英語の絵本「Dave the Potter」はどう?実際に読んだレビュー評価 ★★★まあまあ!

日本にいながらバイリンガルの子を育てたいと考え、おうち英語に取り組んでます。その一環で日々英語の絵本(洋書)を読み聞かせしながら、1000冊読破+レビューに挑戦しています。

この記事では英語の絵本「Dave the Potter」の紹介と実際に読んだレビューします。

以下のような方に参考になれば幸いです。

・乳幼児期の英語学習の為に子供に買ってあげたいけど、近くの書店では置いてないし、通販だと、質感、サイズ感、中身、英語のレベル感がよくわからないから悩んでいる。
・友達の出産祝いに何をあげればいいかネタがない・・・

※絵本のストーリーに関する解説もありますので、必要に応じて飛ばしてお読みください。

※本のサイズ感をお伝えする為に、iPhone6と比較しております。(iPhone6の寸法は14cm×7cm×0.7cm)

目次/Contents

この記事を読んでわかること

「Dave the Potter」の評価

総合評価

文章・内容の難しさ

絵の可愛さ

文章のボリューム

単語レベル

推奨年齢 :4歳〜12歳

重さ・サイズ:493.1g・縦約22.4cm✖️横約28.8cm✖️厚さ約1.0cm(画像のiPhone6のサイズは14cm×7cm×0.7cm)

本の質感:ハードカバーです。中の紙はコーティングはされていてしっかりしています。

ページ数:40ページ

英文法のポイント : 過去形

woman reading book to toddler
Photo by Lina Kivaka on Pexels.com

「Dave the Potter」の作者

 Laban Carrick Hill / アメリカ

Laban Carrick Hillさんの他の作品

彼はコロンビア大学、バルーク大学、セントマイケルズ大学でライティングを教えており、現在はマサチューセッツ州のパインマナーカレッジでクリエイティブライティングプログラムのソルスティスMFAで教えています。彼はまた、米国とガーナを拠点とするガーナのライターズプロジェクトの共同創設者兼共同ディレクターでもあります。
引用元:https://www.hachettebookgroup.com/contributor/laban-carrick-hill/

「Dave the Potter」のストーリー

この絵本の日本語訳は「つぼづくりのデイブ」です。今から200年ほど前のノンフィクションの話で、陶芸家のデイブがつぼをつくる工程を表現している話です。

私達にとってただの歩く地面の泥であってもデイブは両手いっぱいにすくって指の間からさらさらと落としてみます。雨の日、雨に濡れた泥はデイブにとっては粘土です。デイブのところに手押し一輪が次々やってきます。デイブは陶器をつくるために泥と馬小屋のちかくの小川から水を引いて粘土を作ります。デイブはろくろを回します。デイブは手をいれて指で模様を作ります。つぼはどんどん大きくなります。それからデイブはろくろを止めて、てのひらでこねて粘土でながいロープを作ります。そしてツボの口の部分にくっつけます。ツボを乾燥させている間、つやがけをつくるために草木灰と砂をひいて粉にしてガラスのようなものを作ります。ツボが完全に固まる前にデイブは取り出して文字を書きます。(デイブは黒人で奴隷として働いていましたが、つぼつくりを許されていました。デイブがなぜ時が書けたのかはだれも知りません。)

crop ceramist molding earthenware on wheel
Photo by Gustavo Fring on Pexels.com

「Dave the Potter」の英語の難易度

難易度

陶芸に関連する英単語を知らなかったため、内容を理解するのが難しかったです。英単語を調べても文章も難しかったです。

英語のポイント

gritty = 砂の入った、砂のような、砂だらけの、勇気のある

grain = (特に小麦などの)穀物、穀類、(穀物の)ひと粒、穀粒、(砂・塩・砂糖などの)ひと粒、(…の)ほんの少し、(極)微量、(皮の表面の)粒々、しぼ、グレーン

