英語の絵本「The Hello, Goodbye Window」はどう?実際に読んだレビュー評価 ★★★★良い!



日本にいながらバイリンガルの子を育てたいと考え、おうち英語に取り組んでます。その一環で日々英語の絵本(洋書)を読み聞かせしながら、1000冊読破+レビューに挑戦しています。
この記事では英語の絵本「The Hello, Goodbye Window」の紹介と実際に読んだレビューします。
以下のような方に参考になれば幸いです。
・乳幼児期の英語学習の為に子供に買ってあげたいけど、近くの書店では置いてないし、通販だと、質感、サイズ感、中身、英語のレベル感がよくわからないから悩んでいる。
・友達の出産祝いに何をあげればいいかネタがない・・・
※絵本のストーリーに関する解説もありますので、必要に応じて飛ばしてお読みください。
※本のサイズ感をお伝えする為に、iPhone6と比較しております。(iPhone6の寸法は14cm×7cm×0.7cm)
目次/Contents
この記事を読んでわかること
「The Hello, Goodbye Window」の評価
総合評価
文章・内容の難しさ
絵の可愛さ
文章のボリューム
単語レベル
推奨年齢 :3歳〜8歳
重さ・サイズ:483.2g・縦約28.6cm✖️横約26.2cm✖️厚さ約1.2cm(画像のiPhone6のサイズは14cm×7cm×0.7cm)
本の質感:ハードカバーです。中の紙はコーティングはされていてしっかりしています。
ページ数:33ページ
英文法のポイント : 現在形



「The Hello, Goodbye Window」の作者
Norton Juster / アメリカ
※イラスト:Chris_Raschka
ウィキペディア
https://en.wikipedia.org/wiki/Norton_Juster
Norton Justerさんの他の作品
Norton JusterさんはThe Hello, Goodbye Windowの絵本でコールデコット賞を受賞しています。
「The Hello, Goodbye Window」のストーリー
この絵本はおばあちゃんのナンナとおじいちゃんのポピーが大好きな女の子のお話です。
ナンナとポピーは町の中心にある大きな家に住んでいます。裏の玄関に行くレンガの道があります。そこに行くまでにキッチンの窓を通り過ぎます。そのキッチンは二人が多くの時間を過ごす場所です。私は花の器に登って、窓を叩きます。キッチは広くて絵を書いたり、昔はキッチンのシンクをお風呂にして私をいれてくれていました。時々ポピーはハーモニカを吹きます。1曲しか吹けないけど、速くしたり遅くしたり、色々な方法で吹きます。
窓に反射した私をみて「なんで外にいるの?中に入って夕飯にしよう」と言って「私は中にいるよ」と二人で笑い合います。朝になってキッチンへ行き、外のお庭を見ます。ポピーは朝食を作ります。着替えてからナンナのお庭を手伝います。やぶには虎が住んでいるのでそこには行きません。自転車にのったり、どんぐりを集めたり、ボールを蹴ったりして、疲れたら昼寝をします。それから時々、こんにちは、さようならの窓を座って眺めます。
魔法の窓は恐竜やピザの宅配やイギリスの女王様など誰でもやってきます。ママとパパは仕事が終わると私を迎えにきます。家に帰れて嬉しいけど、ナンナとポピーをお別れはしたくありません。そして窓越しにいつもさよならのキスをします。私が大きくなって自分の家をもったら、同じように特別な窓を作ります。



「The Hello, Goodbye Window」の英語の難易度
難易度
あまり難しい単語は使っていません。
英語のポイント
porch = (建物・教会などで外に張り出した屋根付きの)玄関、ポーチ、ベランダ
flower barrel = フラワーベース、花器
used to = よく~したものだ;以前は~したものだった
stay over = (家から離れた所で)泊まる
reflection = (光・熱などの)反射、(音などの)反響、(鏡などの)映像、(水などに映った)影、よく似た人、(状況・事情などの)反映、投影、影響、熟考、内省
come along = やってくる、(…と)一緒に来る、ついて行く、同行する、急げ、がんばれ、もっとしっかりやれ、まさか!、それはないよ!、(…が)(うまく)進む



実際に読んだ時の子供の様子
クレヨンで書いたようなイラストでどれがおじいちゃんかおばあちゃんかあまり理解できていないようでした。
オススメしたい点
・おじいちゃんとおばあちゃんのことが本当に好きなんだなという気持ちが伝わってきます。
・近くにおじいちゃんとおばあちゃんが住んでいて、窓を叩いて呼んだり、中に入ったりする子どもはとても共感できる話だと思います。
・いつか自分の家をもったらということを考えることができます。子どもにもきいてみたい質問だなと思いました。
注意されたい点
・素敵な窓ですが、今の時代、このような窓は泥棒になかを除かれる危険があるため、難しいだろうなと思いました。
まとめ
おじいちゃんとおばあちゃんが大好きなお子様はこの絵本を読んだら、会いたくなるのだろうと思います。おじいちゃんをおばあちゃんのことを思い出してほしいなという時におすすめしたい絵本です。


