英語の絵本「The Skunk」はどう?実際に読んだレビュー評価 ★★★まあまあ!


日本にいながらバイリンガルの子を育てたいと考え、おうち英語に取り組んでます。その一環で日々英語の絵本(洋書)を読み聞かせしながら、1000冊読破+レビューに挑戦しています。
この記事では英語の絵本「The Skunk」の紹介と実際に読んだレビューします。
以下のような方に参考になれば幸いです。
・乳幼児期の英語学習の為に子供に買ってあげたいけど、近くの書店では置いてないし、通販だと、質感、サイズ感、中身、英語のレベル感がよくわからないから悩んでいる。
・友達の出産祝いに何をあげればいいかネタがない・・・
※絵本のストーリーに関する解説もありますので、必要に応じて飛ばしてお読みください。
※本のサイズ感をお伝えする為に、iPhone6と比較しております。(iPhone6の寸法は14cm×7cm×0.7cm)
目次/Contents
この記事を読んでわかること
「The Skunk」の評価
総合評価
文章・内容の難しさ
絵の可愛さ
文章のボリューム
単語レベル
推奨年齢 :2歳〜8歳
重さ・サイズ:338g・縦約26.1cm✖️横約20cm✖️厚さ約1.0cm(画像のiPhone6のサイズは14cm×7cm×0.7cm)
本の質感:ハードカバーです。中の紙は画用紙のような手触りです。
ページ数:36ページ
英文法のポイント : 過去形



「The Skunk」の作者
Mac Barnett / アメリカ
Patrick McDonnell / イラスト
ウィキペディア
https://en.wikipedia.org/wiki/Mac_Barnett
Mac Barnettさんの他の作品
Sam & Dave Dig a Hole,の作品がコールデコット賞を受賞しています。
「The Skunk」のストーリー
この絵本はある日ドアをあけたらいたスカンクがオペラ会場やどこまでもついてくるので下水道を通ってにげた男の人が新居でスカンクのことを思い出し、スカンクを探しにいくというお話です。
私が家を出た時戸口の階段にスカンクがいました。おどらかせないように静かにしていましたが、スカンクは怖がっていませんでした。ゆっくり注意く後退して私は道に出ました。スカンクは私のすぐ後ろを歩き出しました。数ブロック歩くとスカンクと同じ方向に歩くことが面白くなりました。しかしスカンクがついてきていると気づきました。スピードアップすればスカンクもしますし、ゆっくりするとスカンクもゆっくりします。私は振り返りスカンクに「何がほしいの?」と聞きましたがスカンクは答えません。リンゴやミルク、時計を見せましたが、スカンクは欲しがりませんでした。馬鹿馬鹿しくなり、タクシーに乗り込むと、スカンクは次のタクシーに乗ってきました。オペラハウスの外の低木に隠れました。スカンクはかがむ私が見えていませんでした。まいた!私は階段を飛び上がり席につきました。女性と灰色の髪の将校の間に座りました。スカンクはチケットを買えません。最初のソロの途中にスカンクは入ってきて、隣の女性の頭の上に乗りましたが彼女は熱中していて気付いていません。女性にいいましたが、女性は静かにと言ってきました。私は非常口から出ました。スカンクは街を横切り私を追ってきました。私はカーニバルの観覧車のチケットを買ってのりましたが、次のゴンドラにのってついてきます。彼は近づかないし、遠くにも行きません。私はパニックなり、波止場の行き止まりで「どっかいけ、スカンク」と叫びました。スカンクは近づいてきます。マンホールを持ち上げ、下水道を通って逃げました。
私が地上に出た時街の違う地域に出ました。新しい家を見つけ新しいものを買いました。そして最初の夜、私がベッドルームのドアを開けると誰がまっていたでしょう。誰もいませんでした。私はパーティーを開き、みんながプレゼントをくれました。デザートを終え、踊っている時にスカンクのことを思い出しました。スカンクは何をしているのかな?穴に帰ったのかな?誰かを追っているのかな?私はパーティー会場を出ました。裏通りにもカーニバル会場にも下水道にもいません。スカンクがいました!私は見つからないように歩道を歩き、彼が私を追わないことを確信するまで彼から目を離さないでしょう。



