英語の絵本「The Imaginary Garden」はどう?実際に読んだレビュー評価 ★★★★良い!



日本にいながらバイリンガルの子を育てたいと考え、おうち英語に取り組んでます。その一環で日々英語の絵本(洋書)を読み聞かせしながら、1000冊読破+レビューに挑戦しています。
この記事では英語の絵本「The Imaginary Garden」の紹介と実際に読んだレビューします。
以下のような方に参考になれば幸いです。
・乳幼児期の英語学習の為に子供に買ってあげたいけど、近くの書店では置いてないし、通販だと、質感、サイズ感、中身、英語のレベル感がよくわからないから悩んでいる。
・友達の出産祝いに何をあげればいいかネタがない・・・
※絵本のストーリーに関する解説もありますので、必要に応じて飛ばしてお読みください。
※本のサイズ感をお伝えする為に、iPhone6と比較しております。(iPhone6の寸法は14cm×7cm×0.7cm)
目次/Contents
この記事を読んでわかること
「The Imaginary Garden」の評価
総合評価
文章・内容の難しさ
絵の可愛さ
文章のボリューム
単語レベル
推奨年齢 :4歳〜8歳
重さ・サイズ:435.9g・縦約23.6cm✖️横約26.4cm✖️厚さ約1.0cm(画像のiPhone6のサイズは14cm×7cm×0.7cm)
本の質感:ハードカバーです。中の紙はコーティングはされていてしっかりしています。
ページ数:36ページ
英文法のポイント : 現在形、過去形、



「The Imaginary Garden」の作者
Andrew Larsen /カナダ
Irene Luxbacher / イラスト
公式HP
Andrew Larsenさんの他の作品
Andrew Larsenさんは小さい頃祖父母のなにもないコテージで書いたりして遊んでいました。作家になったのはお父さんになってからになります。
「The Imaginary Garden」のストーリー
この絵本はおじいちゃんとテオという孫のお話で、ガーデニングが好きなおじいちゃんがアパートに引っ越すと庭がなくなってしまいました。そしてバルコニーに大きなキャンバスをおいて2人でそのキャンバスでガーデニングをすることにしたいというお話です。
テオはおじいちゃんの前の家の庭が好きでした。おじいちゃんはメープルの木の下で一緒に座って花の種類についてを話してくれました。おじいちゃんの新しいアパートは庭がありませんでした。ある日おじいちゃんにバルコニーにお花を植えないのと聞くと風が強すぎるといい、テオは想像上の庭を作ろうというとおじいちゃんは目を輝かせました。テオとおじいちゃんは春が来る前に想像のお庭の計画を立てることにしました。春の最初の土曜日、おじいちゃんは大きな白いキャンバとガーデニング用の帽子を2人分買いました。おじいちゃんはバルコニーにキャンバスをおきました。最初に何をすべきかおじいちゃんに聞くと「ルツが太陽に伸びていくのにつかまるための石を置こう」といいました。おじいちゃんは絵具を出して灰色を作り、一筆一筆、石を描いて壁を作りました。テオは青い空を描きました。そしてじいちゃんは緑と赤と青で茶色を作り、舌を茶色に塗り土地を作りました。今日はここまでとお父さんがいい、テオはおじいちゃんとガーデニングするのが好きだと言いました。
月曜日の午後2人はガーデニングに戻りました。「ながい冬を超えて庭がおきました。」とおじいちゃんが細い茎を描き、「最初はクロッカスが出てくるね。それからこのシソーラスをみて」と言いました。おじいちゃんは点でクロッカスの花を表現し、黄色を紫と白で描きました。おじいちゃんは石の上に赤い点を書いて、羽や尾を書いていくと春の訪れをおしえてくれるロビンになりました。ミミズを書き足してご飯を食べているようにしました。そして私たちもお菓子をたべに行きました。
数週間後おじいちゃんは休みに出かける準備をしていて、テオに「庭をまかせたよ」と言います。テオは「何をすればいいかはどうやってわかるの?」と聞くとおじいちゃんは「私が出かけている間にチューリップとラッパスイセンが花をさかせるだろう。そしてツルが壁を登り始めるよ。悩まなくていいんだよ。庭をみてると何をしたらいいかがわかるよ」といいました。
日曜日の朝、庭を見てみるとクロッカスとシソーラスは無くなっていて新しい茎が生えていて、ツルが石の壁を登り始めていました。おじいちゃんが言った通りでした。そしてテオは帽子をかぶって筆をもってオレンジと紫とピンクのチューリップと黄色のラッパスイセンを描きました。でも何かが足りません。青です。おじいちゃんの好きなワスレナグサを描きました。だけどまだ何かが足りない気がします。それから笑顔で筆でベンチを2つ描きました。



「The Imaginary Garden」の英語の難易度
難易度
英語のポイント
poppa = おとうさん、とうちゃん、おじいちゃん
lit up = light up = より明るくする、またはより輝かせる
imaginary = 想像(上)の、架空の、虚数の
vine = ブドウ、つる植物、つる、(つる植物の)茎
soil = 土、土壌、うわ土、農地、田園(生活)、土地、国
stem = (草木の)茎、幹、葉柄、花梗(かこう)、(果物の)果柄、(バナナの)果房、茎状のもの、(杯・ワイングラスの)脚、(道具の)柄、(パイプの)柄
Scilla = シソーラス
robin = ヨーロッパコマドリ、ロビン、コマツグミ
daffodil = ラッパズイセン
fret = いらいらさせる、悩ます、いらだつ、悩む、やきもきして暮らす、乱す、波立たせる、(…を)次第に腐食する、(…を)雷文で飾る、格子細工にする
forget-me- not = ワスレナグサ
dash = さっと書いた一筆,筆勢.



実際に読んだ時の子供の様子
ガーデニングにはあまり興味ないようで、色々な花を見せたり、絵を書いている様子を話しても興味をひきつけることができませんでした。絵具ができるようになったら一緒に読みたいと思いました。
オススメしたい点
・庭がなくてガーデニングがないマンションやアパートでも考え方次第でこんなに素敵なガーデニングができるんだと驚き、発想の転換と柔軟性は大事だと感じる絵本です。
・おじいちゃんと孫の素敵な関係を絵本から感じることができます。
注意されたい点
・家の中やバルコニーでも小さい子が絵具を使うのは難しいと感じました。
まとめ
ガーデニングによって季節の花や季節の鳥などを知ることは知識を広げる点でとても良いことだな思いましたし、ワスレナソウの英語名を学ぶことができたのがよかったです。
3歳手前の我が娘はあまり興味がないようでしたが、鳥の書き方などとても参考になったので、絵の具を持たせて絵をかけるようになったら読んであげたいと思いました。


