英語の絵本「BiG RED LOLLiPOP」はどう?実際に読んだレビュー評価 ★★★★★おすすめ!



日本にいながらバイリンガルの子を育てたいと考え、おうち英語に取り組んでます。その一環で日々英語の絵本(洋書)を読み聞かせしながら、1000冊読破+レビューに挑戦しています。
この記事では英語の絵本「BiG RED LOLLiPOP」の紹介と実際に読んだレビューします。
以下のような方に参考になれば幸いです。
・乳幼児期の英語学習の為に子供に買ってあげたいけど、近くの書店では置いてないし、通販だと、質感、サイズ感、中身、英語のレベル感がよくわからないから悩んでいる。
・友達の出産祝いに何をあげればいいかネタがない・・・
※絵本のストーリーに関する解説もありますので、必要に応じて飛ばしてお読みください。
※本のサイズ感をお伝えする為に、iPhone6と比較しております。(iPhone6の寸法は14cm×7cm×0.7cm)
目次/Contents
この記事を読んでわかること
「BiG RED LOLLiPOP」の評価
総合評価
文章・内容の難しさ
絵の可愛さ
文章のボリューム
単語レベル
推奨年齢 :3〜8歳
重さ・サイズ:341.3g・縦約26.0cm✖️横約21.2cm✖️厚さ約0.9cm(画像のiPhone6のサイズは14cm×7cm×0.7cm)
本の質感:ハードカバーです。中の紙は画用紙のような手触りでコーティングはされてないので、破けやすそうです。
ページ数:40ページ
英文法のポイント : 過去形



「BiG RED LOLLiPOP」の作者
Rukhsana Khan / パキスタン系カナダ
公式HP
ウィキペディア
https://en.wikipedia.org/wiki/Rukhsana_Khan
Rukhsana Khanさんの他の作品
Rukhsana Khan さんはパキスタンで生まれ3歳でカナダに家族で移住しました。
「BiG RED LOLLiPOP」のストーリー
この絵本は3姉妹のお姉ちゃんのルビナと次女のサナのお話で誕生日会に招待されたお姉ちゃんについていきたいサナのわがままと自分がお姉ちゃんの立場になった時のお話です。
ルビナお姉ちゃんは初めて誕生日会に招待されて喜んで家に帰り、お母さんに言いました。「誕生日会にいってもいい?」するとお母さんは「妹のサナも連れていきなさい」と言いました。お姉ちゃんはいやと言いますがお母さんが妹を連れて行かないなら誕生日会にいってはいけないというので仕方なく友達に許可をとって連れて行くことにしました。
誕生日会の当日妹を連れてくるのはルビナだけでした。サナはいすとりゲームで負けると赤ちゃんみたいに泣き喚きました。誕生日会を去るときにサリーのお母さんはロリポップや笛やおもちゃの指輪などが入った袋をくれました。サナは帰りの車でロリポップを食べ、お姉ちゃんは明日の朝に食べるために取っておくことにしました。お姉ちゃんはロリポップの夢を見ました。
朝起きるとサナはもう起きていて、冷蔵庫をあけるとロリポップが小さな三角しか残っていませんでした。見つかったサナは逃げました。お姉ちゃんはサナを追いかけます。サナはお母さん助けてと叫びます。お母さんが目をこすってやってきました。サナはお母さんの後ろに隠れます。お姉ちゃんはロリポップをとられたと説明すると、「ロリポップで何をいってるの。妹とシェアしなさいよ」と逆に言われてしまいます。妹はお母さんの言葉にのっかり、「私は全部たべてないよ。残しといたよ」と言います。
もっと悪いことに学校の友達は誕生日会に招待してくれなくなりました。自分を招待するとサナがついてきてしまうからです。
それからある日サナが学校から帰ってくると誕生日会に招待されたと喜んでいます。お母さんはサナに「妹を連れていきなさい」と言います。サナは一人で行きたいとお母さんに泣いて頼みます。お姉ちゃんは自分と同じようにサナに妹を連れて行かせることもできたし、妹をつれていってもうだれからも誕生日会に誘われなくさせることもできましたが、お姉ちゃんはお母さんに言いました。「妹を誕生日会に連れて行くのはやめてあげて」そしてお母さんは「わかった」といいサナは一人で誕生日会に行けることになりました。
サナが誕生日会から帰ってきて、お姉ちゃんの部屋をノックして、ロリポップをお姉ちゃんに渡しました。そして2人は友達になりました。



「BiG RED LOLLiPOP」の英語の難易度
難易度
英単語、文法共に簡単で、読みやすいです。
英語のポイント
plead = (…を)弁論する、弁護する、弁解する、言い訳に言う
shove= (…を)(…に)(力をこめてぐいと)押す、突く、押しやる、押しのける、(…を)強引に押し進む、(…を)押してする、(…を)(…に)置く、突っ込む
rub = 手などでこする、摩擦する、(…を)こすり合わせる、(…で)こする、こすって磨く、こすって(…に)する、こすって(…に)(…を)作る、こする、こすりつける、(…に)こすりつける



実際に読んだ時の子供の様子
2歳の娘にはまだない感じたことのない感情で理解はできないようでした。それよりもロリポップにペロペロをなめる真似をして楽しんでいました。ロリポップははらぺこあおむしの絵本で覚えたようです。
オススメしたい点
・お姉ちゃんが我慢する気持ちと妹がお姉ちゃんの気持ちを理解するところが描かれていて、特に姉妹の子たちに読んでもらいたいなと思いました。
・私にもお姉ちゃんはいますし、娘もお姉ちゃんになりますが、お姉ちゃんは色々なことを我慢しますので、母としてお姉ちゃんの気持ちをもっと理解してあげられる人になりたいと母目線でこの絵本を読みました。
注意されたい点
・誕生日会に妹を連れて行かなければいけなかった理由やどんな事情があったのかは書かれておりません。
まとめ
兄弟のお話ですが、2歳の娘と0歳の息子はこの絵本のような兄弟らしいやりとりはまだありませんが、きっと大きくなったら長女は長女なりに我慢することがたくさんあるのだろうなと思いました。
出来る限り、理不尽な怒り方や言い方をしないように気をつけようと私は思いました。
姉妹を育てているお母さん、お姉ちゃんが大好きな妹にぜひ読んであげたい絵本です。


