英語の絵本「CATS LOVE CHRISTMAS TOO」はどう?実際に読んだレビュー評価 ★★★まあまあ!


日本にいながらバイリンガルの子を育てたいと考え、おうち英語に取り組んでます。その一環で日々英語の絵本(洋書)を読み聞かせしてます。
この記事では英語の絵本「CATS LOVE CHRISTMAS TOO」の紹介と実際に読んだレビューします。
以下のような方に参考になれば幸いです。
・乳幼児期の英語学習の為に子供に買ってあげたいけど、近くの書店では置いてないし、通販だと、質感、サイズ感、中身、英語のレベル感がよくわからないから悩んでいる。
・友達の出産祝いに何をあげればいいかネタがない・・・
※絵本のストーリーに関する解説もありますので、必要に応じて飛ばしてお読みください。
※本のサイズ感をお伝えする為に、iPhone6と比較しております。(iPhone6の寸法は14cm×7cm×0.7cm)
目次/Contents
この記事を読んでわかること
「CATS LOVE CHRISTMAS TOO」の評価
総合評価
文章・内容の難しさ
絵の可愛さ
文章のボリューム
単語レベル
推奨年齢 :4歳〜9歳
重さ・サイズ:173.5g・縦約18.7cm✖️横約16cm✖️厚さ約0.9cm(画像のiPhone6のサイズは14cm×7cm×0.7cm)
本の質感:ハードカバーです。中の紙はコーティングされていてしっかりしています。
ページ数:28ページ
英文法のポイント : 現在形



「CATS LOVE CHRISTMAS TOO」の作者
On a Night of Snow / Elizabeth Coatsworth
https://en.wikipedia.org/wiki/Elizabeth_Coatsworth
Daniel / M.R.James
https://en.wikipedia.org/wiki/M._R._James
Christmas Night / Beatrix Potter
https://ja.wikipedia.org/wiki/ビアトリクス・ポター
The Singing Cat / Stevie Smith
https://en.wikipedia.org/wiki/Stevie_Smith
Pussy Cat Sits by the Fire / Traditional
Christmas in the White House / Theodore Roosevelt
https://ja.wikipedia.org/wiki/セオドア・ルーズベルト
Snow in the Suburbs / Thomas Hardy
https://ja.wikipedia.org/wiki/トーマス・ハーディ
Kittens / Myra Cohn Livingston
https://www.poetryfoundation.org/poets/myra-cohn-livingston
The King of the Cats / Traditional
https://en.wikipedia.org/wiki/The_King_of_the_Cats
FROM Jubilate Ageo / Christopher Smart
https://en.wikipedia.org/wiki/Christopher_Smart
PAX / D.H .Lawrence
https://ja.wikipedia.org/wiki/デーヴィッド・ハーバート・ローレンス
この絵本は詩人たちや童話や童謡の猫に関する詩や散文をまとめたものになります。猫と冬とクリスマスについてのストーリーです。
「CATS LOVE CHRISTMAS TOO」のストーリー
全部で11の詩などがありますが、そのうちのChristmas in the White House / Theodore Rooseveltを紹介します。
猫さん、外にでたら雪の上を歩かなければなりません。帰ってくるときは足に雪の靴を履いてくるでしょう。みぞれのかかとは雪のスリッパのようです。火のちかくいなさい。横になって、どこにもいかないで。炎が跳ねたり、シューと音をたてるのをみていなさい。マーガレットのようにミルクをお皿にいれて持ってきてあげます。白くてなめらかでまるくてとてもかわいい、猫さん私と一緒にいて。外は風が吹いてるよ。・・・・・・と文章が続きます。