squishy = ぐにゃぐにゃの、びしゃびしゃという音のする、センチメンタルな、感傷的な

clay = 粘土、土、泥、(肉体の材料と考えられた)土、(霊魂に対し、死ぬと土になる)肉体、資質、天性、人格、人柄

marble = 大理石、(個人・博物館所蔵の) 大理石彫刻物、ビー玉遊び、(ビー玉遊びの)ビー玉、分別、理性

clotted = かたまり、固まらせる、凝固させる

clump =木立ち、小森、(低木の)やぶ、かたまり、群れ、細菌塊

pug = パグ (犬)、ボクサー

mill = 製粉所、水車小屋、粉砕器、製粉機、製造工場、製作所、(人・ものを)機械的に作り上げる所、ミル

wheelbarrow = 手押し一輪車、ねこ車

spinning = 紡ぐ、紡いでする、かける、吐く、糸状に加工する、(長々と)話す、(急速にくるくる)回す、(水上・砂中などで)空転させる、スピンさせる、急回転させる

potter’s wheel = 轆轤

potter = 陶工、焼き物師、陶芸家

stiff = (曲がらなくて)硬い、硬い、硬直した、死後硬直した、凝った、(動かすと)痛い、すらすら動かない、張り切った、ぴんと張った、堅苦しい

bury = (…を)葬る、埋葬する、埋葬式を行なう、(…を)葬り去る、忘れる、(…を)埋める、埋蔵する、(…を)(…に)埋める、(…を)(…で)(おおい)隠す、(…に)埋もれ

immense= 巨大な、広大な、莫大(ばくだい)な、計りしれない、限りない、すてきな、すばらしい

collapse=つぶれる、くずれる、崩壊する、落ち込む、陥没する、失敗する、(過労・病気などで)倒れる、衰弱する、衰える、急に下落する

embrace = (愛情をもって)抱擁する、抱き締める、(…を)取り囲む、取り巻く、含む、包含する、(…を)包含する、乗ずる、喜んで応ずる、取り入れる

palm = 手のひら、たなごころ、手のひら状のもの、(手袋の)たなごころの部分、シュロ、ヤシ、シュロの葉

rim = (特に円形のものの)縁(ふち)、へり、(車輪のタイヤを取り付ける)枠、リム

raw = 生(なま)の、料理してない、原料のままの、未加工の、精製してない、なめしてない、水割りでない、露光してない、生の、(未整理・未編集などで)生の

mound = (土砂・石などの)山、土手、堤、(古代の城の廃墟・墓などの)塚、古墳、マウンド、(積み上げた)山

shrugge=(両方の手のひらを上に向けて)すくめる

pound = ついて粉にする

wood ash = 草木灰(そうもくばい)とは、草や木を燃焼させた後の灰である。

glaze = ガラスをはめる、ガラス窓をはめる、うわぐすりをかける、上塗りをかける、光滑剤を塗る、つやつけをする、グレーズをかける、(…を)磨いてつやを出す

glasslike = ガラスに似ているさま

withstand =抵抗する、逆らう、(…を)我慢する、耐える

relation = 関係、関連、(具体的な)関係、間柄、交渉、(異性との)関係、性交、親類(の人)、親族関係、縁故

focused students doing homework at home
Photo by Andrea Piacquadio on Pexels.com

実際に読んだ時の子供の様子

2歳半の娘にとっては陶芸はあまり馴染みがないようで、終始「?」という感じでした。すこし長い絵本なので、読み切ることが難しかったです。

オススメしたい点

・陶器をつくりあげる工程がゆっくりとしっかりと描写されていています。

・陶器はどうやって作られるのかを学ぶことができます。

注意されたい点

・文章は短く、そこまで難しい単語を使っているようには見えないのですが、理解しづらい文章が多くあります。

まとめ

文章は長くないのですが、陶芸家がツボをつくるまでの工程の英語の描写が難しかったです。

陶器作りの工程を理解しておく方が読みやすいかも知れません。

http://www.spnet.ne.jp/~s-abe/kyousitu/sakutou/koutei.htm

陶芸に興味ある子どもにもおすすめですし、なにか作品をつくること、芸術に興味のある子どもにおすすめしたい本です。

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