英語の絵本「A color of his own 」はどう?実際に読んだレビュー評価 ★★★★良い!



日本にいながらバイリンガルの子を育てたいと考え、おうち英語に取り組んでます。その一環で日々英語の絵本(洋書)を読み聞かせしてます。
この記事では英語の絵本「A color of his own」の紹介と実際に読んだレビューします。
以下のような方に参考になれば幸いです。
・乳幼児期の英語学習の為に子供に買ってあげたいけど、近くの書店では置いてないし、通販だと、質感、サイズ感、中身、英語のレベル感がよくわからないから悩んでいる。
・友達の出産祝いに何をあげればいいかネタがない・・・
※絵本のストーリーに関する解説もありますので、必要に応じて飛ばしてお読みください。
※本のサイズ感をお伝えする為に、iPhone6と比較しております。(iPhone6の寸法は14cm×7cm×0.7cm)
目次/Contents
この記事を読んでわかること
「A color of his own」の評価
総合評価
文章・内容の難しさ
絵の可愛さ
文章のボリューム
単語レベル
推奨年齢 :2歳〜8歳
重さ・サイズ:255.8g・縦約20cm✖️横約20.4cm✖️厚さ約1cm(画像のiPhone6のサイズは14cm×7cm×0.7cm)
本の質感:ハードカバーです。中の紙コーティングはされていてしっかりとしています。
ページ数:30ページ
英文法のポイント : 現在形



「A color of his own」の作者
Leo Lionni / オランダ
公式HP
ウィキペディア
https://ja.wikipedia.org/wiki/レオ・レオニ
Leo Lionniさんの他の作品
Leo Lionneさんは1999年89歳のときに亡くなってしまいました。彼はInch by Inch ,Frederick ,Swimmy ,Alexander and the Wind-Up Mouseの4つの本でコールデコット賞を受賞しています。
「A color of his own」のストーリー
この絵本は自分だけの色がないと思っているカメレオンが仲間をみつけて二人の色を喜ぶお話しです。
オウムは緑、金魚は赤、象は灰色、みんな自分の色を持っています。カメレオンを除いてです。
カメレオンはレモンの上にのると黄色く変わり、虎の上では虎のようにストライプ模様で茶色になります。
そしてもし、葉っぱにずっといたら、ずっと緑でいれてそれが自分の色になるかもと思いました。しかし葉っぱは秋になると黄色づいて、紅葉してそして冬に葉っぱは落ちてしまいます。カメレオンは長い冬の夜は黒に変わりました。
春がきてカメレオンに出会います。そして、一緒にいればいつも一緒の色になるねといい、一緒に紫や黄色になり、赤や白のドット柄になりいつまでも幸せに暮らしました。



「A color of his own」の英語の難易度
難易度
文章が短くて難しい単語もでてこないので読みやすいです。
英語のポイント
heather = ギリュウモドキ



cheerfully = 快活に、元気よく、楽しげに
remain = 〔+副(句・節)〕とどまる,滞在する
side by side = (…と)並んで



実際に読んだ時の子供の様子
カメレオンの英語の発音が正しく発音できているかわからなかったので下記で調べました。
https://dictionary.cambridge.org/ja/pronunciation/english/chameleon
カミーリオンという発音になり、子どもに教えました。色がたくさんでてくるので、 yellow / Green / Purple などと色の名前を繰り返していました。
オススメしたい点
・自分だけの色がほしいと思っていたカメレオンが2人でいつも同じ色になって2人だけの色になることを喜ぶ気持ちがこんなに短い本の中から伝わってきて素晴らしい作品だなと思いました。
・人間でも自分だけの色とか個性とか大事だなと思い、子どもと個性について話すことができると思います。
注意されたい点
・下記のURLをみるとカメレオンが実際にはレモンの上にのったからレモン色になるわけではないことが書かれています。※カメレオンの写真があります。爬虫類苦手な方はお気をつけください。
https://ani-mys.com/カメレオン色変わりの謎~単純な仕組みと理由だ/
まとめ
自分だけの色という題名をみて思い出したのはNHKの「きみいろ」の歌でした。「たったひとつきみいろ〜」という歌詞です。私の子どもには自分だけの個性、自分だけの色を見つけていって欲しいなと日頃から思っています。
この絵本はいろんな解釈ができる奥の深い絵本だと思いました。
また、赤ちゃんの頃から色の絵本として見せてあげるのもいいと思いました。レオ・レオニーさんの作品ですし、出産祝いとしても最適な絵本です。


