英語の絵本「A NATION’S HOPE BOXING LEGEND JOE LOUIS」はどう?実際に読んだレビュー評価 ★★★★★おすすめ!

日本にいながらバイリンガルの子を育てたいと考え、おうち英語に取り組んでます。その一環で日々英語の絵本(洋書)を読み聞かせしながら、1000冊読破+レビューに挑戦しています。

この記事では英語の絵本「A NATION’S HOPE BOXING LEGEND JOE LOUIS」の紹介と実際に読んだレビューします。

以下のような方に参考になれば幸いです。

・乳幼児期の英語学習の為に子供に買ってあげたいけど、近くの書店では置いてないし、通販だと、質感、サイズ感、中身、英語のレベル感がよくわからないから悩んでいる。
・友達の出産祝いに何をあげればいいかネタがない・・・

※絵本のストーリーに関する解説もありますので、必要に応じて飛ばしてお読みください。

※本のサイズ感をお伝えする為に、iPhone6と比較しております。(iPhone6の寸法は14cm×7cm×0.7cm)

目次/Contents

この記事を読んでわかること

「A NATION’S HOPE BOXING LEGEND JOE LOUIS」の評価

総合評価

文章・内容の難しさ

絵の可愛さ

文章のボリューム

単語レベル

推奨年齢 :5〜10歳

重さ・サイズ:575.4g・縦約30cm✖️横約23.6cm✖️厚さ約1.2cm(画像のiPhone6のサイズは14cm×7cm×0.7cm)

本の質感:ハードカバーです。中の紙はコーティングはされていてしっかりしています。

ページ数:40ページ

英文法のポイント : 過去形

woman reading book to toddler
Photo by Lina Kivaka on Pexels.com

「A NATION’S HOPE BOXING LEGEND JOE LOUIS」の作者

Matt De La Pena / アメリカ

公式HP

https://mattdelapena.com

ウィキペディア  

https://en.wikipedia.org/wiki/Matt_de_la_Peña

Matt De La Penaさんの他の作品

Matt De La PenaさんはLAST STOP ON MARKET STREETでコールデコット賞を受賞しています。

「A NATION’S HOPE BOXING LEGEND JOE LOUIS」のストーリー

この絵本は1938年のアメリカに実在したボクシングの王者ジョー・ルイズがドイツの選手と戦い勝ったお話です。

1938年6月22日ヤンキースタジアムは盛り上がっていました。ジョーの今日の戦いは今までのどの選手との戦いよりも重みがありました。黒人と白人のアメリカ人が反ナチスで一緒になりました。歴史の重みがジョーの背中にのっかり、ジョーはロープを潜り、中央にいきます。

小さい子の頃のジョーは喋るとどもりからかわれていました。しかし、手がとても大きくて力強かったのです。お母さんは音楽がいいと言いましたが、ジョーはボクシングジムへ行きました。最初はリングに上がっても素人のようで彼は7回もリングに叩きつけられました。何回もあざをつくってはジムにまた戻ってきました。

最初の公式な試合で彼は相手を倒しました。だけどジョーは手を上にあげず、倒した相手を助けて、握手をしました。ノックが増えるとジョーは有名になり、ヒーローになりました。しかし名声の絶頂で彼はドイツ人のボクサーに負けてしまいます。傷が言えると彼は熱心に練習に打ち込みました。その頃ナチスはヨーロッパの強制収容所がいっぱいになったと報道されており、黒人だけでなくアメリカ人全員が英雄を必要としていました。ジョーの試合が始まり、会場も家でのラジオに聞きかじって試合に熱中しています。そしてジョーはナチスが送ってきたドイツ人ボクサーを倒しました。スタジアムは熱狂で脇、そして白人は黒人と抱き合い、みんなで踊りました。

woman in black tank top wearing black boxing gloves
Photo by cottonbro on Pexels.com

「A NATION’S HOPE BOXING LEGEND JOE LOUIS」の英語の難易度

難易度

ボクシングに関係する英単語の他にナチスの話が背景にあり、英単語をしらなかったため何の話なのかわからない部分もあり、単語やジョー・ルイスについて知ってから読むと理解しやすかったです。

