英語の絵本「The Little Yellow Leaf」はどう?実際に読んだレビュー評価 ★★★★良い!



日本にいながらバイリンガルの子を育てたいと考え、おうち英語に取り組んでます。その一環で日々英語の絵本(洋書)を読み聞かせしながら、1000冊読破+レビューに挑戦しています。
この記事では英語の絵本「The Little Yellow Leaf」の紹介と実際に読んだレビューします。
以下のような方に参考になれば幸いです。
・乳幼児期の英語学習の為に子供に買ってあげたいけど、近くの書店では置いてないし、通販だと、質感、サイズ感、中身、英語のレベル感がよくわからないから悩んでいる。
・友達の出産祝いに何をあげればいいかネタがない・・・
※絵本のストーリーに関する解説もありますので、必要に応じて飛ばしてお読みください。
※本のサイズ感をお伝えする為に、iPhone6と比較しております。(iPhone6の寸法は14cm×7cm×0.7cm)
目次/Contents
この記事を読んでわかること
「The Little Yellow Leaf」の評価
総合評価
文章・内容の難しさ
絵の可愛さ
文章のボリューム
単語レベル
推奨年齢 :3〜10歳
重さ・サイズ:389.2g・縦約29.2cm✖️横約18.7cm✖️厚さ約1.0cm(画像のiPhone6のサイズは14cm×7cm×0.7cm)
本の質感:ハードカバーです。中の紙は厚い画用紙のような手触りです。
ページ数:40ページ
英文法のポイント : 過去形



「The Little Yellow Leaf」の作者
Carin Berger / アメリカ
公式HP
Carin Bergerさんの他の作品
Carin Bergerさんの作品はカタログ、古書、領収書、手紙、切符の半券などのエフェメラを使用して作られていることで有名です。
「The Little Yellow Leaf」のストーリー
この絵本は秋になりみんなが散っていく中で木にくっついて離れない一枚の葉っぱのお話です。
秋になり静かな森では一人ぼっちの黄色い葉っぱがかしの木にひっついていました。黄色い葉っぱは「まだ準備ができていない」と言います。赤く染まった葉っぱがひらひら落ちても黄色い葉っぱは「まだ準備ができていない」と言います。
かぼちゃが重たくなっても、ガチョウの群れが飛び立っても、落ち葉でカサカサなる音で子どもたちが遊んでも空気が冷たくなって、太陽がしずんでも「まだ準備ができていない」言います。雪がふっても黄色い葉っぱはかしの木につかまっています。黄色い葉っぱは一人ぼっちです。黄色い葉っぱはがらんとした枝を探しました。
すると上にほうにある冷たい枝にもう一枚の深紅色の葉っぱがくっついていました。「ここにいるの?私もだよ。」と黄色い葉っぱは話かけます。そして深紅色の葉っぱは「いく?」というと「いく!」黄色い葉っぱは答えて1、2、3で2つの葉っぱは高く舞い上がりました。



「The Little Yellow Leaf」の英語の難易度
難易度
話の内容は難しくはないのですが、しらない英単語がたくさんありました。
英語のポイント
hush = (…を)静かにさせる、黙らせる、静かにさせてさせる、静める、なだめる
clung = cling の過去、過去分詞形 =(…に)くっつく、くっついて離れない、ぴったりつく、(…に)(手足で)しがみつく、すがりつく、抱き合う、(…に)執着する、愛着をもって離れない、(…に)しみこむ、ついて離れない
oak tree = かしの木
riot = 色とりどり
fiery = 火の、猛火の、火のついた、火のような、燃え立つような、焼けつくような、灼熱(しやくねつ)の、ひりひりする、気の荒い、性格の激しい
swirl= 渦を巻く、ふらふらする
beckoned= 手まねで招く、さし招く、合図する、誘う、招く
tease = いじめる、からかう、悩ます、(…を)しつこく求める、ねだる、あれこれ言ってさせる、うるさくせがむ、すく、けばだてる、逆毛(さかげ)を立てる
musky = じゃこう(質)の、じゃこうの香りのする
heavy = 重い、体重の重い、太った、(…で)重みがかかって、いっぱいで、(量・程度など)猛烈な、激しい、大量に…する(人)、深い、強度の
take wing = 飛び立つ、(飛ぶように)過ぎ去る、なくなる
flocks of geese = ガチョウの群れ
heap = 積み重ね、かたまり、山、たくさん、どっさり、大いに、ずっと、ぽんこつ車、荒れ果てた建物
crackly = カサカサという音がする
sink = 沈む、沈没する、(…に)没する、見えなくなる、(…に)沈下する、陥没する、落ち込む、くぼむ、こける、傾斜する
chill = 冷え、(空気・水などのひやりとする)冷たさ、(身震いを伴う)寒け、身にしみる寒さ、ぞっとする気持ち、おじけ、悪寒(おかん)、寒け、かぜ、冷淡
harvest = (穀物・果物・野菜などの)収穫、刈り入れ、採取、収穫期、刈り入れ時、(穀物・果実などの)収穫物、作物、産物、(一季節の)収穫高、(仕事・行為の)結果
bloom = 輝く
amber = こはく、こはく色、(交通信号の)黄色信号
flurry = (一陣の)疾風、突風、にわか雪、突然の動揺、心の動揺、ろうばい、(株価の)小波乱
bare = 本来あるべきおおいがない、(衣類をつけていない)裸の、裸体の、(草木がなく)露出した、葉のない、からの、中身がない、家具のない、がらんとした、抜き身の
shimmer = ちらちら光る、かすかに光る、揺らめく
soar = 高く上がる、舞い上がる、エンジンを止めて同高度を飛ぶ、滑空する、高まる、高揚する、そびえる、暴騰する



実際に読んだ時の子供の様子
色にはまっている娘が木を指さしてGreenというので、秋になったらYellowになると教えました。Autumnを教えましたが、四季を説明するのが難しかったです。
その後にこの絵本をみてて、Yellowといっていました。
オススメしたい点
・この絵本ではノートや方眼のメモリが付いた用紙などが使われています。ノートや新聞の切り抜きのようなデザインがでてきてイラストだけでなく使っている紙も気になります。
・もし木に一枚だけ葉っぱがついていたらこの葉っぱを思い出すと思います。
・秋の季節で葉っぱが散る様子が描かれているので、秋の本を読みたい時にぴったりな一冊です。
注意されたい点
紙が画用紙のような手触りなので、こどもが水で濡らしたりやぶかないよう注意が必要です。
まとめ
木や葉っぱをみてGREENとさけんでいる娘に秋なので黄色の葉っぱを見てて、「今は秋だから葉っぱは黄色くなったね」と説明しました。秋を感じられる素敵な絵本です。学校でも秋をテーマにした本を読ませたいという先生にもおすすめの絵本です。


