英語の絵本「THE POLAR EXPRESS」はどう?実際に読んだレビュー評価 ★★★★★おすすめ!



日本にいながらバイリンガルの子を育てたいと考え、おうち英語に取り組んでます。その一環で日々英語の絵本(洋書)を読み聞かせしながら、1000冊読破+レビューに挑戦しています。
この記事では英語の絵本「THE POLAR EXPRESS」の紹介と実際に読んだレビューします。
以下のような方に参考になれば幸いです。
・乳幼児期の英語学習の為に子供に買ってあげたいけど、近くの書店では置いてないし、通販だと、質感、サイズ感、中身、英語のレベル感がよくわからないから悩んでいる。
・友達の出産祝いに何をあげればいいかネタがない・・・
※絵本のストーリーに関する解説もありますので、必要に応じて飛ばしてお読みください。
※本のサイズ感をお伝えする為に、iPhone6と比較しております。(iPhone6の寸法は14cm×7cm×0.7cm)
目次/Contents
この記事を読んでわかること
「THE POLAR EXPRESS」の評価
総合評価
文章・内容の難しさ
絵の可愛さ
文章のボリューム
単語レベル
推奨年齢 :3歳〜10歳
重さ・サイズ:521.9g・縦約23.6cm✖️横約29.9cm✖️厚さ約1.0cm(画像のiPhone6のサイズは14cm×7cm×0.7cm)
本の質感:ハードカバーです。中の紙はコーティングはされていてしっかりしています。
ページ数:40ページ
英文法のポイント : 過去形



「THE POLAR EXPRESS」の作者
Chris Van Allsburg / アメリカ
ウィキペディア
https://ja.wikipedia.org/wiki/クリス・ヴァン・オールズバーグ
Chris Van Allsburgさんの他の作品
Chris Van AllsburgさんはTHE POLAR EXPRESSでもジュマンジでもコールデコット賞をじゅしょうしています。
「THE POLAR EXPRESS」のストーリー
この絵本はクリスマスイブに北極点にいく不思議な汽車へ乗り込んだ少年のお話です。
クリスマスイブの夜、少年のもとに大きな蒸気機関車が突如現れます。それは北極点へとむかう汽車でした、その蒸気機関車「ポーラー・エクスプレス」は、少年のほかにもサンタを信じる少年少女を乗せて、さまざまな大陸、海上を走り続けます。そして機関車は「北極点」へ到着しました。
人だかりの中にはサンタクロースがいました。そしてサンタは少年を指さし、「あなたが最初にプレゼントを受け取る人だよ」と言います。サンタは何がいいかきくと少年は「サンタさんの乗っているソリについたベルをください」と言います。ベルをもらって家に帰るために機関車に乗っているとポケットから落ちてしまったことに気づきます。
しかし、色々探してみてもありません。少年は悲しい気持ちで家に帰り、みんなと手を降ってさよならと言いました。次の日、クリスマスのプレゼントを妹と開けているときにプレゼントを見つけます。開けてみるとベルがはいっていて「そりでみつけたよ。ポケットの穴を直しておきなさい」とメモが入っていました。
少年はベルをならしてみると素敵な音色で妹にもそれが聞こえましたが、両親には聞こえませんでした。成長するにつれ友達も妹もその音色が聞こえなくなりましたが、サンタを本当に信じる少年にはずっと聞こえています。



「THE POLAR EXPRESS」の英語の難易度
難易度
ストーリーがとてもおもしろくて次々と読み進められるのですが、わからない単語が時々出てきます。
英語のポイント
rustle = 動き回る
hiss = シューッという音を立てる、(不満・非難を表わして) (…に)シッと言う
apron=エプロン、前掛け、前だれ、(馬車の座席の前にかける革製などの)ひざ掛け、前舞台
all abroad =出発進行
outstreched = 広げた, 差し伸ばした
flicker= 明滅する、ちらちらする、ちらちら震える、翻(ひるがえ)る、ひらひら飛ぶ、(テレビの画像などが)チカチカする
northward = 北に向かって、北方へ
scrap =切れ端、小片、断片、少し、わずか、(新聞・書き物などの)切り抜き、スクラップ、くず、廃物、がらくた
barren=子を産まない、不妊の、実を結ばない、不毛の、作物のできない、(精神的に)不毛な、味気ない、貧弱な、無力な、平凡な
elves = elfの複数形=小妖精
crawl=(のろのろ)はう、腹ばっていく、のろのろ走る、徐々に過ぎる、そろそろ歩く、こそこそ歩き回る、(取り入るために)ぺこぺこする、へつらって入られる、うじゃうじゃしている、(虫がはうように)むずむずする
pranced=pranceの過去形、または過去分詞。(後脚で)躍りはねて進む
pace = ゆっくり歩く,歩調正しく歩く
roar=ほえる、轟音(ごうおん)を発する、うなる、鳴り響く、大きな音を立てて行く、わめく、泣きわめく、笑いどよめく、(…に)どなる、叫ぶ
approval= 賛成、是認、同意、(正式の)承認、認可
crack= 裂け目、割れ目、(陶器・ガラス器などの)ひび(割れ)、きず、(ささいな)欠点、欠陥、(ドア・窓・板などの)わずかな開き、すき、ちょっと、すこし
whip=(…を)むち打つ、折檻(せつかん)する、(厳しく)(…を)教え込む、(やかましく言って)直させる、むちを当ててとばす、疾走させる、とばす、(…を)急に動かす、ひったくる、(…を)刺激する
lurch= (船・車などが)急に傾くこと、よろめき
cupped= 手をカップのような形にしておおう。
blast= (らっぱなどの)強い一吹き、一陣の風、突風、(炉への)送風、(らっぱなどの)音、(車・船などの)警笛の音、爆破、爆発、爆風、発破(はつぱ)



実際に読んだ時の子供の様子
Trainと嬉しそうに電車がでてくると言います。イラストは綺麗で美しいですが、暗めのイラストが最初に続くのでそこで聞いてくれなくなってしまいました。2歳8ヶ月の娘とはまだサンタさんについて会話をすることができませんでした。
オススメしたい点
・クリスマスの本をよみたいなら、この絵本をおすすめします。
・映画にもなるくらい素晴らしい作品です。
・サンタクロースを信じるか信じないかを子どもと話あうことができます。
・2004年公開の映画をみても楽しいと思います。映画は原作をベースに違うストーリー展開なので、映画も楽しめると思います。
注意されたい点
・もしも機関車が家の前にきたとしても絶対に一人で乗らないで欲しいと現実は思ってしまいます。
まとめ
2004年にアメリカで公開した映画がこの絵本が原作なんて知りませんでした。サンタクロースを信じているこも信じていない子にもみんなに読んであげたい絵本です。表紙ではクリスマスの話かどうか全く分かりませんが、読んでみるととてもおもしろいストーリーです。


