英語の絵本「Strega Nona」はどう?実際に読んだレビュー評価 ★★★★★おすすめ!



日本にいながらバイリンガルの子を育てたいと考え、おうち英語に取り組んでます。その一環で日々英語の絵本(洋書)を読み聞かせしながら、1000冊読破+レビューに挑戦しています。
この記事では英語の絵本「Strega Nona」の紹介と実際に読んだレビューします。
以下のような方に参考になれば幸いです。
・乳幼児期の英語学習の為に子供に買ってあげたいけど、近くの書店では置いてないし、通販だと、質感、サイズ感、中身、英語のレベル感がよくわからないから悩んでいる。
・友達の出産祝いに何をあげればいいかネタがない・・・
※絵本のストーリーに関する解説もありますので、必要に応じて飛ばしてお読みください。
※本のサイズ感をお伝えする為に、iPhone6と比較しております。(iPhone6の寸法は14cm×7cm×0.7cm)
目次/Contents
この記事を読んでわかること
「Strega Nona」の評価
総合評価
文章・内容の難しさ
絵の可愛さ
文章のボリューム
単語レベル
推奨年齢 :4歳〜10歳
重さ・サイズ:444.8g・縦約28.5cm✖️横約22.5cm✖️厚さ約1.0cm(画像のiPhone6のサイズは14cm×7cm×0.7cm)
本の質感:ハードカバーです。中の紙はコーティングはされていてしっかりしています。
ページ数:32ページ
英文法のポイント : 過去形



「Strega Nona」の作者
Tommie dePaola / アメリカ
ウィキペディア
https://en.wikipedia.org/wiki/Tomie_dePaola
Tommie dePaolaさんの他の作品
Tommie dePaolaさんはアメリカ人ですが、父方の両親がイタリアのカラブリア州の人になります。
「Strega Nona」のストーリー
この絵本は魔法つかいのノナおばさんとお手伝いのアントニーの魔法のポットのお話です。
昔々、カラブリア州の町では魔女のノアおばあさんと呼ばれる人がいました。彼女はヘアピンと水と油で頭痛を治癒しました。彼女は夫がほしい女性に特別な水薬を作りました。そして彼女はとても上手にいぼを取り除きました。しかし彼女は歳をとってきたので、家や庭をきれいにする誰かが必要になり、広場に掲示をしました。
アントニーという誰にも気に留められない男の人がノアおばあさんのところへやってきました。ノアおばあさんは家を掃いてお皿をあらって、水を汲んでなど今日の仕事を伝え、3枚のコインを今日の寝床を与えました。そしてパスタのポットには触らないようにと言いました。ある夜、アントニーがヤギにミルクをやっているとノナおばあさんの歌い声が聞こえてきて、彼は窓から除いていました。ノナおばあさんが歌うとパスタが茹であがり、どんどん増えていきます。ノアおばあさんがポットにもう十分だよと歌うとパスタが鎮まりました。そしてノアおばあさんはポットに3回キスをきましたが、アントニーはキスをするところを見ていませんでした。
次の日アントニーが町に水を汲みに行ったときにみんなに不思議のポットの話をしましたが誰も信じません。なのでアントニーはいつかみんなにポットで作るところをみせるんだと思いました。そしてその日はすぐきました。ノアおばあさんは山をこえた町にいる友達に会いに行くことになりました。ノアおばあさんは「ヤギにミルクをあげて」とやることを説明したあとに「ポットに触ってはいけないよ」といい、アントニーは「う、うん」と返事をしました。
ノアおばあさんが出発するとアントニーは街の広場で魔法のポットの話をしまして、ノアおばあさんの家に来るように言いました。そして魔法の歌を歌いました。するとパスタがどんどん茹で上がります。修道院の聖職者やシスターもパスタをもらいにきます。2、3回もらいにくる人もいました。だけどパスタはどんどん茹で上がり、止まりません。「もう大丈夫だよ」という歌を歌っても静まりません。どんどん溢れてノアおばあさんの床いっぱいになりました。どんどん茹で上がるパスタは町にも溢れてきます。パスタが街を飲み込もうとしていました。
そしてノアおばあさんが帰ってきてパスタを止める歌を歌い、そして3回キスをするとパスタは止まりました。町の人が彼を縄でしばれと言いますが、ノアおばあさんはアントニーに向かってフォークを差し出し、「あなたはパスタがほしい。私はベッドで寝たい」といい、アントニーに町に流れたパスタを全部食べさせ、ノアおばあさんは家の中のベッドで眠ることができました。



「Strega Nona」の英語の難易度
難易度
わからない単語があったので難易度を3にしましたが、その単語を飛ばして読んでもストーリは理解できます。
英語のポイント
strega = 魔女(イタリア語)
priest = 聖職者、(特にカトリックの)司祭、(諸宗教の)僧侶
potion = (毒薬・霊薬などの)水薬、(その)一服
wart = いぼ、(木の)こぶ
sigh=(数学・音楽などの)符号、記号、信号、合図、手まね、身ぶり、標識、標示、掲示、看板
pay attention = 注意を向ける
simmer down = (とろ火で)煮つまる、静まる
convent = (女子の)修道会、(女子の)修道院
mayor = 市長、町長



実際に読んだ時の子供の様子
2歳8ヶ月の娘には難しかったようであまり聞いてくれていませんでした。いつもならイラストをみて知っている単語を指差しますが、あまり気になるイラストがなかったのかも知れません。
オススメしたい点
・おもしろくて読み応えのあるストーリーが読みたい方におすすめです。
・ノアおばあさんの「ポットに触ってはだめだよ」という言葉を守らなかったので、大惨事がおきました。子どもにもおかあさんのいうことを守るようにと伝えることができます。
まとめ
絵本らしいおもしろいお話を読みたい方におすすめの一冊です。
個人的には読みやすくてストーリーも面白いのでかなりおすすめです。


