英語の絵本「The Day I Became Your Mom」はどう?実際に読んだレビュー評価 ★★★★★おすすめ!



日本にいながらバイリンガルの子を育てたいと考え、おうち英語に取り組んでます。その一環で日々英語の絵本(洋書)を読み聞かせしながら、1000冊読破+レビューに挑戦しています。
この記事では英語の絵本「The Day I Became Your Mom」の紹介と実際に読んだレビューします。
以下のような方に参考になれば幸いです。
・乳幼児期の英語学習の為に子供に買ってあげたいけど、近くの書店では置いてないし、通販だと、質感、サイズ感、中身、英語のレベル感がよくわからないから悩んでいる。
・友達の出産祝いに何をあげればいいかネタがない・・・
※絵本のストーリーに関する解説もありますので、必要に応じて飛ばしてお読みください。
※本のサイズ感をお伝えする為に、iPhone6と比較しております。(iPhone6の寸法は14cm×7cm×0.7cm)
目次/Contents
この記事を読んでわかること
「The Day I Became Your Mom」の評価
総合評価
文章・内容の難しさ
絵の可愛さ
文章のボリューム
単語レベル
推奨年齢 :0歳〜5歳
重さ・サイズ:359.9g・縦約26.6cm✖️横約19.4cm✖️厚さ約0.9cm(画像のiPhone6のサイズは14cm×7cm×0.7cm)
本の質感:ハードカバーです。中の紙は画用紙のような硬い厚紙になっています。
ページ数:36ページ
英文法のポイント : 過去形



「The Day I Became Your Mom」の作者
Nagano Hideko / 日本
Arthur Binard / 英訳
公式HP
Nagano Hidekoさんの他の作品
ベトナム語に訳されてベトナムでも出版されています。
「The Day I Became Your Mom」のストーリー
この絵本はお母さんがおなかの中の赤ちゃんを出産してお母さんになるというお話です。
私の出産予定日は過ぎていました。1週間経ち、また1週間たちました。あなたは私の中で居心地よくいます。ついに私は病院で待つことにしました。先生が私の子宮を診察してくれました。そして「特に問題ありません」といい「歩き回って運動するといいよ」と提案しました。あなたのお父さんは仕事にいき、私は歩きます。病院はとても大きかったです。私は「赤ちゃんが健康に育ちますように」と思い、「私も赤ちゃんがうまれてからも怪我しないように注意しよう、入院したくない」と思いました。病院にはいくつかの店やレストランと花屋もありました。
正午に私は「あかちゃんは生まれるのを忘れているのかも」と心配になりました。しかし看護師さんは微笑み、みんなは心配しなくていいと言いました。昼寝をして、シャワーを浴びて、あなたは私のお腹でピクピク動きました。あなたは優しく蹴りました。おそらく暖かいお湯があなたも気持ちよかったのでしょう。「でておいで」と言いました。私は新生児をみにいきました。産科病棟へ行き、お風呂やオムツの交換を見ました。それから階段を上っている時にお腹がいたくなりました。私は赤ちゃんが「時間がきたよ」と伝えている痛みだとわかりました。お父さんは病院に急いで戻っている時でした。分娩室に連れて行かれました。先生が「赤ちゃんも頑張っている。押してあげて」と先生は元気付けてくれました。出産は山登りのようです。そして美しい男の子が生まれました。赤ちゃんを腕に抱くと私とお父さんは喜びから涙が出ました。あなたは私の胸からミルクを飲みます。私はお母さんになりました。あなたはあなたになって、私はあなたのお母さんになりました、永遠に。



「The Day I Became Your Mom」の英語の難易度
難易度
英単語、文法共に簡単で、読みやすいです。
英語のポイント
snug = 居心地のよい、気持ちのよい、心地よく暖かい、ぴったり合う、不自由のない、こぎれいな、隠れた、見えない、秘密の
examine = (…を)調査する、検査する、審査する、考察する、調査する、(…を)診察する、試験する、尋問する、審理する
womb = 子宮、ものの発生する所
everything is fine = 特に問題ありません
ward = (同じ治療を受ける患者を収容する)病棟、共同病室、(刑務所の)監房、(都市の行政区画としての)区、選挙区、後見を受けている未成年者、被後見人
hospitalize = 入院させる
florist = 花屋、花卉(かき)栽培者
anxious = (…を)心配して、案じて、気にして、心配して、気になって、心配な、不安な、心配そうな、不安な気を起こさせる、気にかかる
wiggle = ぴくぴく動かす、(小刻みに)揺する
maternity = 母であること、母らしさ、産科病棟
cramp = (筋肉の)けいれん、こむら返り、急激な腹痛
delivery =(手紙・品物などの)配達、…便、(城などの)明け渡し、引き渡し、話し方、放出、発射、投球(法)、分娩(ぶんべん)、出産
encourage = 元気づける、励ます、(…を)促進する、助長する、奨励する
fellow = 男、やつ、君、(漠然と)人、(話し手の)自分、私、ボーイフレンド、(主に男性の)仲間、同士、同輩



実際に読んだ時の子供の様子
お母さんとあかちゃんということは理解でき、Mommy &Babyと言っていました。絵本はおもちゃであそびながら聞いていてくれたように感じました。
オススメしたい点
・赤ちゃんが出産する様子が子どもによく伝わります。お母さんが出産するまでお腹が痛いという様子が山を登る辛い様子で表現されていたり、お腹がギュッと絞られたような痛みと表現されていたりと子どもにも出産の大変さも伝わるいい絵本だと思います。
・兄弟ができる絵本や兄弟を楽しみに待つ絵本などはたくさんありますが、実際に出産にフォーカスした絵本は初めて読みました。
注意されたい点
・この絵本を読んで子どもがどのように感じるかはお子様しだいです。
まとめ
日本人の長野ヒデ子さんの作品ですが、さすが英訳されていて、世界に広まっている素晴らしい作品だと思いました。
出産の体験を美しく、しかしリアルに描いてくれています。出産は本当はこんなに穏やかではなく、絵本では痛いのがとても可愛らしく描かれていますが、それでもお母さんになる喜びが伝わってくるところが素晴らしいと感じました。これから出産を控えている方や最近赤ちゃんが生まれ方、赤ちゃん返りしているお兄ちゃんお姉ちゃんに読んであげたい絵本です。
マタニティのお祝いや、出産祝いにもおすすめの一冊です。


