英語の絵本「Zin!Zin!Zin! a Violin」はどう?実際に読んだレビュー評価 ★★★★★おすすめ!



日本にいながらバイリンガルの子を育てたいと考え、おうち英語に取り組んでます。その一環で日々英語の絵本(洋書)を読み聞かせしながら、1000冊読破+レビューに挑戦しています。
この記事では英語の絵本「Zin!Zin!Zin! a Violin」の紹介と実際に読んだレビューします。
以下のような方に参考になれば幸いです。
・乳幼児期の英語学習の為に子供に買ってあげたいけど、近くの書店では置いてないし、通販だと、質感、サイズ感、中身、英語のレベル感がよくわからないから悩んでいる。
・友達の出産祝いに何をあげればいいかネタがない・・・
※絵本のストーリーに関する解説もありますので、必要に応じて飛ばしてお読みください。
※本のサイズ感をお伝えする為に、iPhone6と比較しております。(iPhone6の寸法は14cm×7cm×0.7cm)
目次/Contents
この記事を読んでわかること
「Zin!Zin!Zin! a Violin」の評価
総合評価
文章・内容の難しさ
絵の可愛さ
文章のボリューム
単語レベル
推奨年齢 :4歳〜10歳
重さ・サイズ:422.7g・縦約28.6cm✖️横約22.7cm✖️厚さ約1.0cm(画像のiPhone6のサイズは14cm×7cm×0.7cm)
本の質感:ハードカバーです。中の紙はコーティングはされていてしっかりしています。
ページ数:36ページ
英文法のポイント : 現在形



「Zin!Zin!Zin! a Violin」の作者
Lloyd Moss / アメリカ
Marjorie Priceman / イラスト
https://www.simonandschuster.com/authors/Lloyd-Moss/706964
Lloyd Mossさんの他の作品
Lloyd Mossさんはアメリカのラジオ局のWQXR-FMのアナウンサーをしていたとても有名な方です。
「Zin!Zin!Zin! a Violin」のストーリー
この絵本は最初はトロンボーンのソロから始まり、楽器がどんどん加わり、最後はオーケストラになるお話です。
悲しげなうめく音と絹のような音色がトロンボーンから聞こえてきます。トロンボーンはソロで弾いています。
次にトランペットがきました。トロンボーンとバイオリンでデュオです。
油が差してあるいい音色のフレンチホルンが加わり、トリオになります。
そして落ち着いた柔らかい音色のチェロが参加してカルテットになります。
高く舞い上がり動くバイオリンがきてクインテットになります。
細いシルバーのフルートが参加してセクテットになります。
鋼鉄のキーとやわらかいカチッとする音でクラリネットが参加してセプテットになります。
喜びや悲しみが躍動するオーボエが加わりオクテットになります。
もう憂げな道化師のバスーンが加わりノネットになります。
天使の羽でおりてきたハープも加わりチャンバーになります。オーケストラがホールにきます。
彼らは落ち着いていて準備ができてきます。今、始まります!
弦楽器は高揚し、リード楽器が嘆願し、金管楽器が鳴り響きます。



