英語の絵本「THE GRUFFALO’S CHILD」はどう?実際に読んだレビュー評価 ★★★まあまあ!



日本にいながらバイリンガルの子を育てたいと考え、おうち英語に取り組んでます。その一環で日々英語の絵本(洋書)を読み聞かせしながら、1000冊読破+レビューに挑戦しています。
この記事では英語の絵本「THE GRUFFALO’S CHILD」の紹介と実際に読んだレビューします。
以下のような方に参考になれば幸いです。
・乳幼児期の英語学習の為に子供に買ってあげたいけど、近くの書店では置いてないし、通販だと、質感、サイズ感、中身、英語のレベル感がよくわからないから悩んでいる。
・友達の出産祝いに何をあげればいいかネタがない・・・
※絵本のストーリーに関する解説もありますので、必要に応じて飛ばしてお読みください。
※本のサイズ感をお伝えする為に、iPhone6と比較しております。(iPhone6の寸法は14cm×7cm×0.7cm)
目次/Contents
この記事を読んでわかること
「THE GRUFFALO’S CHILD」の評価
総合評価
文章・内容の難しさ
絵の可愛さ
文章のボリューム
単語レベル
推奨年齢 :3歳〜8歳
重さ・サイズ:392.8g・縦約27.6cm✖️横約22.5cm✖️厚さ約1.0cm(画像のiPhone6のサイズは14cm×7cm×0.7cm)
本の質感:ハードカバーです。中の紙はコーティングはされていてしっかりしています。
ページ数:34ページ
英文法のポイント : 過去形、比較級



「THE GRUFFALO’S CHILD」の作者
Julia Donaldson / イギリス
Axel Scheffler / イラスト
公式HP
https://www.juliadonaldson.co.uk
ウィキペディア
https://en.wikipedia.org/wiki/Julia_Donaldson
Julia Donaldsonさんの他の作品
Julia Donaldsonさんはブリストル大学で演劇とフランス語を学びました。
「THE GRUFFALO’S CHILD」のストーリー
この絵本は日本語でも出版されているグラファローシリーズの絵本の一つです。大きな悪いネズミが森にいるから入ってはいけないと言われた森にはいってったグラファローの子供のお話です。
グラファローは深い暗い森に足を踏み入れてはいけないといいました。子どもに「なんで?」と聞かれると「大きな悪いネズミがついてくるかもしれない、私は昔々に一度あった」といいました。「どんな感じだった?お父さん教えて」ときかれましたが、グラファローは「あんまり覚えてない。大きな悪いネズミは恐ろしく強く、尻尾にうろこがあって、恐ろしい火だまりのような目でワイヤーよりも硬いひげだった」と答えました。
ある雪の夜、グラファローは寝ていて、子どもは退屈になったので、洞穴から出て、森の中に入っていきました。何かをひきづった跡がありました。丸太が積み重なった家から尻尾が突き出ていました。大きな悪いネズミの尻尾なのでしょうか?スルスルと生物がでてきましたが、彼はひげがありませんでした。「ネズミじゃないね」というと「私は違う」と蛇は言いました。そして「彼は湖のほとりでグラファローのケーキをたべているよ」と言いました。
雪と風が強くなりました。それからカギツメの足跡を見つけました。2つの目がこずえの家から光っていました。この目が大きな悪いネズミなのでしょうか?その生物が飛んでおりてきましたが、尻尾もひげもありません。「あなたはネズミではありませんね」というと「私は違うよ。だけど彼はどこか近くにいて、グラファロのパイを食べているよ」と言いました。
また足跡を見つけました。ついにひげを見つけました。生物がそっと出てきました。彼の尻尾にはうろこはありませんでっした。「あなたはネズミではありませんね」というと「いいえ、私ではないよ。彼は木の下にいて、グラファロの紅茶をのんでいるよ」と言いました。「全部冗談なんだ」とグラファロの子どもは言って切り株にすわって「私は大きな悪いネズミは信じない」といいました。
そして最後に大きくなくて、悪くない、真夜中のおいしいごちそうのネズミにあいました。ネズミは「待って、私を食べる前に私の友達に会って欲しい。私をハシバミの小枝に乗せてくれたら、私は悪い大きな友達を手でまぬけます」と言いました。グラファロは拳を緩めて、「大きな悪いネズミは本当に存在するの!」と言いました。ネズミは小枝に登り、「ちょっと待ってね」といい、手招きしました。そして月を背にして大きな影が地面に浮かびました。その影の尻尾やひげは恐ろしく長く、耳は巨大で大きな丸石くらいのナッツを抱えています。グラファロの子どもは叫んで逃げました。そしてその足跡は少し勇敢さが少なくなって、すこし退屈が少なくなったグラファローの子どもの洞穴に続きました。



