英語の絵本「BOOK of BIG BROTHERS」はどう?実際に読んだレビュー評価 ★★★★良い!

日本にいながらバイリンガルの子を育てたいと考え、おうち英語に取り組んでます。その一環で日々英語の絵本(洋書)を読み聞かせしながら、1000冊読破+レビューに挑戦しています。

この記事では英語の絵本「BOOK of BIG BROTHERS」の紹介と実際に読んだレビューします。

以下のような方に参考になれば幸いです。

・乳幼児期の英語学習の為に子供に買ってあげたいけど、近くの書店では置いてないし、通販だと、質感、サイズ感、中身、英語のレベル感がよくわからないから悩んでいる。
・友達の出産祝いに何をあげればいいかネタがない・・・

※絵本のストーリーに関する解説もありますので、必要に応じて飛ばしてお読みください。

※本のサイズ感をお伝えする為に、iPhone6と比較しております。(iPhone6の寸法は14cm×7cm×0.7cm)

目次/Contents

この記事を読んでわかること

「BOOK of BIG BROTHERS」の評価

総合評価

文章・内容の難しさ

絵の可愛さ

文章のボリューム

単語レベル

推奨年齢 :0歳〜5歳

重さ・サイズ:361.7g・縦約23.6cm✖️横約17.2cm✖️厚さ約1.3cm(画像のiPhone6のサイズは14cm×7cm×0.7cm)

本の質感:ハードカバーです。中の紙はコーティングはされていてしっかりしています。

ページ数:40ページ

英文法のポイント : 現在形、過去形、比較級

woman reading book to toddler
Photo by Lina Kivaka on Pexels.com

「BOOK of BIG BROTHERS」の作者

Cary Fagan / カナダ

Luc Melanson / イラスト

ウィキペディア  

https://en.wikipedia.org/wiki/Cary_Fagan

Cary Faganさんの他の作品

Cary Faganさんは小説や短編小説の作品もとてもに人気があり数々の賞を受賞しています。

「BOOK of BIG BROTHERS」のストーリー

この絵本は2人の兄がとても可愛がっている末っ子の女の子の3人兄弟のお話です。

私(末っ子の女の子)がとても小さかった時、学校帰り私はスーパーヒーローになったりロックスターになると夢見ながら歩いていると道に迷ってしまいましたが、いつもお兄ちゃんたちが見つけれくれました。小学校1年生になると3姉妹のマルタとアニーとフランが私をいびり始めましたが、ある日私が追いかけられている時、私の兄弟がしげみに隠れていて大きな声でほえました。それから二度と3姉妹は私を追いかけませんでした。

はしかになって家で休んでいる時、休み時間に学校の庭で子どもたちが叫んでいる声が聞こえました。まるで世界から取り残されたような気持ちになりました。終了のベルがなると10分後にお兄ちゃんたちが家に現れ、「海賊の赤ちゃん」のパフォーマンスをしました。それは今までして一番面白かったです。いつも私たちの間がよかったわけではありません。真ん中のお兄ちゃんが誕生日のプラモデルのモンスターをもらいましたが、私はその影が夜怖かったので、私は一番上のお兄ちゃんに10ドルあげて壊してもらいました。真ん中のお兄ちゃんは今でも怒っていると思います。

私たちはたくさんペットがいました。一番覚えているのは緑のトカゲのペットです。お兄ちゃんが私に言わずに草の上に蜥蜴を置いて、知らずに私が踏んで殺してしまいました。両親のいる2階へ駆け上がり大泣きしました。お墓を作りお兄ちゃんたちは抱きかかえてくれて落ち着きました。

ある日お兄ちゃんたちが学校の庭でにざまづいてなにかを拾っています。私が言っても隠されました。数週間後お兄ちゃんたちは私に集めた金の破片を見せました。だけど私は手伝ってないから私にはあげないと言いました。私はとても怒ってお母さんにいうと「あなたをからかってるのよ。ただの鉄の黄鉄鉱よ。価値はないのよ」と言いました。

お兄ちゃんたちはとても賢いけど、いつもではありません。ビクトリア女王の誕生日に爆竹を友達からもらい、隣の庭の木に投げると木が燃えてしまいました。消防車がきて火を消してくれました。私たちは隣の家の芝刈りを一ヶ月しなければなりませんでした。だけど牢屋にいれられなくてよかったです。

