英語の絵本「FUNNY BONES:Posada and His Day of the Dead Calaveras」はどう?実際に読んだレビュー評価 ★★★★★おすすめ!



日本にいながらバイリンガルの子を育てたいと考え、おうち英語に取り組んでます。その一環で日々英語の絵本(洋書)を読み聞かせしながら、1000冊読破+レビューに挑戦しています。
この記事では英語の絵本「FUNNY BONES:Posada and His Day of the Dead Calaveras」の紹介と実際に読んだレビューします。
以下のような方に参考になれば幸いです。
・乳幼児期の英語学習の為に子供に買ってあげたいけど、近くの書店では置いてないし、通販だと、質感、サイズ感、中身、英語のレベル感がよくわからないから悩んでいる。
・友達の出産祝いに何をあげればいいかネタがない・・・
※絵本のストーリーに関する解説もありますので、必要に応じて飛ばしてお読みください。
※本のサイズ感をお伝えする為に、iPhone6と比較しております。(iPhone6の寸法は14cm×7cm×0.7cm)
目次/Contents
この記事を読んでわかること
「FUNNY BONES:Posada and His Day of the Dead Calaveras」の評価
総合評価
文章・内容の難しさ
絵の可愛さ
文章のボリューム
単語レベル
推奨年齢 :4歳〜12歳
重さ・サイズ:532.4g・縦約28.6cm✖️横約24cm✖️厚さ約1.1cm(画像のiPhone6のサイズは14cm×7cm×0.7cm)
本の質感:ハードカバーです。中の紙はコーティングはされていてしっかりしています。
ページ数:42ページ
英文法のポイント : 過去形



「FUNNY BONES:Posada and His Day of the Dead Calaveras」の作者
Dungan Tonatiuh / メキシカン人・アメリカン人
公式HP
http://www.duncantonatiuh.com/about.html
Dungan Tonatiuhさんの他の作品
Duncan Tonatiuhさんは、メキシコ人とアメリカ人の両方です。彼はメキシコのサンミゲルデアジェンデで育ち、ニューヨーク市のパーソンズスクールオブデザインを卒業しました。
「FUNNY BONES:Posada and His Day of the Dead Calaveras」のストーリー
この絵本はスペインのお祭りの死者の日のガイコツの絵で有名になったホセ・グアダルーペ・ポサダのお話です。
ガイコツが自転車を漕いで、派手な帽子をかぶって、ダンスをしています。カラベラスとはスペイン語で頭蓋骨の意味で、多くのものが死者の日や頭蓋骨と関連づけられています。ガイコツの形は実際怖くなく、楽しそうに見えます。彼らはホセ・グアダルーペ・ポサダの作品でこの絵本は彼についてのお話です。
1852年アグアスカリエンテスのメキシコの小さな家でホセ・グアダルーペ・ポサダは生まれました。みんなはルーペゴーと彼を呼び、彼はパン屋の6番目の息子として生まれました。長男のチリオは先生になりルーペに読み書きを教えました。ルーペは絵をコピーして描くのが好きで、チリオはルーペが絵を描くのが上手いと気づき地元の芸術院に入学することを手伝いました。ルーペが18歳の時にドン・トリニダード・ペドロサ印刷会社で働きました。ここで彼は一生の情熱を発見しました。彼は石版印刷と彫版印刷を学びました。
仕事の後、ルーペとドン・トリニダードと他の職人は集まりました。ルーペは新聞にまんがを描きました。ルーペは地元の政治家の貪欲さを悪い特徴を描きました。その年の選挙で数人の政治家は選挙に負けてしまいました。トラブルを避けるためにルーペとドン・トリニダードはレオンの近くの街に引っ越しました。ルーペはレオンに長く住み、自分の印刷屋を開業して、結婚して息子にジュアン・サビーノと名付け、学校で石版印刷を教えました。
3人はメキシコシティへ引っ越しました。ルーぺはデザイナーやイラストレーターとして働き、その後ソカロのメインの広場に印刷店を開きました。しかし1888年大洪水が起きてルーペのお店も流されてしまいました。一緒に働く人の一人のアントニオ・バネガスは一枚刷りの新聞を出版していました。その話は怖い創造物や暴力的な犯罪や幅広いトピックや英雄などを扱っていて、数セントで新聞配りの男の子が配っていました。ドン・ルーペとドン・アントニオは20年以上一緒に仕事をしました。彼らは11月の1日と2日死者の日の祭りが特に忙しかったです。このお祭りの時は死者のパン屋や頭蓋骨の砂糖などの行商人が街でいっぱいになりました。祝日のためにドン・ルーペと他の編集者はガイコツが冗談を言っていたり、韻を踏んだ詩などの文学的なカラバラスを出版しました。ドン・ルーペはいつも忙しく働き、銅版画を身に付けました。ドン・ルーペは一年に1000以上もの絵を描き、100くらいがカラバラスの絵でしたが、これらが彼の有名な作品になりました。
死者の日の間、人々は共同墓地にいき、草むしりをして墓石を塗り替えました。ドン・ルーペが書いたガイコツがかぶる派手な帽子にインスピレーションを受け、女性が真似をしました。ドン・ルーペは幼い頃は馬車や歩道を歩いていましたが、劇的に変わり今は自電車に乗って、チンチン電車が街をはしっています。
1910年ドン・ルーペが58歳のとき、農家や働く人たちは一生懸命働いてもお金を得ることができずに怒り、メキシコ革命が起こりました。1000人以上もの人々が命を落としました。ドン・ルーペはエミリアーノ・サパタやフランシスコ・マデロのように革命に関わった指導者を描きました。彼らの行動などに同意したときは彼らを称え、反対したいときはひやかしを描きました。
ドン・ルーペは1913年1月20日に亡くなりました。今はホセ・グアダルーペ・ポサダをドン・ルーペとは呼ぶ人はいません。彼は作品にサインをしたポサダと呼ばれます。彼の芸術はメキシコやアメリカや世界中で祝われました。死者の日の特別な日にはいつもホセ・グアダルーペ・ポサダを思い出させる祭壇がどこかにあります。



