英語の絵本「the dot」はどう?実際に読んだレビュー評価 ★★★★良い!



日本にいながらバイリンガルの子を育てたいと考え、おうち英語に取り組んでます。その一環で日々英語の絵本(洋書)を読み聞かせしながら、1000冊読破+レビューに挑戦しています。
この記事では英語の絵本「the dot」の紹介と実際に読んだレビューします。
以下のような方に参考になれば幸いです。
・乳幼児期の英語学習の為に子供に買ってあげたいけど、近くの書店では置いてないし、通販だと、質感、サイズ感、中身、英語のレベル感がよくわからないから悩んでいる。
・友達の出産祝いに何をあげればいいかネタがない・・・
※絵本のストーリーに関する解説もありますので、必要に応じて飛ばしてお読みください。
※本のサイズ感をお伝えする為に、iPhone6と比較しております。(iPhone6の寸法は14cm×7cm×0.7cm)
目次/Contents
この記事を読んでわかること
「the dot」の評価
総合評価
文章・内容の難しさ
絵の可愛さ
文章のボリューム
単語レベル
推奨年齢 :3歳〜8歳
重さ・サイズ:290g・縦約19.7cm✖️横約21.5cm✖️厚さ約1.0cm(画像のiPhone6のサイズは14cm×7cm×0.7cm)
本の質感:ハードカバーです。中の紙はコーティングはされていてしっかりしています。
ページ数:36ページ
英文法のポイント : 過去形



「the dot」の作者
Peter H, Reynolds / カナダ
公式HP
https://www.peterhreynolds.com
ウィキペディア
https://en.wikipedia.org/wiki/Peter_H._Reynolds
Peter H, Reynoldsさんの他の作品
Peter H, Reynoldsさんは1961年にカナダで双子で生まれ、双子の兄弟であるポールはいくつかの児童書(Going Places、Full STEAM Ahead)の著者として協力し、レイノルズの教育メディア会社FableVisionのCEOも務めています。
「the dot」のストーリー
この絵本は美術のクラスで絵が書けないと悩む子どもが点だけ書いた紙を飾ることで子どもは点にインスピレーションをうけいろいろな点を描いていくというストーリーです。
美術のクラスがおわりましたが、ワシュティは椅子にくっついていました。彼女の紙は何も書いてありません。先生は「吹雪の中の北極熊ね」といいました。ワシュティは「おもしろいね!ただ書けないの。」と言いました。「マークをつけてそれがどこにいくかみてみましょう」と言いました。ワシュティはマーカーを掴んで強く突きをしました。そして先生は「セインを頂戴」といいました。ワシュティは「私は描けないけど、私は自分の名前をかける」といいサインしました。
次の週ワシュティは先生の机の上に掛けたれたものをみて驚きました。それはワシュティが書いた点が渦巻の金の額縁に入れられていました。そしてワシュティは「これよりもいい点をかける」といいました。そして彼女は開けたことのないパレットを出して書き始めました。ワシュティは赤い点、紫の点などかきました。青と黄色を混ぜると緑ができることを発見しました。ワシュティは「小さい点がかけるなら大きな点もかけるよ」と言い、大きな紙と大きなブラシに描きました。ワシュティは点を書かずに点を作りました。
数週間後の学校の芸術発表でワシュティはたくさんの点を展示しました。小さな男の子が「素晴らしい芸術家だね。僕もこんなふうに書きたいよ。僕は定規でもまっすぐな線をかけないよ。」と言いました。ワシュティは男の子に「みせて」といい書いてもらい、ギザギザの線をみて、「サインを頂戴」と言いました。



「the dot」の英語の難易度
難易度
英単語、文法共に簡単で、読みやすいです。
英語のポイント
glue = 熱中する、くっつける
storm = (通例雨・雷鳴などを伴う)あらし、暴風(雨)、大しけ、暴風、あらし、雨あられ、激発、強襲、急襲
swirly = 渦を巻くような;ふらふらするような
splash = はねかす、飛び散らす、(…に)はねかける、(…に)はねかかる、(…で)水をはねる、ザブザブ音を立てて進む、派手に書き立てる、(…に)派手に使う
squiggle = 短い不規則な曲線、くねった線、なぐり書き



実際に読んだ時の子供の様子
dotという言葉をおぼえてもおうと水玉の服をきてもらい、Dot , Dot , Dot と言いながら、つんつんしてDotを教えました。絵を描いてもらおうとしましたが、上手にdotを書くような流れにはなりませんでした。
オススメしたい点
・素敵な絵が書けなくたって、点だけでも芸術的だということを先生が教えてくれ、絵がかけない男の子に対して、先生がしてくれたことを同じようにするというのはとても素晴らしい主人公だなと思いました。
注意されたい点
・私の家には大きな紙と大きな点をかけるブラシはないので、書きたいと言われたら困ってしまいます。
まとめ
この先生はとても素晴らしい先生だと感じましたし、この子どももとても感受性豊かな子どもだなと思いました。先生が素晴らしいと感じたのは額縁に入れて飾ったからです。鉛筆でついた点がそれが一つの作品だということは口では言えますが、額縁に入れてくれたことで、子どもも嬉しくなったのだと思いますし、「作品」ということを感じることができたのだと思います。これこそ、子どもの自己肯定感が高くなる理由だと思います。
このような先生のような人になりたいなーと思いました。できないと言う子どもに対して、何か少しでもできることを見つけてあげて、そこから個性が芽生えるような手助けをしたいと思いました。この絵本は小学校に上がるくらいに読んでもらいたいなと思いました。