「The Skunk」の英語の難易度
難易度
話のストーリーは難しくありませんが、英単語が知らない単語が多く出てきます。
英語のポイント
doorstep = 戸口の上り段
startle = びっくりさせる、跳び上がらせる、はっと驚かせてさせる
still = 静かな、しんとした、音のしない、黙った、静止した、じっとした、流れのない、風のない、ないだ、低い
back away = 後退する、離れる、しりごみする
start = 出発する、歩きだす、動き始める、始まる、起こる、(…に)始まる、(…で)始まる、始める、(…に)着手する、(…で)始める
ridiculous = ばかげた、ばかばかしい、おかしい
shrub = 低木、灌木(かんぼく)
crouch = かがむ、 しゃがむ、 うずくまる
relieve = やわらげる、楽にする、救い出す、脱却させる、用便を足す、除いて楽にしてやる、除去する、解放する、はずす、解職する
officer = (陸・海・空軍の)将校、士官、(…)役人、(…)官、(…)吏、(会社などの)役員、幹部、警官、巡査、(商船の)オフィサー
rapt = 心を奪われた、うっとりとした、(…に)熱中して、夢中で、没頭して
pursue = (つかまえたり殺したりする目的で)追う、追跡する、うるさくつきまとう、(…で)しつこく悩ます、つきまとう、遂行する、従事する、続行する、追い求める、追求する
sculpture = 彫刻、彫刻術、彫刻(物)、彫像
ferris wheel = (遊園地の)大観覧車
wharf = 波止場、岸壁、埠頭(ふとう)
sewer = 縫う人、裁縫師、お針子、縫う機械、下水道、下水溝、下水本管
alley = (都市で建物の間にある)路地、小路(こうじ)、(狭い)裏通り、(庭園・公園などの木や低木で縁取られている)細道、小道、ボールを転がす路、レーン、(テニスコートの)アレー、球戯場、ボウリング場
burrow = (キツネ・ウサギ・モグラなどの掘った)穴、隠れ場



実際に読んだ時の子供の様子
スカンクという言葉が覚えやすいのか、Skunkを教えると繰り返し発音をしていました。しかし、何度見せても自分からSkunkとは言えず、スカンクの動物を認識していないようでした。大観覧車などもでてき、Ferris Wheelも覚えられました。
オススメしたい点
・追ってくるスカンクが怖くてにげましたが、逃げた新居でスカンクのことが頭から離れなくなって探しにいった男の人の気持ちを一緒にかんがることができます。
・スカンクとはどのような動物かを子どもと一緒に他の本などで調べることができます。
・ドアをあけたらスカンクがいたら子どもだったらどうするのかを質問し会話を楽しむことができます。
注意されたい点
・日本には野生のスカンクには出会うことはできません。
・神戸動物王国ではおもしろい体験をやっていたようなので気になる人はご覧ください。
「神戸どうぶつ王国でスカンクの「おなら臭い体験」 期間限定で」
https://kobe.keizai.biz/headline/3229/
まとめ
動物がついてくる怖さを私も体験したことがあります。
今は街ではあまり野良犬を見かけませんが、私が小学生の頃は迷い犬のような野良犬に遭遇したことがあります。私は友達を遊んだ帰り道で家に向かっている途中でした。その日は友達と100円均一にでも行ってたのか、なぜか私はタンバリンを持っていました。家まで300メートルくらいの道を歩いていると、私の目に飛び込んできたのは柴犬のようなかわいいかわいいワンちゃんですが、その時はドラクエでめっちゃ強い敵に出会ったときのような冷や汗が出ました。わんちゃんと私の距離は50メートルほどあったので、私は少しずつゆっくりとみなかったフリをし、わんちゃんがいない道にすすもうと、歩き出した瞬間、タンバリンがシャンシャンなりました。そして犬も何事と思い、タンバリンの音に合わせてついてくるきました。ついに私は犬に向かって「ついてこないで」とさけび、走らないけど(走ったら追いかけてくるから)きもちは走る感覚で早足で家に帰りました。この絵本を読んでこの「ついてこないで」と叫んだ恐怖の気持ちを思い出しました。
スカンクをペットにしようと思わなかったのかなとか家に連れた帰ろうとか思わなかったのかなという人もいるかと思いますが、私はこの男の人が動物苦手なんだろうと思います。
このお話は英単語は難しいですが、文章もお話も短めなので、幼稚園生〜小学校低学年くらいのベッドタイムストーリーにお勧めです。


