英語の絵本「BOATS FOR PAPA」はどう?実際に読んだレビュー評価 ★★★★★おすすめ!



日本にいながらバイリンガルの子を育てたいと考え、おうち英語に取り組んでます。その一環で日々英語の絵本(洋書)を読み聞かせしながら、1000冊読破+レビューに挑戦しています。
この記事では英語の絵本「BOATS FOR PAPA」の紹介と実際に読んだレビューします。
以下のような方に参考になれば幸いです。
・乳幼児期の英語学習の為に子供に買ってあげたいけど、近くの書店では置いてないし、通販だと、質感、サイズ感、中身、英語のレベル感がよくわからないから悩んでいる。
・友達の出産祝いに何をあげればいいかネタがない・・・
※絵本のストーリーに関する解説もありますので、必要に応じて飛ばしてお読みください。
※本のサイズ感をお伝えする為に、iPhone6と比較しております。(iPhone6の寸法は14cm×7cm×0.7cm)
目次/Contents
この記事を読んでわかること
「BOATS FOR PAPA」の評価
総合評価
文章・内容の難しさ
絵の可愛さ
文章のボリューム
単語レベル
推奨年齢 :2歳〜6歳
重さ・サイズ:384.2g・縦約21cm✖️横約26.2.2cm✖️厚さ約1.1cm(画像のiPhone6のサイズは14cm×7cm×0.7cm)
本の質感:ハードカバーです。中の紙は画用紙のような手触りです。赤ちゃんがなめたりすると破けたりしてしまうので注意が必要かもしれません。
ページ数:34ページ
英文法のポイント : 現在形、過去形



「BOATS FOR PAPA」の作者
Jessixa Bagley / アメリカ
公式HP
Jessixa Bagleyさんの他の作品
BOATS FOR PAPAは2015 Junior Library Guild Selection, the SCBWI 2016 Golden Kite Award for Best Picture Book Text as well a the 2016 Washington State Scandiuzzi Children’s Book Awardなど数々の賞を受賞しています。
「BOATS FOR PAPA」のストーリー
この絵本はビーバーの少年バークリーとお母さんのお話で、お父さんのために少年は船を作って海に流すけど、船が帰ってきてしまいお父さんに届かなかったことを悲しませないようにお母さんが船を拾うというストーリーです。
バークリーとお母さんは海のそばの小さな木の家に住んでいます。バークリーは砂浜と、砂浜で何かを見つけるのが好きでした。そして何かを作ることが好きで特に流木で船をつくることが好きでした。数日後はバークリーの誕生日でした。ママはバークリーに絵具と筆をプレゼントしました。その夜、バークリーとママは散歩に行き、バークリーは「大好きなパパへ、バークリー」と短い手紙を書いた船を海に流しました。「この船が岸に帰ってこなかったら、お父さんのことにいったということだね」と言いました。そして晩にお母さんに「もっと船をお父さんに送ってもいい?」ときくとお母さんは「もちろん」と言いました。
バークリーが寝るとお母さんは砂浜にいきました。お母さんもお父さんが恋しいです。それから特別な日にママとバークリーは船を海に流しました。バークリーは一生懸命色々な船を作りました。そしてどんどん上手になっていきました。バークリーは作ったボートの中でお気に入りのボートをパパに送りました。
すぐにバークリーの次の誕生日が来ました。ママはボートの形のケーキを作りました。夕暮れ時にパパにボートを流すために砂浜を歩いているとバークリーはお父さんへメッセージを書くのを忘れたことに気づき、家に戻りました。バークリーはお母さんの机から紙をもらうためにお母さんの部屋に入りました。机の蓋を開けるとバークリーが海に流したはずのボートがありました。パパには届いていなかったことに気づきました。
バークリーはお母さんの待っている砂浜に行き、一緒にボートを流しました。バークリーはベットで眠る時お母さんに「とてもいい誕生日だった。ありがとう」といいました。
お母さんは砂浜に行き、また船を拾いました。そしてショールで大事に船をくるむと、短い手紙に気づきました。そこには「大好きなママへ、バークリー」と書いてありました。



「BOATS FOR PAPA」の英語の難易度
難易度
英単語、文法共に簡単で、読みやすいです。
英語のポイント
buckley =バックリー; バックリ; バックリィ; バックレー; バックレイ
driftwood= 流木
shore = (海・湖・川の)岸、海岸、(海に対して)陸(地)、(海岸を境とする)国
drift off = 起きている状態から寝ている状態へ変化する
anxiously = 心配して、切望して、切に
lid = ふた、まぶた、帽子、取り締まり、抑制
tuck = 端を(…に)押し込む、はさみ込む、(…を)(狭い場所などに)押し込む、詰め込む、(寝具などに)心地よくくるむ、くるみ込む、縫い上げをする、縫いひだをつける、ひだを取る、建て
shawl = ショール、肩掛け



実際に読んだ時の子供の様子
歯が出た茶色い動物をビーバーを認識しているようでBEAVERと喜んで言っていました。とくにVの発音に今は気をつけていますので、自分が読む時にVの発音に気をつけながら読みました。歯を見せてビーバーの顔真似をするのが可愛いです。
オススメしたい点
・お母さんだと分かったときの子どもの気持ちはどんな感情なのか、自分の子どもはどう感じたのかを聞きたいと思いました。
・子どもを思うお母さんの気持ち、お母さんを思う子どもの気持ちがわかりやすいストーリーで表現されています。
注意されたい点
・心温まるママのストーリーだなと感じましたが、パパはどこへいったのかが気になります。
まとめ
ストーリーも面白いですし、難しい単語がなく、読みやすい絵本です。ベッドタイムストーリーとして、読むことをお勧めします。


