英語の絵本「ALL the World 」はどう?実際に読んだレビュー評価 ★★★★良い!

日本にいながらバイリンガルの子を育てたいと考え、おうち英語に取り組んでます。その一環で日々英語の絵本(洋書)を読み聞かせしながら、1000冊読破+レビューに挑戦しています。

この記事では英語の絵本「ALL the World」の紹介と実際に読んだレビューします。

以下のような方に参考になれば幸いです。

・乳幼児期の英語学習の為に子供に買ってあげたいけど、近くの書店では置いてないし、通販だと、質感、サイズ感、中身、英語のレベル感がよくわからないから悩んでいる。
・友達の出産祝いに何をあげればいいかネタがない・・・

※絵本のストーリーに関する解説もありますので、必要に応じて飛ばしてお読みください。

※本のサイズ感をお伝えする為に、iPhone6と比較しております。(iPhone6の寸法は14cm×7cm×0.7cm)

目次/Contents

この記事を読んでわかること

「ALL the World」の評価

総合評価

文章・内容の難しさ

絵の可愛さ

文章のボリューム

単語レベル

推奨年齢 :3歳〜8歳

重さ・サイズ:540.8g・縦約28.7cm✖️横約28.7cm✖️厚さ約1.2cm(画像のiPhone6のサイズは14cm×7cm×0.7cm)

本の質感:ハードカバーです。中の紙はコーティングはされていてしっかりしています。

ページ数:44ぺージ

英文法のポイント : 現在形

woman reading book to toddler
Photo by Lina Kivaka on Pexels.com

「ALL the World」の作者

Liz Garton scanlon / アメリカ

Marla Froze / イラスト

Liz Garton scanlonさん公式HP

Liz Garton scanlonさんの他の作品

All the Worldの本でコールデコット賞を受賞しています。

「ALL the World」のストーリー

この絵本は4単語が韻を踏むなような、滑らかな言葉で絵本のイラストを表現しています。

女の子と男の子が海辺で遊んでいます。砂浜で石を積み上げたり堀を作って砂のお城を作っています。体、肩、腕、手という4つの英単語が並んでいます。すべての世界は広くて深いです。

場面が変わり今度は畑でみんなが収穫している場面になります。とうもろこしの殻、穂軸、コーン、おいしい!と英単語4つ並びます。すべての世界は庭の苗床です。

場面がかわり子どもたちが大きな木に登っているイラストになります。登って、座るという5つの英単語が並んでいます。すべての世界は古くて新しいです。

場面がかわり小道から続く門を潜ると湖のような池があるイラストになります。船、ボート、木のいかだと4つの英単語が並んでいます。すべての世界は空を持っています。雨が降ってきて、みんなが池からでて、池には誰もいなくなり家族4人はレストランにいきます。そして家に帰ります。それから演奏会をして夜になりみんなそれぞれの寝る前の時間を過ごします。すべての世界はすべてです。すべてはあなたと私です。望みと平和と愛と信頼です。

「ALL the World」の英語の難易度

難易度

英単語、文法共に簡単で、読みやすいです。

英語のポイント

pebble = (水の作用で丸くなった、海浜・川床にある)小石、小さな玉石

moat = (都市・城壁の周囲に掘られた)堀

husk = (穀類、トウモロコシなどの)殻、さや、皮、(つまらぬ)かす、形だけのもの

cob = トウモロコシの穂軸、足が短くがんじょうな乗用馬、雄の白鳥

raft = いかだ、いかだ船、(ゴム製の)救命ボート、浮き桟橋、(水泳者用の)浮き台

focused students doing homework at home
Photo by Andrea Piacquadio on Pexels.com

実際に読んだ時の子供の様子

どのページもイラストがとても美しく、夜のページではwhere is moon ? やwhere is house ?など、子どもに指差して発音してもらいました。子供はMOONやHOUSEなど知っているものは答えてくれていました。絵本を読むというよりもイラストをみてました。CORNとYUMはとても喜んでいました。

オススメしたい点

・壮大なテーマですが、この世界の素晴らしさを感じることができる絵本です。子どもにこの世界とは何なのかを考えるきっかけを与えてくれる絵本です。

・イラストがとても美しいです。

注意されたい点

暖炉の前で火にあたっていたり、夜の演奏会など普段にはない場面がイメージしにくい部分もあるかもしれません。

まとめ

ほぼ4つの英単語でその情景を表現していることがとても素晴らしいなと思いました。自然の景色というのはものすごく大事だなと感じました。自分がいる世界がすべての世界だけど、色々な世界があることも知ってもらいたいと感じる絵本です。この絵本を読んで感じたことを子どもとはなしあいたいと思いました。

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