英語の絵本「Six Dinner Sid」はどう?実際に読んだレビュー評価 ★★★★良い!

日本にいながらバイリンガルの子を育てたいと考え、おうち英語に取り組んでます。その一環で日々英語の絵本(洋書)を読み聞かせしながら、1000冊読破+レビューに挑戦しています。

この記事では英語の絵本「Six Dinner Sid」の紹介と実際に読んだレビューします。

以下のような方に参考になれば幸いです。

・乳幼児期の英語学習の為に子供に買ってあげたいけど、近くの書店では置いてないし、通販だと、質感、サイズ感、中身、英語のレベル感がよくわからないから悩んでいる。
・友達の出産祝いに何をあげればいいかネタがない・・・

※絵本のストーリーに関する解説もありますので、必要に応じて飛ばしてお読みください。

※本のサイズ感をお伝えする為に、iPhone6と比較しております。(iPhone6の寸法は14cm×7cm×0.7cm)

目次/Contents

この記事を読んでわかること

「Six Dinner Sid」の評価

総合評価

文章・内容の難しさ

絵の可愛さ

文章のボリューム

単語レベル

推奨年齢 :3歳〜8歳

重さ・サイズ:165.6g・縦約26.9cm✖️横約21cm✖️厚さ約0.5cm(画像のiPhone6のサイズは14cm×7cm×0.7cm)

本の質感:ペーパーバックです。中の紙はコーティングはされていてしっかりしています。

ページ数:36ページ

英文法のポイント : 過去形

woman reading book to toddler
Photo by Lina Kivaka on Pexels.com

「Six Dinner Sid」の作者

Inga Moore / オーストラリア

ウィキペディア  

https://en.wikipedia.org/wiki/Inga_Moore

Inga Mooreさんの他の作品

Inga Mooreさんはイギリスのサセックスで生まれ、8歳のときに家族と一緒にオーストラリアに移住し、そこでアデレードの学校に通いました。

「Six Dinner Sid」のストーリー

この絵本は1匹の黒猫が6家族の猫として暮らし6つの夕食をもらうけれどもある日ばれてしまうお話です。

シドはアリストットリーストリートの1番地に住んでいます。彼は2番地〜6番地にも住んでいます。6つの家に住んでいるので6つの夕食を食べることができます。一番では鶏肉、2番は魚、3番はラム、4番はネズミ、5番ではまた魚、6番では牛肉と腎臓のシチューです。アリストットストリートの近所さんたちはあまり話しませんでしたのでシドのたくみには気付いておらずみんな自分だけの猫だと思っていました。

だけどシドは夕食をたべるために一所懸命働かなければいけませんでした。スカラムーシュの家では気取った雰囲気を出しました。ボブの家ではネズミをとるしごとがありました。サタンの家ではいたずらっこです。サリーの家ではおばかです。この仕事はシドにとってとても疲れますが、6つの夕食さえ食べれればいいのです。それから6つの場所で引っ掻いてもらい、6つのベッドで寝ることが好きでした。

全てが完璧にいっていましたが、ある日シドは風邪を引いてしまいます。シドは獣医に連れて行かれますが、1回ではなく、6回も連れて行かれました。そして6回も薬を飲みました。獣医は同じ猫だと気づき、住所が一緒の通りと確認するとみんなに電話をかけました。彼らは怒り、夕食を6回も食べる権利はないと言いました。そして1回だけの食事にしました。

だけどシドは6回の夕食をたべる猫です。なので彼はピタゴラスプレースに移動しました。そしてまた1番地から6番地の猫になりました。アリストットリーストリートの住民とはちがいピタゴラスプレースの住民は近所の人とはなすのでシドの6回の夕食について知っていました。みんな知っているのでみんな気にしませんでした。

●Aristotle Street

「Six Dinner Sid」の英語の難易度

難易度

文章も短く難しい単語も少ないため読みやすい本です。

英語のポイント

kidney = 腎臓(じんぞう)、(牛・羊・豚などの)腎臓、気質、種類、型

up to = …まで(に)、…に至るまで、…に及んで、に耐えて、ができて、に取りかかって、やっていて、…をたくらんで、がやるべきで、…次第で

swanky = 見えっぱりの、気取り屋の、しゃれた、上品な

smooch = キスをする、キスをして抱き合う

rough = (手ざわりが)粗い、ざらざらした、地の粗い、もじゃもじゃ毛の、毛の多い、乱暴な、粗暴な

tough = (切りにくい、またはかみ切れなくて)かたい、こわい、粘りのある、頑丈な、タフな、頑固な、しぶとい、

wore out = 疲れ切る

as long as = …だけずっと、…さえすれば、…する限り

beside = …のそばに、…と比べて、をはずれて

damp = 湿気のある、じめじめした、しめっぽい

vet= 獣医

furious = 怒り狂った、猛烈に怒って、荒れ狂う、猛烈な、激しい

focused students doing homework at home
Photo by Andrea Piacquadio on Pexels.com

実際に読んだ時の子供の様子

私の娘は猫と犬が大好きなので、この絵本も嬉しそうに猫のイラストを見ていました。ですが、猫の真似して動き回って、ひたすらmeow meow といって引っ掻く真似をして話は全然聞いてくれていませんでした。

オススメしたい点

・ただの猫の絵本かと思いきや、この絵本はコミュニケーションの大切さと教えてくれます。

・自分の猫だと思っていた猫は実はみんなの猫だったとしたら、自分は怒るのでしょうか。子どもにどんな気持ちになるか聞いてみたいと思いました。

・6つの夕食を食べる猫が自分のものでなくても、みんなで一緒に飼えばいいとう広い心をいつでももてるような人間で痛いと思いました。

注意されたい点

・6回お薬むのはよくないですね。6回薬飲ませる前に獣医さんが気付いてくれるとよかったのになと思いました。

まとめ

黒い猫のかわいいお話と思いきや、周りの人とのコミュニケーションの大切さと学べる絵本でした。せっかく同じ地域に住んでいるのだからコミュニケーションをとり、みんなで助け合って暮らしていく方が私も理想だなと思いました。コミュニケーションの大切さ、近所付き合いの大切さも学べる絵本です。

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