「Zin!Zin!Zin! a Violin」の英語の難易度
難易度
楽器や音色を表現する英単語は知らないと雰囲気が理解できないと思います。
英語のポイント
mournful = 悲しみに沈んだ、悲しげな、悲しみを催させる
moan = (苦痛・悲しみの)うめき(声)、(風などの)うなり声、悲しげな声、不平、不満
silken= 絹(製)の、絹のような、柔らかくてつやつやした
glide = すべるように動く、滑走する、すべる、音もなく歩く、すうっと動く、滑空する、グライダーで飛ぶ
note = 音、音色、音符
tone = (音の)調子、音色、口調、語調、語気、論調、傾向、風潮、気風、格調
french horn = フレンチホルン
valve = (装置の)バルブ、弁、真空管、弁膜、(二枚貝の)殻、(さやなどの)弁、(金管楽器の)バルブ装置
brassy = 真ちゅう質の、真ちゅう製の、見かけ倒しの、厚かましい、真ちゅう色の、(真ちゅうをたたいたような)金属音の、やかましい
coil = ぐるぐる巻く、渦巻き状に巻く、巻きつける、とぐろを巻く、丸くなる、巻きつく
fellow = 男、やつ、君、(漠然と)人、(話し手の)自分、私、ボーイフレンド、(主に男性の)仲間、同士、同輩
mellow = 熟している、芳醇(ほうじゆん)な、豊かで美しい、豊潤な、(時代がかって)柔らかでなめらかな、(年をとり経験を積んで)円熟した、練れた、穏健な、落ち着いた、柔らかくて肥えた
cello = チェロ
soar = 高く上がる、舞い上がる、エンジンを止めて同高度を飛ぶ、滑空する、高まる、高揚する、そびえる、暴騰する
steely = 鋼鉄の(ような)、硬い、はがね色の、暗青灰色の、堅固な、無情な、容赦しない、きわめて厳格な
click = カチッという音、吸気音、掣子(とめ)、つめ
slick = なめらかな、すべすべした、つるつる滑る、上手な、巧妙な、如才のない、ずる賢い、つや出し上質紙を使った
sleek = なめらかな、つやのある、小ぎれいな、めかした、スマートな、口先のうまい、人あたりのよい
bassoon = バスーン、ファゴット
shiver = (恐怖・寒さで)震える、(ぶるぶる)震える、おののく
gleeful = 大喜びの、上機嫌の、楽しい、うれしい
sob = すすり泣く、涙にむせぶ、ざわざわいう
plead = (…を)弁論する、 弁護する
throb=鼓動する、打つ、(激しく)動悸(どうき)がする、どきどきする、規則正しく鼓動する、(…で)ずきんずきんする、(…に)震える、感動する、躍動する、満ちている
double reed = ダブルリード(double reed)は、木管楽器につかわれるリードの一種。
bleat = メーと鳴く、めそめそする、泣き言を言う
lazy = 怠惰な、不精な、眠気を誘う、もの憂げな、けだるい、動きののろい
clown =(劇・サーカスなどの)道化役者、道化師、おどけ者、悪ふざけをする人、いなか者、無骨者、ばか
decend = (高い所から)下(くだ)る、下りる、下りになる、傾斜する、(…へ)伝わる、(…に)身を落とす、(…を)急襲する、(突然)(…に)押しかけていく、見舞う
brass = 金管楽器
galore = たくさんの、豊富な
roar = ほえる、轟音(ごうおん)を発する、うなる、鳴り響く、大きな音を立てて行く、わめく、泣きわめく、笑いどよめく、(…に)どなる、叫ぶ
string = 弦楽器
implore = 懇願する、嘆願する、哀願する
reed = リード楽器
adore = あがめる、崇拝する、敬慕する、あこがれる、熱愛する、敬慕(けいぼ)する、(…を)非常に好む、非常に好む



実際に読んだ時の子供の様子
カルテットやセプテットなどは少し難しいと感じましたので、人数を数えました。1人ずつ増えていくというのは子どもにも理解できるようでした。
オススメしたい点
・色々な楽器があることを学べます。
・ソロから始まり九重唱までの英語を学ぶことができます。
・音楽を言葉で表現するとするとこのような表現の仕方ができるのかと勉強になりました。
注意されたい点
・オーケストラをみせてあげたくてもある程度大きくないとじっと座って席に座っていられないと思います。
まとめ
ソロ、デュオ、トリオ、カルテットまでは知っていましたがその先なんていうのかな知らなかったですし、楽器はほとんど日本語の呼び方を変わりませんが、楽器の名前などとても勉強になりました。
音楽やオーケストラなどとは無縁でしたが音楽の音色はとても素晴らしいことは大人になってから感じることが多く、子どもにも生のオーケストラをみせてあげたいと思いました。