他にも言えないようなことをしました。両親が留守のときに家でボールを投げて磁器のハープを引いた女の人の置き物を壊してしまいました。一番上のお兄ちゃんが腕をのりでつけてテーブルに戻しました。だれも両親には言いませんでした。突然お兄ちゃんたちは赤ちゃんがどこから来るのか興味を持ち、両親は彼らに説明しました。私はブロック作りに夢中で聞きませんでした。

夏の夜、私たちは庭にテントを張ってそこに泊まることにしました。電気を消した後、私は唸り声をあげてテントを引っ掻いてお兄ちゃんたちを怖がらせました。庭でキャンプをした後、お兄ちゃんたちはロッキー山脈に自転車で行くことに決めました。早起きしてリュックに荷物を詰めて車道へ出るとお母さんが家から「あなたたちどこ行くの?」と聞くので公園に行くことにしました。私たちは大きくなり、時々仲良く、時々そうでもなく、だけど一緒にしたいことがまだまだたくさんあります。ロッキー山脈に登ることです。2000マイルしか離れてません。

「BOOK of BIG BROTHERS」の英語の難易度

難易度

文章は長いですが、使用している単語は難しい単語ではなく読みやすかったです。

英語のポイント

pick on = いびる

howl = ほえる、わめく、途方もない、非常な

top of one’s lung = 可能な限り大きな声で

measles = はしか

recess time = 休み時間、休憩時間

burst into = 乱入、出す、突然現われる、襲う、ほころんでなる、急に入り込む、突然なる、〈勢いよく入りこむ〉・飛び込む、乱入する、〈部屋などに乱入する〉・躍り込む

lizard =トカゲ

bits of gold = 金の破片

tease = からかう

iron = 鉄、鉄製の器具、アイロン、火のし、こて、焼き印、焼き金、アイアン、あぶみ、足かせ

pyrite = 黄鉄鉱

Victoria Day =ビクトリア女王誕生日

https://en.wikipedia.org/wiki/Victoria_Day

firecracker = 爆竹

hollow tree = うろのある木、樹洞

dumb = 物の言えない、口のきけない、口のきけない人たち、口をきかない、無口な、口では言い表わせない、言葉では伝えられない、(驚きなどで)ものも言えない(ほどの)、ものが言えなくて、音の出ない

porcelain = 磁器、磁器製品、磁器類

get along = 先へ進む、はかどる、進める、移る、遅くなる、年を取る、(何とか)やっていく、暮らす、仲よくやっていく、(…と)仲よくやっていく

after all = 何といっても、だって、とにかく、やはり、結局

focused students doing homework at home
Photo by Andrea Piacquadio on Pexels.com

実際に読んだ時の子供の様子

2歳9ヶ月の娘にはお兄ちゃんがいないので気持ちはまだ理解できないかと思いました。弟もいますが、まだ一緒に遊ぶとか弟が大事と言う気持ちにはなっていないようです。もう少し兄弟がお互いを兄弟と理解したらこの絵本を読んであげたいと思いました。

オススメしたい点

・同じ兄弟構成ではなくても兄弟はいいなと感じさせてくれる絵本です。兄弟で色々考え、探検して楽しく過ごしてほしいです。

・いつも仲良いばかりではなく、時々怒らせてしまったり、悪い事をしてしまったりと言う、色々な経験が絵本に描かれているので他の兄弟はどんなことをしているのかの参考になります。

注意されたい点

爆竹は本当に危ないので気をつけなければいけません。お祭りの日に爆竹を鳴らすのはどの国でもよくある風景ですが、燃えやすいものが近くにないかなど取り扱いや気を付けることをしっかり伝えておく必要があると思います。

まとめ

私には兄と姉と妹がいますが、このような冒険心あふれてみんなでロッキー山脈を登りにいくような兄弟ではありませんでした。ですので、この兄弟の破天荒さと仲の良さはとても羨ましく思いました。

兄弟がいてもいなくても兄弟ってこのようなかんじなのかと子どもが参考になればいいのかなと思いました。兄弟を知る絵本としておすすめの一冊です。

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