英語のポイント

Bronx = ブロンクス区

banter = (悪意のない才気のある)冗談、ひやかし、からかい

on one’s back = 背負って、あおむけに、病床について、万策尽きて、弱り切って、打ちのめされて

sharecropper = (特に昔の南部の)分益小作人、シェアクロッパー

master race = 支配民族

duck = 頭をひょいとさげる

glaze = ガラスをはめる、ガラス窓をはめる、うわぐすりをかける、上塗りをかける、光滑剤を塗る、つやつけをする、グレーズをかける、(…を)磨いてつやを出す

stammer=どもる、どもりながら言う

ridicule= (…を)あざ笑う、笑いものにする、ひやかす

grasp = (…を)(手で)ぎゅっとつかむ、しっかりと握る、ぎゅっとつかむ、(…を)理解する、把握(はあく)する

canvas = キャンバス、ズック、(ボクシング・レスリングのキャンバスを張った)リングの床、画布、カンバス、(カンバスに描いた)油絵、背景、舞台、テント、テントの集まり

topple = (上部が重くて)ぐらつく、倒れる、(今にも倒れそうに)前に傾く

opponent = (試合・議論の)相手、敵対者、敵手、反対者

blur = かすんで見えるもの、(思い出など)ぼんやりしているもの

bruise = 打撲傷、打ち身、傷あと、(植物・果物などの)傷、(心の)傷、痛手

jaw = あご、(動物の)口、(谷などの)狭い入り口、(はさみ道具の)あご、死などに脅かされた状態、(つまらぬ)おしゃべり、雑談、話

scramble = (敏捷(びんしよう)に)はって進む、はい回る、(きびきびと)はい登る、(…を)奪い合う、われがちに取り合う、争ってする、(敵機迎撃のため)緊急発進する、スクランブルをかけ

humble = 謙遜(けんそん)な、控えめな、地味な、謙遜して、控えめで、卑しい、(卑下して)つまらない、みすぼらしい

devastate = 荒らす、荒廃させる、途方に暮れさせる、困惑させる、驚かす

strike = 打つ、(…を)打つ、たたく、殴る、(…を)たたく、打ちつける、(…を)たたき落とす、(…を)殴り倒す、打ち倒す

leak = 漏る、漏れ(出)る、しみ込む、水漏りがする、漏れる

concentration = 集結、集中、集中力、専念、(専門分野の)集中研究、濃縮、(液体の)濃度

concentration camp = (ナチなどの政治犯・捕虜)強制収容所

erupt = 爆発する、噴火する、噴出する、どっと出る、突発する、爆発させる、吹き出る、発疹する、生え出る

leap = 跳ぶ、はねる、跳躍する、踊る、躍動する、飛ぶように行く、さっと走る、急に(…に)変わる、飛びつく、応じる

glue = はりついたように熱中する

seemingly = うわべは、表面上(は)、見たところでは(明らかに)

relentless = 冷酷な、情け容赦のない、(…に)容赦なくて

pandemonium= 大混乱、大混乱の場所、伏魔殿、地獄

ジョー・ルイスについては下記をご覧ください。

https://ja.wikipedia.org/wiki/ジョー・ルイス

focused students doing homework at home
Photo by Andrea Piacquadio on Pexels.com

実際に読んだ時の子供の様子

2歳8ヶ月ではまだ早いと思いました。案の定聞いてくれませんでした。世界の偉人や歴史に興味を持つ頃にまた読み聞かせをするか一緒に読みたいと思います。

オススメしたい点

・今、アメリカの学生に聞いてもきっとジョー・ルイスって誰?となる人が多いと思いますが、昨今の人種差別や白人や黒人の戦いが続くニュースを見ているとジョー・ルイスのような英雄の存在はとても大きいと理解できます。

・1938年ごろの世界はどういう世界だったのかを子どもと一緒に考えることができます。

注意されたい点

・ジョー・ルイスの話を一度確認してから読む方が読みやすいかもしれません。

まとめ

世界の歴史を知ることは物事を深くするために必要なことと感じていますので子どもは広く色々な歴史に触れて欲しいと思っています。小さい子にとっては少し難しい絵本かもしれませんが、世界を変えた人、世界のヒーローの絵本をたくさんこれからも読み聞かせをしていきます。

世界の偉人やナチスとアメリカの歴史などの絵本を読みたいかたのおすすめです。

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