっかりしています。

ページ数:32ページ

英文法のポイント : 過去形、現在形

「The Christmas Bird」の作者

Bernadette Watts / イギリス

https://www.bookdepository.com/author/Bernadette-Watts

https://www.simonandschuster.com/authors/Bernadette-Watts/2130382032

Bernadette Wattsさんの他の作品

「The Christmas Bird」のストーリー

この絵本はカチャ(主人公の女の子)が赤ちゃんの王様にプレゼントを持っていく話です。

ある寒い雪の日の夜、カチャはお母さんのお手伝いをしながら今日会った奇妙な人の話をしました。「今朝卵をとっているときにドアでとても疲れている男の人と女の人をみたの。」というとお父さんが「宿主が2人のことを話してくれたことがあるよ。彼らは宿に部屋がないけど馬小屋にとまらせてあげてるんだよ。」といいました。

カチャがベッドに入ると家の外から音がしました。カチャが窓から下をみると羊飼いたちがいました。羊飼いたちは天使がうまれてくる王様のところへ案内してくれる」といいました。カチャは遠くの方に見たこともない光る星を見ました。そして「私もあかちゃんの王様にあってプレゼントを渡したい」といいました。

カチャは目覚めると猫に「あかちゃんの王様のところにいってくる。だけど何をあげれるかな。」といいました。そして木の口笛をふく鳥をあげることにしました。そしてお母さんに自分と赤ちゃんの両親のためのパンをもらい、暖かいブーツを履いて、猫とプレゼントの鳥をもって外にでました。だけど猫は家に戻ってしまいました。カチャが歩いていくとお腹がすいたトナカイに出会いました。カチャはパンを少しわけてあげました。すると動物たちが集まってきて、パンをあげたら無くなってしまいました。

すこしやましい気持ちになりましたが、鳥のプレゼントがあるから大丈夫だと思いました。雪がだんだん深くなり、カチャの足も手もヒリヒリしてきました。そして鳥を落としてしまいました。カチャは泣いて、雪を掘りました。そして鳥を見つけけることができましたが、口笛がならなくなってしまいました。「何もあげるものがなくなってしまった」といい、家に戻りました。

そのとき、馬小屋から彼女のいるところまで光が道のようになっているのを見ました。鳥をしっかりつかんで急勾配な道を進むと馬小屋のドアにつきました。中に入ると男の人と女の人が優しく微笑み、手には赤ちゃんを抱えていました。カチャはひざを曲げて赤ちゃんに壊れたプレゼントを渡しました。赤ちゃんが木の鳥を手で覆い隠し、また手を広げると美しい歌を口ずさむ本物の鳥が現れました。

カチャが馬小屋をでると鳥は彼女が家に帰るまでずっとついてきました。そして喜びに包まれた一日になりました。

「The Christmas Bird」の英語の難易度

難易度

繰り返し同じような単語をつかっているので一度単語の意味さえ確認すれば難しくないと思います。

英語のポイント

Katya = キャティヤ; カスィア; カーチャ; カチャ; カティア

innkeeper = 宿主の主人

inn = 宿屋、旅館

stable = 馬小屋、家畜小屋

shepherds = 羊飼い

distant= 遠くに

drift off = 起きている状態から寝ている状態へ変化する

slope = 傾斜する、坂になる

trudge = てくてく歩く

sharply = 鋭く、厳しく、荒々しく、とげとげしく

crumb = パンくず、かけら

tingle = ひりひりする、ぞくぞくする

steep = 急勾配(こうばい)の、険しい、法外な、ひどい、途方もなく高い、大げさな、仰々しい、むちゃな、急な、激しい

clutching = ぐいとつかむ、しっかり握る

knelt = kneel の過去、過去分詞形=ひざを曲げる、ひざまずく

実際に読んだ時の子供の様子

お話の内容は理解できておりませんしたが、「雪道をてくてくあるく」や「馬小屋」と「あかちゃん」に絞って話を簡単にして読みました。

オススメしたい点

・馬小屋で赤ちゃんが生まれて、赤ちゃんに不思議な力があるというのはキリスト教の話に近いのでキリスト教に触れることができる本だと思います。

・赤ずきんちゃんやシンデレラなどの童話の中の1冊として読みたい本です。

注意されたい点

・こんなに雪の積もった日に一人で外にでるのは心配と思ってしまいました。

まとめ

色々な童話がある中でこの話は今まで聞いたことがないお話で、私は初めて読みました。表紙ではキリスト教のお話とはわからなかったですが、馬小屋や赤ちゃんのキーワードから私がキリスト教のお話っぽいと感じました。

童話はとても長い本もありますが、この絵本は読みやすくて文章もそこまで長くないですので、そろそろ童話を読ませてもいいかなと思うくらいになったら読んであげたい1冊です。

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