英語の絵本「MAKE WAY FOR DUCKLINGS」はどう?実際に読んだレビュー評価 ★★★★★おすすめ!

日本にいながらバイリンガルの子を育てたいと考え、おうち英語に取り組んでます。その一環で日々英語の絵本(洋書)を読み聞かせしながら、1000冊読破+レビューに挑戦しています。

この記事では英語の絵本「MAKE WAY FOR DUCKLINGS」の紹介と実際に読んだレビューします。

以下のような方に参考になれば幸いです。

・乳幼児期の英語学習の為に子供に買ってあげたいけど、近くの書店では置いてないし、通販だと、質感、サイズ感、中身、英語のレベル感がよくわからないから悩んでいる。
・友達の出産祝いに何をあげればいいかネタがない・・・

※絵本のストーリーに関する解説もありますので、必要に応じて飛ばしてお読みください。

※本のサイズ感をお伝えする為に、iPhone6と比較しております。(iPhone6の寸法は14cm×7cm×0.7cm)

目次/Contents

この記事を読んでわかること

「MAKE WAY FOR DUCKLINGS」の評価

総合評価

文章・内容の難しさ

絵の可愛さ

文章のボリューム

単語レベル

推奨年齢 :4歳〜8歳

重さ・サイズ:707.8g・縦約31.2cm✖️横約24.0cm✖️厚さ約1.4cm(画像のiPhone6のサイズは14cm×7cm×0.7cm)

本の質感:ハードカバーです。中の紙は画用紙のような手触りでコーティングはされてないです。しっかりした画用紙なので破れにくそうですが、子どもがめくるときには注意が必要です。

ページ数:68ページ

英文法のポイント : 過去形

woman reading book to toddler
Photo by Lina Kivaka on Pexels.com

「MAKE WAY FOR DUCKLINGS」の作者

Robert McCloskey / アメリカ

ウィキペディア  

https://en.wikipedia.org/wiki/Robert_McCloskey

https://ja.wikipedia.org/wiki/ロバート・マックロスキー

Robert McCloskeyさんの他の作品

Robert McCloskeyさんはMAKE WAY FOR DUCKLINGSとTime of Wonderでコールデコット賞を受賞しております。

「MAKE WAY FOR DUCKLINGS」のストーリー

この絵本は日本語訳で「かもさんおとおり」とタイトルが訳されています。マガモ夫妻が子どもを産む場所を探して生んだ後には公園に行くために街の中を通り、警察官達に道路をとめてもらい、公園にたどり着くというお話です。

マガモの夫妻は子どもの産めるキツネや亀のいない居心地の良い場所を探して飛んでいます。ボストンにつくと公園をみつけておりて一晩過ごすことにしました。翌朝起きて魚とたべようとしましたが、あまり魚はいません。また飛び立とうとしていると大きなボートに人がたくさん乗っていて、後ろに置物のスワンがのっている白鳥のボートを見ました。そして乗っている人がピーナッツをくれました。そして、この公園で子どもを巣を作って子どもを産もうと2人は決めようとしましたが、そのとき自転車にのった少年に轢かれそうになりました。

なので2人はまた飛び立ち、良い場所はないかと空から探しました。 ルイスバーグスクエアを見ましたが、泳げる水がありませんでした。チャールズリバーにくると、川の中にある小さな島で子どもを産むことにしました。マガモの夫妻は羽の抜け変えをします。新しい羽が生えてくるまで飛べません。でももちろん泳げます。ある日彼らが公園に行くために川岸をあるいているとミシェルという名の警察官にピーナッツをもらいました。そして毎日マガモ夫妻は彼を訪問しました。

卵を生んだあとはミシェルに会いにいくことはできませんでした。卵を常にあたためていなければなりませんでした。ある日ひながかえりました。ある日、マガモの夫はこの先の川に何かあるか見に行くと言って出発しました。マガモ夫人と1週間後に公園であう約束をしました。マガモ夫人は子ども達に泳ぎ方と潜り方を教えました。1列であるくこと、車輪のあるものから安全な距離をとることを教えました。ある朝、教えたことができるようになるとマガモ夫人と子ども達は反対の岸へ泳ぎました。そして公道に出てきました。

車がマガモの親子にクラクションをならし、マガモはクワクワと鳴きます。そこへ警察官のミシェルが道の真ん中にたって車をとめてマガモは公道を渡ることができました。そしてミシェルは急いで交番へもどるとすぐに警察車両を手配するように本部に言いました。マガモ夫人とこども達は本屋さんの角を曲がりチャールズストリートを歩いていました。ベーコンストリートの角にくると4人の警察と警察車両が手配されていて、道路の車を止めてくれていたので、道をわたることができました。そして公園に到着しました。公園につくと、アヒル達は警察官をみて、みんなでありがとうを言いました。

そして公園の池の小さな島ではマガモの夫が待っていました。マガモの親子はこの公園が気にいり、ここに住むことにしました。毎日白鳥のボートを追いかけ、ピーナッツを食べて暮らしました。

「MAKE WAY FOR DUCKLINGS」の英語の難易度

難易度

英単語、文法共に簡単で、読みやすいです。

英語のポイント

Louisburg Square

https://en.wikipedia.org/wiki/Louisburg_Square

molt = 羽の抜け変えをする、毛が抜け変わる、脱皮する

call on = を訪問する、に(…を)要求する、に訴える、を使うことを必要とする

river bank = 川岸

burst with pride = プライドでいっぱいである。

further on = これより先、〈位置〉・これより先

wad = かたまりにする、

ashore = 浜に、岸に、陸上に

waddle = よたよた歩く、(アヒルのように)よたよた歩く

headquarter = 本部

focused students doing homework at home
Photo by Andrea Piacquadio on Pexels.com

この絵本に出てくる実際かもが通ったであろう道が地図を見てみるとよくわかります。public gardenはボストン公共庭園で、マガモが卵をうんで返したのがチャールズ川です。

実際に読んだ時の子供の様子

マガモをみてはDuck!Duck!と楽しそうに羽をぱたぱたさせる真似をしている真似をしていました。10ページくらい読むと飽きてしまい、中を飛ばして赤ちゃんが生まれて行進している絵をみせて終わりました。

オススメしたい点

・公園によくいるマガモがどこへむかって泳いだり歩いたりしているのか、何をしているのかが理解できます。

・かわいいアヒルの行進を見つけたら助けてあげたいという気持ちにさせてくれます。

注意されたい点

・本が大きいので小さいお子様は本が大きくて持ちにくいかも知れません。

まとめ

マガモの行進を実際は見たことはないですが、テレビなどで見ていて、何がしたくて道路を渡っているのかなとおもっていました。この絵本を読んだことでマガモが道路を渡る理由が理解できました。

何げない日常の中でもこんなドラマがあるんだなと思い、この絵本はとてもいい作品だなと感じました。

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