英語の絵本「UNSPOKEN A STORY FROM THE UNDERGROUND RAILROAD」はどう?実際に読んだレビュー評価 ★★★★良い!



日本にいながらバイリンガルの子を育てたいと考え、おうち英語に取り組んでます。その一環で日々英語の絵本(洋書)を読み聞かせしながら、1000冊読破+レビューに挑戦しています。
この記事では英語の絵本「UNSPOKEN A STORY FROM THE UNDERGROUND RAILROAD」の紹介と実際に読んだレビューします。
以下のような方に参考になれば幸いです。
・乳幼児期の英語学習の為に子供に買ってあげたいけど、近くの書店では置いてないし、通販だと、質感、サイズ感、中身、英語のレベル感がよくわからないから悩んでいる。
・友達の出産祝いに何をあげればいいかネタがない・・・
※絵本のストーリーに関する解説もありますので、必要に応じて飛ばしてお読みください。
※本のサイズ感をお伝えする為に、iPhone6と比較しております。(iPhone6の寸法は14cm×7cm×0.7cm)
目次/Contents
この記事を読んでわかること
「UNSPOKEN A STORY FROM THE UNDERGROUND RAILROAD」の評価
総合評価
文章・内容の難しさ
絵の可愛さ
文章のボリュームー
単語レベルー
推奨年齢 :0歳〜5歳
重さ・サイズ:514.5g・縦約25.2cm✖️横約28.2cm✖️厚さ約1.2cm(画像のiPhone6のサイズは14cm×7cm×0.7cm)
本の質感:ハードカバーです。中の紙はコーティングはされていてしっかりしています。
ページ数:40ページ
英文法のポイント : 現在形、過去形、比較級



「UNSPOKEN A STORY FROM THE UNDERGROUND RAILROAD」の作者
Henry Cole/ アメリカ
ウィキペディア
https://en.wikipedia.org/wiki/Henry_Cole
Henry Coleさんの他の作品
この絵本はアメリカで黒人の奴隷制度があったころ、ハリエット・ダブマンを指導者として黒人が安全な場所への逃げ道をつくり地下鉄道の秘密結社があった頃のお話です。
「UNSPOKEN A STORY FROM THE UNDERGROUND RAILROAD」のストーリー
この絵本はイラストのみで英単語はできてきません。
貧しい農園の娘はお母さんに頼まれ、蔵にある野菜を取りに行きます。鶏小屋の中にとうもろこしの藪があり、そこから誰かが見ています。女の子は怖くなって、家に急いで帰りました。しかしその誰かが気になるので、夕食をつつんで蔵にもどり、置いてまたおうちに帰ります。何日も夕食を届けにいきました。ある日、警察が家にやってきて、心当たりはないかとお母さんたちに聞いていました。女の子は怖くなって、隠れて見ていました。そしてまた夜、夕食をもっていくと、かわいい人形が置いてあり、人の姿はありませんでした。



「UNSPOKEN A STORY FROM THE UNDERGROUND RAILROAD」の英語の難易度
難易度ー
イラストのみの絵本になり英単語は出てきません。
英語のポイント
Underground Railroadについては下記をご覧ください。
https://ja.wikipedia.org/wiki/地下鉄道_(秘密結社)
https://en.wikipedia.org/wiki/Underground_Railroad



実際に読んだ時の子供の様子
表紙がすこし暗めなので、2歳9ヶ月にはあまり興味がないようでした。
オススメしたい点
・この絵本を読むだけでは私は何から逃げているのか全くわからなかったのですが、UNDERGROUND RAILROADで理解しました。隠れていたのは黒人の奴隷制度があった時代の、逃げてきた黒人奴隷です。
・黒人の奴隷が怖くても食事をとどけた女の子の優しさが絵本から伝わってきます。
・他の黒人奴隷をテーマにした絵本は文章が多く、とても長いため、子どもに読ませるのは大変だったのですがこの絵本はイラストのみでわかりやすく、追加で説明は必要ですが、読みやすいです。
注意されたい点
・地下鉄道の秘密結社については子どもに説明が必要かもしれません。
まとめ
中学校の時に奴隷制度を社会の授業でしたのをこの絵本を読んで思い出しました。しかし地下鉄道の秘密結社があったことを習ったかはよく覚えていません。英語の絵本を読んでいると黒人奴隷の昔の絵本が多く出版されていますので、特にアメリカにとって本当に大事な歴史なのであろうと感じます。世界の歴史について子どもによくしってほしいという方におすすめです。


