英語の絵本「HIPPOSPOTAMUS」はどう?実際に読んだレビュー評価 ★★★まあまあ!

日本にいながらバイリンガルの子を育てたいと考え、おうち英語に取り組んでます。その一環で日々英語の絵本(洋書)を読み聞かせしてます。

この記事では英語の絵本「HIPPOSPOTAMUS」の紹介と実際に読んだレビューします。

以下のような方に参考になれば幸いです。

・乳幼児期の英語学習の為に子供に買ってあげたいけど、近くの書店では置いてないし、通販だと、質感、サイズ感、中身、英語のレベル感がよくわからないから悩んでいる。
・友達の出産祝いに何をあげればいいかネタがない・・・

※絵本のストーリーに関する解説もありますので、必要に応じて飛ばしてお読みください。

※本のサイズ感をお伝えする為に、iPhone6と比較しております。(iPhone6の寸法は14cm×7cm×0.7cm)

目次/Contents

この記事を読んでわかること

「HIPPOSPOTAMUS」の評価

総合評価

文章・内容の難しさ

絵の可愛さ

文章のボリューム

単語レベル

推奨年齢 :3歳〜9歳

重さ・サイズ:218.1g・縦約28cm✖️横約24cm✖️厚さ約0.4cm(画像のiPhone6のサイズは14cm×7cm×0.7cm)

本の質感:ペーパーバックです。中の紙はコーティングされていてしっかりしています。

ページ数:27ページ

英文法のポイント : 過去形

「HIPPOSPOTAMUS」の作者

Jeanne Willis / イギリス

ウィキペディア  

https://en.wikipedia.org/wiki/Jeanne_Willis

Jeanne Willisさんの他の作品

WHO’S IN THELOO?はRed House Children’s Book Award2007を受賞しております。

「HIPPOSPOTAMUS」のストーリー

この絵本はカバのお尻にある赤いブチがなんなのかを色々な動物に聞くお話です。

カバはお尻にブチがあります。イタチはハイに座って嚢尾虫の病気になったんでしょう。治すにはお尻を太陽と熱にさらすのがいいでしょう。と言いました。

カバは逆さまになって太陽に赤い斑を当てていました。キツネがきて「ウールのパンツと靴下とペチコートと仕事着を着なさい。だけどカバは暑くなって嫌になりました。

ビーバーはジャングル熱だと言いました。すすで擦るといいと言いました。カバは鼻から足先まですすをつけましたが、ブチは取れません。ライオンはカバのコブだと言いました。トガリネズミはポップマムだといい、サイはインフルエンザだと言います。ワニの医者は注射を打ちますが、効果はありませんでした。

妹やクマや蛇も色々言いますが、ブチは頑なに取れませんでした。そこへ少年がやってきて何かを探していました。彼はどこかへつけたのは覚えていましたがどこかは忘れてしまいました。そしてカバのお尻に手を伸ばしました。そして忍び寄って言いました。「ブチじゃないよ。これは僕のガムだよ」

「HIPPOSPOTAMUS」の英語の難易度

難易度

韻を踏んでいて、英単語もコミカルな単語に変えていて、どんな意味がわかならない単語がありました。この韻や単語も楽しめるようななるくらい英語を理解できるようになりたいと思いました。

英語のポイント

spot = (特定の)場所、地点、(感情・気持ちなどの)点、所、個所、(周囲と違った色の小さな)ぶち、斑点(はんてん)、まだら、ほくろ、発疹(はつしん)

発音:https://www.eigowithluke.com/mole/

ほくろはmoleと通常言います。spotはどちらかというとイギリス英語です

bottom = 底、基部、(いすの)座部、尻、臀部(でんぶ)、最低の部分、末席、びり、ふもと、下

measle = 嚢尾虫

weasel = イタチ、こそこそした男、ずるい人

breezle → breeze= (石炭の)燃え殻,灰.

expose = (…を)さらす、さらす、(…を)触れさせる、受けさせる、陳列する、暴露する、あばく、仮面をはぐ、(…を)人目にさらす、露出する

seatment → seat = 尻

petticoats = ペチコート

frock = (農夫・労働者などのゆったりした)仕事着、(そでが広くすそたけの長い)修道士の服、僧服、フロック

grumpimus → grumpy =気難しい、不機嫌な

grotamus → grotty =不快な、不潔な、嫌な

jungle fever = ジャングル熱; 密林熱

soot = すす、煤煙(ばいえん)

lump = 不定形の)かたまり、角砂糖 1 個、こぶ、腫(は)れ物、ずんぐりした人、まぬけ、のろま、たくさん、どっさり、批判

shrew = トガリネズミ

potmum = ポットマム(花)

flu = インフルエンザ

clue = 手がかり、糸口

poke = (指・腕・棒などで)(…を)突く、つっつく、こづく、(…を)突く、かき立てる、(突いたり、押したりして)(…に)あける、(…に)突きつける、突き出す、突っ込む

cure = 治す、いやす、治療する

in vain = いたずらに、むだに、効果なく、軽々しく、みだりに

blister = (皮膚の)水ぶくれ、水疱(すいほう)、まめ

rot = 腐る、腐敗する、腐朽する、(道徳的に)腐敗する、だめになる、やせ衰える、元気がなくなる、冗談を言う

clot = かたまり、群れ、ばか、のろま

lippy = なまいきな、おしゃべりな

firmly = 堅く、堅固に、しっかりと、確固として

cheek = 尻の一方

squeak = チューチュー鳴く、キーキー声で話す、(きしって)キーキー音を立てる、きしむ、きしる、キュッキュッ鳴る、(罰を逃れるために)密告する

Guess the animal song のように「ヒント頂戴」というのは「Can we have another clue ?」と言います。Hintは英語ですが、このようなクイズの時にはclueを使うのが自然です。

実際に読んだ時の子供の様子

表紙をみて「HIPPO」と楽しそうに言ってましたが、絵本を読んでいると動物がたくさんでてくるのですがあまり興味を示してくれませんでした。たくさんの動物がでてくるので、もっとたくさんの動物を指さししたりして読んであげればよかったと思いました。

オススメしたい点

・お尻を表現する単語がたくさんありました。とくに最後のcheekは頬という単語しか知らなかったので、「まだ、ブチが頬についてる。」ん?なんでだ?と思いましたがお尻の一方という意味がありました。

・「WHO’S IN THE LOO? 」の絵本にもclueという単語が出てきます。学校でクイズをしていたり、家で、ママがクイズを出して「ヒントがほしい」ときに使える表現です。何度も同じ単語を色々な場面できくことによって自分でも使えるようになるので、たくさん絵本を読むことは意味があるなと感じます。

注意されたい点

・表紙のようなイラストでかわいいというよりもコミカルなイラストになります。

まとめ

韻を踏んでいて、英単語も変化させていて、楽しいリズムで読める絵本です。正しい英単語ではないので難易度は高めですが、一つ一つの単語の意味はどういう意味なのかを子どもと一緒に考えることができたら楽しいなと思いました。

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