英語の絵本「POLAR BEAR NIGHT」はどう?実際に読んだレビュー評価 ★★★★良い!



日本にいながらバイリンガルの子を育てたいと考え、おうち英語に取り組んでます。その一環で日々英語の絵本(洋書)を読み聞かせしながら、1000冊読破+レビューに挑戦しています。
この記事では英語の絵本「POLAR BEAR NIGHT」の紹介と実際に読んだレビューします。
以下のような方に参考になれば幸いです。
・乳幼児期の英語学習の為に子供に買ってあげたいけど、近くの書店では置いてないし、通販だと、質感、サイズ感、中身、英語のレベル感がよくわからないから悩んでいる。
・友達の出産祝いに何をあげればいいかネタがない・・・
※絵本のストーリーに関する解説もありますので、必要に応じて飛ばしてお読みください。
※本のサイズ感をお伝えする為に、iPhone6と比較しております。(iPhone6の寸法は14cm×7cm×0.7cm)
目次/Contents
この記事を読んでわかること
「POLAR BEAR NIGHT」の評価
総合評価
文章・内容の難しさ
絵の可愛さ
文章のボリューム
単語レベル
推奨年齢 :3〜8歳
重さ・サイズ:455.5g・縦約26.1cm✖️横約26.3cm✖️厚さ約1.0cm(画像のiPhone6のサイズは14cm×7cm×0.7cm)
本の質感:ハードカバーです。中の紙は画用紙のような手触りでコーティングはされていなようです。
ページ数:32ページ
英文法のポイント : 現在形



「POLAR BEAR NIGHT」の作者
Lauren Thompson / アメリカ
※イラストはStephen Savageさんです。
Lauren Thompsonさんの他の作品
Lauren Thompsonさんはアメリカのニュースキャスターにも同じ名前の人がいますが作者とは別人です。
「POLAR BEAR NIGHT」のストーリー
この絵本は日本語訳の本で「しろくまくんのながいよる」という題名です。しろくまの子どもがある夜寝ようとしたときに何かが誘ってきてクマは寝床をでて探しにいくストーリーです。
とても寒い冬の夜しろくまの子どもとお母さんはねぐらで寝ていると月明かりから何かが静かに誘います。なんだろうとしろくまは思い、外にでてみました。静かにしろくまは雪道をひっそり歩きます。セイウチは寝ていました。ペンギンもクジラも寝ていました。遠く遠くまで歩いていきます。しろくまの子どもはどこへいくのでしょうか?何をみつけるのでしょうか?しろくまのこども雪の山の上に登ります。そして待ちます。すると星達が動き出しました。星達は穏やかに落ちます。星は粉雪のようにおちます。そしてセイウチやクジラ、寝ているしろくまのおかあさんを明るくします。しろくまの子どもも輝きます。星達は止まったりまた落ちたりします。しろくまくんは眠たくなってきました。そしてお母さんのいる柔らかくて温かいお家へ帰ります。



「POLAR BEAR NIGHT」の英語の難易度
難易度
英単語、文法共に簡単で、読みやすいです。
英語のポイント
polar night = 極夜
beckon = 手まねで招く、さし招く、合図する、誘う、招く
stillness= 静けさ、静寂、沈黙、静止
moonlit= 月光に照らされた、月明かりの
keen = 鋭い、鋭利な、鋭敏な、洞察力のある、頭の切れる、厳しい、身を切るような、強烈な、激烈な、強い
snug= 居心地のよい、気持ちのよい、心地よく暖かい、ぴったり合う、不自由のない、こぎれいな、隠れた、見えない
walrus= セイウチ
farther = (距離・空間・時間が)さらに遠く、もっと先に、(程度が)さらに進んで、なおその上に、さらにまた
stir = 動き出す



実際に読んだ時の子供の様子
表紙をみてBEARといっていたので、クマということは理解したようです。ですがPOLAR BEARは理解できないようでした。北極のお話をたくさん読んで北極の理解を深めてほしいと感じました。
オススメしたい点
・北極の夜の話です。本の中にオーロラが出てきます。北極の夜について調べるいい機会になりました。
・みんなが寝ているところを光をみつけてなんだろうと追いかけるしろくまがとても可愛いです。
注意されたい点
・英語の絵本ではしろまの子どもはSheとなっているので、女の子です。日本語版を読んだことがないのですが、「しろくまくん」になっているので、あれ?男の子じゃなかったの?と思いました。
まとめ
読みやすいそうな絵本でしたが、北極ってどういうところなの?と言われると私自身がよくわからず、北極の夜について調べると白夜や極夜などがあるようでとても勉強なりました。極夜はpolar nightと英語で言いますが、それと関係しているのかなと思いながらこの絵本を読みました。
北極についての絵本を読みたいという方には是非おすすめです。


