英語の絵本「I YAM A DONKEY!」はどう?実際に読んだレビュー評価 ★★★★★おすすめ!



日本にいながらバイリンガルの子を育てたいと考え、おうち英語に取り組んでます。その一環で日々英語の絵本(洋書)を読み聞かせしてます。
この記事では英語の絵本「I YAM A DONKEY!」の紹介と実際に読んだレビューします。
以下のような方に参考になれば幸いです。
・乳幼児期の英語学習の為に子供に買ってあげたいけど、近くの書店では置いてないし、通販だと、質感、サイズ感、中身、英語のレベル感がよくわからないから悩んでいる。
・友達の出産祝いに何をあげればいいかネタがない・・・
※絵本のストーリーに関する解説もありますので、必要に応じて飛ばしてお読みください。
※本のサイズ感をお伝えする為に、iPhone6と比較しております。(iPhone6の寸法は14cm×7cm×0.7cm)
目次/Contents
この記事を読んでわかること
「I YAM A DONKEY!」の評価
総合評価
文章・内容の難しさ
絵の可愛さ
文章のボリューム
単語レベル
推奨年齢 :2歳〜6歳
重さ・サイズ:355.3g・縦約24.7cm✖️横約22.6cm✖️厚さ約1.0cm(画像のiPhone6のサイズは14cm×7cm×0.7cm)
本の質感:ハードカバーです。中の紙はコーティングされていてしっかりとしています。
ページ数:32ページ
英文法のポイント : 現在形



「I YAM A DONKEY!」の作者
Cece Bell / アメリカ
公式HP
https://cecebell.wordpress.com
ウィキペディア
https://en.wikipedia.org/wiki/Cece_Bell
Cece Bellさんの他の作品
Cece BellさんはEl Deafoの絵本でジョン・ニューベリー賞を受賞しています。
「I YAM A DONKEY!」のストーリー
この絵本はBe動詞がめちゃくちゃなロバにBe同士を教えるじゃがいも(ヤム)のお話しです。
ロバはとじゃがいも(名前がYam(ヤム))が話しています。ロバのは私はロバですの、amがYamになってしまっています。ヤムは「yamじゃなくてamだよ」と教えます。
ロバは「あなたもロバですか?おもしろい見た目のろばですね」といいますが、areというべきなのに、isと言います。じゃがいもは「私はyamです。あなたがロバですと言ったのです」といいます。ロバはYamとI yam donkeyとなんだかこんがらがってしまいます。じゃがいもは「Yamではなくamです」とBe 動詞を指摘しますがロバは直らずますます混乱しています。やれやれとじゃがいもはいいって、ロバにI am/ You are / He is / She is /They are /We are をじゃいもが、donkeyがyou、Heが人参、かぶがsheのイラストで教えます。
だけどロバは「みんなロバってこと?他の生物もロバってこと?目の検査を受ける必要があるな」と言いました。じゃがいもは他の野菜をならべて「お願い!みて!私はヤム。あなたはロバ、私たちは生物ではなく野菜だよ」と言いました。するとロバは「そうかあなたたちは昼ごはんだ」と言い、大きなお口で食べました。



「I YAM A DONKEY!」の英語の難易度
難易度
英単語、文法共に簡単で、読みやすいです。
英語のポイント
proper = 適切に、ちゃんと
confuse = (…を)混乱させる、わかりにくくする、区別がつかない、(…を)混同する、(…を)(…と)混同する、(…と)(…の)区別がつかない、心を混乱させる、困惑させる、まごつかせる、あわてさせる
good grief != これは大変!、これは驚いた!
critter = 生物
I need to get my eyes checked ! = 目の検査を受ける必要がある。
for Pete’s sake! = 後生だから、お願いだから
turnip = かぶ



実際に読んだ時の子供の様子
Donkeyと表紙をみて嬉しそうに言っていました。野菜はCarrotしか言えず、turnipとpotatpとgreen bean を教えました。be動詞はまだ理解できず、Baby is Sleeping という時はいつもBe動詞を発音せず、Baby Sleepingとなってしまいます。この絵本でBe動詞を読み聞かせしましたが、理解できていないようでした。
オススメしたい点
・Be動詞をとても簡単に分かりやすく説明してくれます。
・文法をイラストではっきりと教えてくれる絵本はあまりないので、貴重な絵本だと思います。
・ロバがわけわからない回答するところが面白いです。
注意されたい点
・かぶの絵が紫色で、日本のカブとすこし違います。
https://ameblo.jp/davisnono/entry-12268176910.html
まとめ
おもしろそうな絵本だろうなと思い手に取りましたが、ストーリーはとんちんかんなロバの話で面白く、かつBe動詞をはっきりと教えてくれるので、2歳後半から3歳くらいから読み始めてBe動詞も理解できるようになるといいなと思いました。
自然と身に付くBe動詞なのかもしれませんが、小さい頃は視覚やイメージで自然と覚えてくれると思いますので、小さい中から見せてあげたい絵本です。