「FUNNY BONES:Posada and His Day of the Dead Calaveras」の英語の難易度
難易度
英語のポイント
strum = (技術もなく気楽に)かき鳴らす、かき鳴らす
Calaveraについては下記をご覧ください。
https://kinarino.jp/cat8-旅行・お出かけ/3802-メキシコのカラフル可愛いガイコツ祭り【死者の日】がすごい
https://en.wikipedia.org/wiki/Calavera
skull = 頭蓋(ずがい)骨、どくろ、(知力の意での)頭、頭脳
skeleton = (人間・動物の)骨格、(特に)骸骨(がいこつ)、骨と皮ばかりの人、骨組み、骨子、輪郭、概略
assosiate = (…と)(心理的に)関係づける、関連づけて考える、連想する、(…と)関係させる、関連させる、(…の)仲間に加える、(…と)仲間になる、交際する、賛意を表わす、賛同する
Jose Guadalupe Posada さんについては下記をご覧ください。
https://ja.wikipedia.org/wiki/ホセ・グアダルーペ・ポサダ
creation = 創造、創設、天地創造、創世、創作、(知力・想像力の)産物、作品、(衣装などの)創案、新意匠、(神の)創造物
Aguascalientes = アグアスカリエンテス
https://ja.wikipedia.org/wiki/アグアスカリエンテス
enroll = 入学する、入会する、登録する
lifelong = 一生の、終生の
lithograohy= 石版術、石版印刷
engraving = 彫刻(術)、彫版術、(銅版・木版などの)彫版、彫版印刷(物)
diplomas = 免状、 卒業証書、 学位記
involve= 巻き込む、巻き添えにする、掛かり合いをもたせる、関係させる、(必然的結果として)(…を)伴う、意味する、必要とする、(必然的結果として)伴う、(…に)熱中する、夢中になる
artisan = 職人、職工、技工
greed = 貪欲(どんよく)、欲ばり
traits = traitの複数形。(人・ものの)特性、 特色、 特徴
intriguing= 好奇心をそそる, おもしろい, おつな
broadside =一枚刷りの新聞
vendor = 売り歩く人、行商人、売り主
etching = エッチング、腐食銅版術、(エッチングによる)銅版画
cemetery = (通例教会墓地でない)共同墓地
flamboyant = 燃えるような、けばけばしい、はでやかな
メキシコ革命は下記をご覧ください。
https://ja.wikipedia.org/wiki/メキシコ革命
rebellious = 反抗的な、反逆心のある、謀反を起こした、反乱に加わった
https://ja.wikipedia.org/wiki/エミリアーノ・サパタ
https://ja.wikipedia.org/wiki/フランシスコ・マデロ
ridicule = (…を)あざ笑う、笑いものにする、ひやかす
ofrenda = 死者の日には欠かせない祭壇
https://www.mashingup.jp/2018/01/movie-40.html
実際に読んだ時の子供の様子
Skeletonはハロウィーンの歌で知っていたようでSkeletonと発音してみせたら、理解しているようでした。しかし、絵本の中身は難しかったようで全然聞いてくれませんでした。
オススメしたい点
・死者の日やカラバラスを初めて知りました。世界には知らないお祭りがあることを知ることができます。
・ディズニーの作品のリメンバーミーをみると死者の日に関しては理解できるのかもしれません。
・ホセ・グアダルーペ・ポサダさんの作品を日本では目にする機会というのはあまりないと思いますが、きっとメキシコやアメリカではとても有名なのだろうと思いました。このような世界を知れるということでお勧めです。
注意されたい点
文章的には少し難しいと感じます。印刷技術の石版印刷や彫刻印刷、銅版画などの印刷方法もこの絵本の中に説明があります。
まとめ
世界のお祭りや世界の有名な人や歴史などに私はとても興味があります。
おすすめなのは偉人を一人調べるという授業の時に、このような人を調べてみるのもいいなと思います。英語の絵本には自分の知らない偉人たちがたくさんいて、とても勉強になります。
低年齢には難しい絵本ですので、幼稚園生で挑戦して読むような絵本になるかと思います。偉人が好きな子どもや歴史が好きな子どもにお勧めします。


