英語の絵本「Library Lion」はどう?実際に読んだレビュー評価 ★★★★★おすすめ!

日本にいながらバイリンガルの子を育てたいと考え、おうち英語に取り組んでます。その一環で日々英語の絵本(洋書)を読み聞かせしてます。

この記事では英語の絵本「Library Lion」の紹介と実際に読んだレビューします。

以下のような方に参考になれば幸いです。

・乳幼児期の英語学習の為に子供に買ってあげたいけど、近くの書店では置いてないし、通販だと、質感、サイズ感、中身、英語のレベル感がよくわからないから悩んでいる。
・友達の出産祝いに何をあげればいいかネタがない・・・

※絵本のストーリーに関する解説もありますので、必要に応じて飛ばしてお読みください。

※本のサイズ感をお伝えする為に、iPhone6と比較しております。(iPhone6の寸法は14cm×7cm×0.7cm)

目次/Contents

この記事を読んでわかること

「Library Lion」の評価

総合評価

文章・内容の難しさ

絵の可愛さ

文章のボリューム

単語レベル

推奨年齢 :2歳〜8歳

重さ・サイズ:635.9g・縦約29.5cm✖️横約25.9cm✖️厚さ約1.5cm(画像のiPhone6のサイズは14cm×7cm×0.7cm)

本の質感:ハードカバーです。中の紙は硬いしっかりとした画用紙のような手触りです。

ページ数:48ページ

英文法のポイント : 過去形

「Library Lion」の作者

Michelle Knudsen / アメリカ

公式HP

http://www.michelleknudsen.com

ウィキペディア  

https://en.wikipedia.org/wiki/Michelle_Knudsen

Michelle Knudsenさんの他の作品

Michelle KnudsenさんのLibraryLionの本は22の賞を受賞しています。

「Library Lion」のストーリー

この絵本は図書館にきたおはなし会が大好きなライオンの物語です。

ある日図書館に1匹のライオンが来ました。マクビーは走って館長のメリーウェザーさんに「ライオンがきた」と言いました。メリーウェザーさんは「何かルールを破っているの?」と聞きマクビーは「いいえ、何も」と言いました。そして「ならほっておきなさい」と言いました。ライオンは図書館ではおとなしくしていて、本当読む居心地のいい場所のクッションを枕にして寝ました。

すぐにおはなし会の時間になりました。ライオンはお話を一緒に聞いています。ライオンは全部のお話が終わって子どもたちがどっかにいっても話を待ち続けました。そして「終わったよ」とライオンに伝えるとライオンは子どもたちとお話を話す女の人と閉じた本をみて大きな声でガオーと吠えました。メリーウェザーが彼女のオフィスから出てきて、「誰がうるさい声をだしているの?」と聞きライオンに「静かにできないなら出て行ってもらいます」と言いました。ライオンは悲しそうに鳴きました。小さな女の子がメリーウェザーの服を引っ張って「もし静かにすると約束できたら、ライオンは明日お話会にもどってきてもいい?」と聞きました。メリーウェザーは「いいよ」と言いました。

次の日ライオンはとても早くきたのでメリーウェザーはお話会まで百科事典のほこりを払ってもらいました。次の日はまた早くきたので封筒を舐めもらいました。すぐにライオンは頼まずに自分でやり始めるようになりました。百科事典のほこりを払い、封筒をなめて、子どもたちを背中にのせて本に届くようにしてあげました。みんなの手助けをするライオンがみんな大好きでした。ある日、ライオンは全部の仕事をやり終え、おはなし会まで時間があったので他になにかできるかとメリーウェザーの近くで探していました。メリーウェザーさんは台に乗って棚の上にある本を取ろうとしていました。メリーウェザーさんはバランスを崩してしまい転倒してしまいました。

動けなくなってしまい、マクビーの名前を呼びますが、マクビーはきません。ライオンは急いでマクビーを呼びに行きました。マクビーはライオンが嫌いなので、ライオンがいくら伝えようとしても「あっちへいけ」と言われてしまいます。ライオンは最後に考えついたことをやりました。ライオンはマクビーに向かってガオーと大きな声で吠えました。するとマクビーは「メリーウェザー館長!ライオンが吠えました!ライオンがルールを破りました!」とメリーウェザーのところに走って伝えに行きました。メリーウェザーのオフィスに入ると彼女が倒れていて腕の骨を折ってしまい医者を呼んで欲しいと言いました。そして「時々、ルールを破ることにいい理由があります」と言いました。ライオンはルールを破ったことを理解しているので図書館から出て行きました。

次の日、図書館はいつもどおりですが、ライオンはおはなし会の時間になってもきませんでした。次の日もその次の日もみんなライオンを待っていましたが、きませんでした。その夜マクビーはメリーウェザーの寂しそうな姿をみて、メリーウェザーのために何かできないかと考えライオンを探しに行きました。

色々なところをみてもいなくて図書館にもどったときにガラスのドアの前で座っているライオンを見つけました。そして「いい知らせがあるよ。図書館で新しいルールができたよ。吠えてはいけないけど、例えば誰かがきづついて助けようとしたなどのいい理由のときは別だよ。」そして次の日、さみしそうなメリーウェザーにマクビーは言いました。「いい知らせがあるよ。ライオンがきたよ」といい、メリーウェザーは走って図書館のホールまで行き、マクビーは彼女に「走らない!」と言いました。

「Library Lion」の英語の難易度

難易度

文章もながく、わからない単語も出てきますが、単語を飛ばして読んでも話のストーリーや意味は理解できます。

英語のポイント

circulation desk = 図書館貸し出しデスク

stack = (図書館の)書架

Mr.Mcbee = マクビーさん

Ms.Merriweather= メリーウェザー

particular = 異常な、著しい

pad = (摩擦・損傷よけの)当て物、まくら、詰め物、(服の形を整えるため肩などに入れる)パッド

stride out = 大股に歩く

demand = 詰問する、強く尋ねる

stern = 厳格な、断固たる

tug = 引く

encyclopedias = 百科事典

budge = (ちょっと)動く、身動きする、変える

cast = ギブス

unless = …でない限り、もし…でなければ、…なら話は別だが

circle = 周りを一周する

実際に読んだ時の子供の様子

図書館の「library 」と発音するのが楽しいようで何度も発音をしていました。ライオンが吠えるシーンでは「Lion roar」といってライオンのまねをして楽しんでいました。長めの本になりますので、最後まで聞いてはくれませんでしたが、ライオンの本にはとても興味を示します。

オススメしたい点

・いい本に出会えたと思った作品です。色々な賞を受賞している理由が分かります。

・みんなを助けてくれるとてもかわいいライオンがルールを破って人を助ける姿に感動しました。

注意されたい点

・ライオンや動物は現実では図書館に入れないと思います。もしもペットを図書館に連れて行きたいという子どもがいたらものすごく可愛いですが、図書館に一緒には入れないことを教えてあげることになります。

まとめ

何度読んでも感動して涙が出そうになります。

イラストもとてもかわいくて、ライオンの表情が愛しくなります。

読みやすくて感動させてくれて、素晴らしい絵本に出会えたことがとても嬉しいです。間違いなく「いい話だった」と思ってもらえる絵本なので、我が子へのプレゼントでも出産祝いや誕生日のプレゼントにも自信を持っておすすめできる絵本です。

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