「CATS LOVE CHRISTMAS TOO」の英語の難易度
難易度
それぞれの作品によって単語が難しかったりします。
英語のポイント
poetry = 詩
prose = 散文
heel = かかと
steel = みぞれ
flame = 炎
leap = 跳ぶ、はねる、跳躍する、踊る、躍動する、飛ぶように行く、さっと走る、急に(…に)変わる、飛びつく、応じる
hissing =シューッという音を立てる、(不満・非難を表わして) (…に)シッと言う
marguerite= マーガレット
saucer = 受け皿、ソーサー
spherical = 球場の、丸い
mistress = (一家・使用人の)女主人、主婦、女教師、(ペットの)女性の飼い主、女主人、最もすぐれた女性、女流名人、女王、支配者(である婦人)、情婦
intone = 吟唱する、詠唱する、抑揚をつける
lore = (特殊の、または特殊団体の持つ)学問、知識、伝説(集)、(民間の)伝承
portent = 兆し、前兆、先触れ、(前兆的な)意味合い、驚異的なもの
discourage = 勇気を失わせる、落胆させる、(不賛成であることを示して)思いとどまらせる、(…に)反対する、水を差す、やめさせようとする
robin = ヨーロッパコマドリ、ロビン、コマツグミ
beast = 動物、(特に、大きな)四足獣、(人間に対し)獣、畜生、獣性、家畜、牛馬、ひどい人、いやな人
gable= 切り妻、破風(はふ)、切り妻壁
dilly = すばらしい人
garret = 屋根裏部屋
provoking= 刺激する、じれったい、うるさい
ease = (仕事などを休んでの体の)楽、安楽、(心配事・悩みのない)気楽、安心、(生活の)安楽、(態度・様子などの)気軽さ、ゆったりしていること、困難のないこと、容易さ、平易
fretful = いらいらする、腹立ちやすい、怒りっぽい、気難しい
prick = (…を)(針の先などで)ちくりと刺す、突く、(突いて)穴をあける、(穴をあけて)つぶす、(…を)ちくりと刺す、刺さる、突いて(…に)あける、(…を)ちくちくさせる、(苦痛などで)苦しめる
prod = (…を)(…で)突く、(…を)刺激する、呼び起こす、(…を)刺激してさせる、(…を)刺激して(…を)させる
plaintive =悲しげな、哀れな、泣き言を言う
countenance = 顔つき、表情、(精神的)援助、支持、奨励、賛助、落ち着き
fare = よくやっていく、暮らす
cunning = こうかつな、ずるい、悪賢い、かわいらしい
prank = (害を与えるつもりのない)悪ふざけ、いたずら
sullen = むっつりした、不機嫌な、陰気な、陰うつな
exceedingly= 非常に、きわめて
stalk = 茎、軸、葉柄、花梗(かこう)、(機械などの)細長い支え、(ワイングラスの)脚(あし)、(工場の)細長い煙突、獲物に忍び寄ること、そっと追跡すること、気取って大またに歩くこと
suburb = (住宅地としての)郊外、市外、(商店街・商業地区と区別して都市の)近郊、郊外
grope = 手探りする、(…を)手探りで捜す、(心の中で)探る、暗中模索する
paling = くい、さく、(くいで作った)さく
snuzzle= 擦りよる
servant = 召し使い、使用人、(神・芸術などの)しもべ、公務員
worship = 崇拝、尊敬、礼拝、参拝、礼拝式
wraethe = 輪に作る、花輪にする、作る、編む、(…を)飾る、(…を)包む、(取り)巻く、(…を)巻きつける、からませる、巻きつく
tribe = (同一の血統を持ち、上に族長をいただいて群居する)種族、部族、…族、(古代イスラエル人の)支族、類、連中、手合い
subtlety = 微妙、名状しがたいこと、細かい区別立て、微妙な点、鋭敏、敏感、巧みさ、巧妙
serpent= ヘビ、ヘビのような人、陰険な人、セルパン
destruction = 破壊、(大量)殺人、絶滅、駆除、破滅の原因
provocation = 挑発、怒らすこと、立腹、憤激、怒らせる原因
benevolence = 慈悲心、博愛、慈善、善行
reassurance = 安心させること、元気づけ、(新たな)自信、再保証、再保険
presence = 存在、あること、現存、出席、参列、駐留(軍)、(警察官の)配備、配置、面前、人前



実際に読んだ時の子供の様子
猫が大好きな娘は猫のイラストをみるたびに「Meow」といって鳴き真似をしていました。猫の動作に夢中で話はほとんで聞いてくれていませんが、猫になった娘に語りかけるように読みました。
オススメしたい点
・短文の詩よりも文章がしっかりあるので読みやすかったです。単語がわからないと猫のイメージが湧きにくくて、意味がわからなかったですが、単語の意味がわかると表現の仕方は本当にすごい詩人の方たちの作品だなと思いました。
・色々な有名な詩人たちの文章をまとめていますので、色々な表現方法で面白いです。
注意されたい点
もっとクリスマスの話ばかりかと思いましたが、そうではなく、雪の日や寒い日などの話もありました。
まとめ
子どもがもう少し大きくなって、猫がまだ好きで、本を読むのが好きになったらこの絵本を自分で読めるようになるといいなと思いました。猫に関する色々な詩人が書いた作品なので、単語の意味だけでなく、色々な詩人も覚えることができます。小さくて持ち歩きもできますし、猫好きな子がいたら是非おすすめしたい絵本です。


