英語の絵本「SMELLY LOUIE」はどう?実際に読んだレビュー評価 ★★★★良い!

日本にいながらバイリンガルの子を育てたいと考え、おうち英語に取り組んでます。その一環で日々英語の絵本(洋書)を読み聞かせしながら、1000冊読破+レビューに挑戦しています。

この記事では英語の絵本「SMELLY LOUIE」の紹介と実際に読んだレビューします。

以下のような方に参考になれば幸いです。

・乳幼児期の英語学習の為に子供に買ってあげたいけど、近くの書店では置いてないし、通販だと、質感、サイズ感、中身、英語のレベル感がよくわからないから悩んでいる。
・友達の出産祝いに何をあげればいいかネタがない・・・

※絵本のストーリーに関する解説もありますので、必要に応じて飛ばしてお読みください。

※本のサイズ感をお伝えする為に、iPhone6と比較しております。(iPhone6の寸法は14cm×7cm×0.7cm)

目次/Contents

この記事を読んでわかること

「SMELLY LOUIE」の評価

総合評価

文章・内容の難しさ

絵の可愛さ

文章のボリューム

単語レベル

推奨年齢 :0歳〜5歳

重さ・サイズ:355.6g・縦約22.3cm✖️横約27.6cm✖️厚さ約1.0cm(画像のiPhone6のサイズは14cm×7cm×0.7cm)

本の質感:ハードカバーです。中の紙はコーティングはされていてしっかりしています。

ページ数:32ページ

英文法のポイント : 過去形、過去完了形

woman reading book to toddler
Photo by Lina Kivaka on Pexels.com

「SMELLY LOUIE」の作者

Catherine Rayner / イギリス

公式HP

https://www.catherinerayner.co.uk

ウィキペディア  

https://en.wikipedia.org/wiki/Catherine_Rayner

Catherine Raynerさんの他の作品

Catherine Raynerさんはウェストヨークシャーの田園地帯で育ちました。彼女は鉛筆を持つことができて以来ずっと動物を描いてきました。彼女はウィルフレッドと呼ばれる非常にいたずらなミニチュアダックスフントに自分の家族の犬を書きました。

「SMELLY LOUIE」のストーリー

この絵本はルーイという犬が主人公でシャンプーを終えたルーイがまた自分の匂いを取り戻しにでかけるお話です。

ルーイはお風呂に入ったところでした。バラとリンゴのシャンプーの匂いがしますが、彼はこの匂いは嬉しくありませんでした。小走りで庭にでるとキツネに会いました。キツネはとても匂います。「どこであなたの匂いを見つけましたか?」と聞くと「何年も築きあげてきたもの」とキツネは答えました。そして野バラに嗅ぐ価値のある何かがあると推してくれました。

そして、古いブーツを見つけました。ブーツはチーズのようなかびくさい匂いがしました。かたつむりが路地を探すように提案してくれました。

そして、鼻を辿っていくと、くさいゴミ入れの容器がありました!生臭い食べ残しで溢れていました。芳しいけど、彼の特別の匂いとは違います。ハエが名残惜しそうに飛び続けていて、いやな匂いはこの道の先に何かあると教えてくれました。

どろどろの泥です!ルーイは転がりまわると匂いがよくなってきました。だけど何かが足りません。そして彼はいやな匂いの池を思い出して、ころげ回りました。そして素晴らしい匂いが戻りました。ルーイは嬉しそうに特別な匂いを漂わせて家に帰りました。ルーイが家に入って階段を登っていると「ルーイ、こっちに来なさい」と呼ばれてまたバラとリンゴの匂いになりました。あーあ!

「SMELLY LOUIE」の英語の難易度

難易度

知らない単語があってもイラストが助けてくれて話を理解することができます。

英語のポイント

trot out = 自慢げに歩かせて見せる、出して見せる、披露(ひろう)する、持ち出す、口にする

bramble = イバラ、野バラ、キイチゴ属の植物

sniff = (…を)ふんふんかぐ、(…を)鼻であしらう

moudly = かびで覆われた、またはかびのにおいがするさま

alleyway = 路地、横町、狭い通路

stinky = 臭い、不快な匂い

bin = (ふた付きの大きな)容器、ごみ入れ、(石炭・穀物・パンなどの貯蔵用)置き場

overflow = あふれる、こぼれる、氾濫(はんらん)する、(…に)あふれ出る、満ちあふれている、あり余るほどある、いっぱいである

leftover = 残りの、余りの、食べ残しの

fishy = 怪しい、いかがわしい、うさんくさい、魚の、魚の多い、魚からなる、魚のような、生臭い、どんよりした、無表情の

rotten = 腐った、不潔な、悪臭を放つ、(道徳的・社会的に)堕落した、砕けやすい、もろい、柔らかな、とてもいやな、不愉快な、ひどい

delicious = とてもおいしい、うまい、かんばしい、とても気持ちのよい、とてもおもしろい

linger = (なごり惜しそうに)居残る、いつまでもいる、後に残っている、なかなか去らない、生き続ける、生きながらえる、(ぐずぐず)手間取る、ぐずぐずしている

whiffy = いやなにおいがする

down the load = この道のむこうに、この道の先で

sludge = (ぬかるみの)泥、ぬかるみ、雪解け(のぬかるみ)、(下水などの)汚物、へどろ、(タンク・ボイラーなどの底にたまる)スラッジ、沈殿物

sticky = ねばねばする、べとつく、粘着する、ねばねばしたものがついた、どろどろの、蒸し暑い、(…に)寛大でなくて、気難しくて、難しい、やりにくい

wriggle = 体をくねらせる、身をよじる、のたくる、のたうつ、体をくねらせて進む、のたうち進む、何とかうまく逃れる、取り入る

pongy = いやなにおいのする、悪臭がする

pond = 池、泉水、大洋

wallow = ころげ回る、のた打つ、揺れながら進む、ふける、おぼれる、埋まるほどである

waft = (風・波などに乗って)漂わせる、ふわりと運ぶ

impress = 印象を与える、印象づける、銘記させる、焼きつく、(…を)痛感させる、強く認識させる、(…で)感銘を与える、感動させる、(…に)押す、刻印する

saunter = (のんびり)散歩する

focused students doing homework at home
Photo by Andrea Piacquadio on Pexels.com

実際に読んだ時の子供の様子

Puppyという単語をおぼえましたが、Dog とPuppyの違いがまだよく理解していないようで、犬をすべてPuppyと呼んだりすることもあります。Puppyといって転げ回る様子を真似して遊んでいました。

オススメしたい点

・匂うや臭いという単語がたくさん出てきて勉強になりました。

・歩くという単語もtrot outとsaunterと出てきてどんな様子で歩くのかによって使い分けることを学べます。

・臭い匂いが好きな動物の可愛らしさが描かれている絵本です。

注意されたい点

・ゴミ箱に触ったり、泥で遊んだりと、元気なワンちゃんは毎回シャンプーするのが大変だなと思いました。

まとめ

私は犬や猫を飼ったことがないので、このような状況があるのかはわからないのですが、犬が一歩外にでたら、キツネがいて、池があってという環境はなかなか日本ではなく、自由に犬が家を出入りする環境もあまりないのかなと思いました。

この絵本は犬がどろだらけの家家でそても楽しく遊ぶ様子が描かれていて、かわいい絵本でした。犬好きな子どもにぜひ読んであげたい絵本です。

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