「THE GRUFFALO’S CHILD」の英語の難易度
難易度
物語なので、文章はとてもすくないというよりはまあまああります。知らない単語もありますが、ストーリーがわかりやすいストーリーなので、しらない単語があっても意味は理解できると思います。
英語のポイント
set foot = …の土を踏む
scaly = うろこのある、うろこ状の、(うろこのように)はげ落ちる、湯あかのついた、カイガラムシにやられた
tougher = toughの比較級。(切りにくい、 またはかみ切れなくて)かたい、 こわい
trail = 引きずった跡、通った跡、痕跡(こんせき)、船跡、航跡、(獣の)臭跡、(捜索などの)手がかり、(荒野などの)踏みならされてできた道、(山中などの)小道、(彗星(すいせい)・流星の)尾
poke out = つつき出す
log = 丸太、測程器、航海日誌、旅行日記、(エンジン・ボイラーなどの)工程日誌、(実験・業務などの)記録
claw = (猫・タカなどの鋭く曲がった)かぎつめ、かぎつめのある足、(カニ・エビなどの)はさみ、つめ形のもの、(金づちの先の)くぎ抜き
gleam = (薄暗い所で弱いながらもきらりと見える)微光、薄光、(瞬間的な)きらめき、ひらめき
treetop = こずえ
track = (車・船などの)通った跡、わだち、航跡、(人・動物の)足跡、(足跡でできた)小道、踏みならした道、鉄道線路、軌道、通り道、通路
slink = こそこそ歩く、そっと歩く
trick = (相手をだまそうとする、ずるい)たくらみ、策略、ごまかし、ぺてん、たくらみ、(悪意のない)いたずら、わるさ、冗談、悪い冗談
stump = (切り倒した木の)切り株、切り株状のもの、(植物・野菜など葉を取った)幹、軸、(折れた)歯の根、(手足の)切れ残り、基部、(葉巻きの)吸いさし、(鉛筆の)端切れ、足
beckon = 手まねで招く、さし招く、合図する、誘う、招く
hazel = ハシバミ、ハシバミの材、くり色、赤褐色
twig = 小枝、細枝
unclench = 解く、ゆるめる
fist = 握りこぶし、げんこつ、鉄拳、手、把握、指標



実際に読んだ時の子供の様子
2歳11ヶ月の私の娘にはグラッファロがよくわからないようで、イラストに出てくるFOXやMOUSEなどに興味をしてしてましたが、ストーリーは全く理解できていないようでした。ですが、かくれんぼなどが理解できるようになってきたので、Who is hiding ? やWho is this ?など隠れているものを当てるゲームのようにすると楽しんでいました。
オススメしたい点
・ストーリーがとても面白いです。
・どんなに小さなネズミでも頭を使えば、食べられずにすむことを教えてくれます。
・同じシリーズでの絵本が出ているので、揃えるとより楽しめると思いました。
注意されたい点
・日本語で「もりでいちばんつよいのは?」の題名で出版されているのは下記になります。
まとめ
イギリスでは大変有名な作家さんで、この絵本もとても有名です。ネズミが自分が食べられないようにする賢さに感心します。怪物やドラゴンなど架空の生物が私の娘にはあまりピンとこないようですが、きっと好きになる時期がこれからくるのかなと思っています。その時にまたみせてあげたい絵本です。


