英語の絵本「OX-CART MAN」はどう?実際に読んだレビュー評価 ★★★★良い!



日本にいながらバイリンガルの子を育てたいと考え、おうち英語に取り組んでます。その一環で日々英語の絵本(洋書)を読み聞かせしながら、1000冊読破+レビューに挑戦しています。
この記事では英語の絵本「OX-CART MAN」の紹介と実際に読んだレビューします。
以下のような方に参考になれば幸いです。
・乳幼児期の英語学習の為に子供に買ってあげたいけど、近くの書店では置いてないし、通販だと、質感、サイズ感、中身、英語のレベル感がよくわからないから悩んでいる。
・友達の出産祝いに何をあげればいいかネタがない・・・
※絵本のストーリーに関する解説もありますので、必要に応じて飛ばしてお読みください。
※本のサイズ感をお伝えする為に、iPhone6と比較しております。(iPhone6の寸法は14cm×7cm×0.7cm)
目次/Contents
この記事を読んでわかること
「OX-CART MAN」の評価
総合評価
文章・内容の難しさ
絵の可愛さ
文章のボリューム
単語レベル
推奨年齢 :3歳〜8歳
重さ・サイズ:393.9g・縦約21.7cm✖️横約27.3cm✖️厚さ約1.1cm(画像のiPhone6のサイズは14cm×7cm×0.7cm)
本の質感:ハードカバーです。中の紙はコーティングはされていてしっかりしています。
ページ数:44ページ
英文法のポイント : 過去形、比較級



「OX-CART MAN」の作者
Donald Hall / アメリカ
Barbara Cooney /イラスト
ウィキペディア
https://en.wikipedia.org/wiki/Donald_Hall
Donald Hallさんの他の作品
Donald Hallさんは作家、編集者、詩人、文芸批評家でした。
「OX-CART MAN」のストーリー
この絵本は牛車をひいて市場に売りに行く男の人の家族と1年の暮らしのストーリーです。
10月になると牛車の男は彼の牛にカートをつけて彼と彼の家族と1年中で作った全てのものを入れてました。4月に羊から飼った羊毛のバックを詰めました。4月に刈った羊の毛を織り機で編んだ妻のショールを詰め込みました。彼は家族が作ったキャンドルを詰め込みました。彼らが育てた亜麻で作った亜麻布を詰めました。彼らは次の春のためのジャガイモと冬に食べるじゃがいもを残して掘ったじゃがいもを詰めます。カブ、キャベツ、はちみつや三月にメープルの木から樹液をとったメープルシュガーの木の箱などを詰め込みます。
カートがいっぱいになると男の人は妻と娘と息子にさよなら手を振り10日歩きました。ポーツマスのポーツマス市場に来るまでに丘を越え、村を通りました。彼は市場で羊毛のバックやショールなど積んできたものを売りました。彼はすべてを打った後、彼の牛車のカートも売りました。それから彼は牛も売り、鼻にキスをしてさよならを言いました。それから彼は牛のくびきや馬具を売りました。たくさんのコインをポケットにいれてまたポーツマス市場へいきました。彼はアイロンを買い、娘に刺繍針を買い、息子にはナイフと家族にはペッパーミントキャンディを買いました。それから彼は家に向かって歩きました。コインはまだ彼のポケットにありました。丘を超え、村を越え、彼が自分の農場についた時、家族が待っていてくれました。娘は刺繍針でステッチを始めました。息子はナイフで削り始めました。新しい鍋で料理をし、その後みんなでキャンディを食べました。そしてその夜男の人は若い牛舎のハーネスを縫いました。冬中くびきをつくり、カートを作りました。 妻は冬中亜麻で亜麻布を作り、娘は亜麻布で刺繍しました。そして3月にメープルの木からメープルシュガーを取りました。そして4月に羊毛を刈り、ニットを編みました。5月にはじゃがいもやキャベツを植えました。そしてガチョウは庭でできるだけ柔らかい羽を落として鳴いていました。



「OX-CART MAN」の英語の難易度
難易度
同じ英単語が繰り返しでてきますので、わからない単語があれば調べた方が読みやすいと思います。
英語のポイント
ox cart = 牛車
leave over = 残す、余す、繰り延べる、延期する
shawl = ショール、肩掛け
loom = 織機、機(はた)
yarn = 紡績糸、織り糸、編み糸、より糸、(冒険談などのあまりあてにならない)物語、旅行談、作り話
linen = 亜麻布、リンネル、リネン、亜麻糸、リネン類
flax = アマ(亜麻)、亜麻の繊維、亜麻布、リンネル
shingle = (屋根・外壁に用いる)こけら板、石綿板、(医者・弁護士などの)小看板、(婦人の頭髪の)シングルカット、刈り上げ
split = (縦にまたは木目にそって)割る、縦に裂く、(…に)割る、裂く、(…を)裂きとる、分裂させる、仲たがいさせる、(…に)分裂させる、(…を)分割する、分ける
birch = カバノキ、カンバ、カンバ材、(もと生徒の処罰に使った)カンバの枝むち
barrel =(胴のふくれた)たる、1 たる(分)、1 バレル(の量)、(ものの)胴体、銃身、砲身、(機械の)円筒、胴、(時計の)ぜんまい箱、(ポンプの)筒
turnip = カブ、カブの根
barnyard = 納屋の前庭、農家の内庭
Portsmouth = ポーツマス、英国南部の港市、米国 New Hampshire 州の海港、日露講和条約締結地
yoke = (一対の牛などを首の所でつなぐ)くびき、(くびきにつないだ牛などの)一対、(人やものを結びつける)絆(きずな)、夫婦の縁、くびき状のもの、(手おけなどを肩でかつぐための)天びん棒、(暴君などの)支配、圧迫、(奴隷などの)束縛(状態)、隷属
harness = (馬車馬の)馬具、馬具に似たもの
embroidery = 刺繍(ししゆう)、縫い取り、(物語などの)潤色
sap = (植物の)樹液、元気、生気、活力、ばか、まぬけ、こん棒



実際に読んだ時の子供の様子
幸せそうな家族にDaddy Mommy などと指を刺していました。OXはまだ理解できず、Cowと言っていました、
オススメしたい点
・市場でものを売って暮らす農場の人たちの1年がどのような1年なのかを知ることができます。
・牛車はなかな実物を見せることは難しいので、このような絵本で子どもに知ってもらえたらいいなと思います。
注意されたい点
・ポケットにはいったコインをこの後どうしたかが知りたいです。
まとめ
ポーツマスという地名がでてきたことで、どこが舞台のお話かが明確になり、とても読みやすくなりました。英単語は知らない単語はありましたが、何度もでてくるので調べて意味をはっきりとすると反復で少し覚えることができました。1年を通して農場で働く人はどのようなお仕事なのかをしることができる絵本です。


