英語の絵本「The Invisible Boy」はどう?実際に読んだレビュー評価 ★★★まあまあ!


日本にいながらバイリンガルの子を育てたいと考え、おうち英語に取り組んでます。その一環で日々英語の絵本(洋書)を読み聞かせしながら、1000冊読破+レビューに挑戦しています。
この記事では英語の絵本「The Invisible Boy」の紹介と実際に読んだレビューします。
以下のような方に参考になれば幸いです。
・乳幼児期の英語学習の為に子供に買ってあげたいけど、近くの書店では置いてないし、通販だと、質感、サイズ感、中身、英語のレベル感がよくわからないから悩んでいる。
・友達の出産祝いに何をあげればいいかネタがない・・・
※絵本のストーリーに関する解説もありますので、必要に応じて飛ばしてお読みください。
※本のサイズ感をお伝えする為に、iPhone6と比較しております。(iPhone6の寸法は14cm×7cm×0.7cm)
目次/Contents
この記事を読んでわかること
「The Invisible Boy」の評価
総合評価
文章・内容の難しさ
絵の可愛さ
文章のボリューム
単語レベル
推奨年齢 :3歳〜10歳
重さ・サイズ:345.1g・縦約26cm✖️横約21.2cm✖️厚さ約0.8cm(画像のiPhone6のサイズは14cm×7cm×0.7cm)
本の質感:ハードカバーです。中の紙はコーティングはされていてしっかりしています。
ページ数:40ページ
英文法のポイント : 過去形



「The Invisible Boy」の作者
Trudy Ludwig / アメリカ
公式HP
紹介サイト
https://www.penguinrandomhouse.com/authors/105206/trudy-ludwig
Trudy Ludwigさんの他の作品
バイリンガル移民コンサルタント、プロジェクトマネージャーや編集者、コピーライター、ボランティアおよび講演者、子ども向けのテレビ番組に出演したりと色々な経験をしていました。
「The Invisible Boy」のストーリー
この絵本はクラスの中で影の薄いブライアンという少年が転校生のジャスティンによってクラスに馴染んでいくお話です。
あなたは姿の見えない、ブライアンが見れますか?カルロッティ先生も教室でネイサンとソフィーを処理するのに忙しくて彼に気付いていません。ネイサンは外で話す音量で話し、ソフィーは自分の言い分を通せないときにすすり鳴きました。休み時間のベルが鳴り、ミカとJTがキックボールのチーム分けのためにクラスメイトを選んでいるとき、上手な子は最初に選べれます。それから上手な子の友達で、その友達、そしてブライアンだけが残りました。そしてブライアンなしに「お互い充分選べたから始めよう」と始まってしまいました。
食堂でマディソンと友達は誕生日会の話をしていました。「今までで一番楽しかった」や「みんなが楽しんでくれてよかった」と話しています。誕生日会はにブライアンは招待されていませんでした。選ぶ時間のときにはみんながボードゲームや読書をしているとき、ブライアンは高いビルにのぼって火を吹いているドラゴンを描いていました。月曜日の朝、カルロッティ先生は転校生のジャスティンを紹介しました。昼食でマディソンとJ.Tはジャスティンの箸と食べ物をみて「これは何?」と聞きました。 「プルゴキ」という韓国の料理と答えると「鼻くそ」とおかしくいい、クラスのみんなはブライアン以外笑いました。
次の日ジャスティンが自分の棚にいってリュックを入れるときにブライアンの手紙を見ました。朝の休み時間のブライアンはチョークで地面に絵を描いているとジャスティンが「手紙ありがとう」と言ってきました。エミリオがテザーボールにジャスティンを誘いました。ジャスティンは行く前に「その絵かっこいいね」と言っていきました。教室に戻ると先生は2~3人でチームを作るように言いました。ブライアンはジャスティンのところに行きましたが、エミリオがすでに組んでいると言っていました。ブライアンは床に描いた穴に飲み込まれたらいいのにと思いました。そのときジャスティンが「先生は3人でもいいっていったよ。一緒にやろうよ」と言いました。先生は一枚の写真をみてみんなでストーリーを描く課題を出しました。そして3人は協力して話を作り、みんなの前で発表しました。
また昼食の時間です。ブランアン以外のみんなが笑ったり話したりする長い20分間です。すると「ブライアン。ここだよ」と声がします。ジャスティンが手を振ってくれていました。エミリオもブライアン用の空間を作ってくれていました。多分、ブライアンはきっと姿が見えるようになりました。



「The Invisible Boy」の英語の難易度
難易度
プルコギと鼻くそのところが鼻くその単語を知らなかったので、最初は理解できませんでした。
英語のポイント
invisible = 目に見えない、(統計・目録などの)財務諸表に出ない、顔を見せない、姿を現わさない
deal with = ・・・と取引する、を処理する
whine = (犬などの)鼻を鳴らす声、すすり泣きの声、ヒューという音、泣き言、ぐち
get ones way = 意思を貫徹する、自分の言い分を通す、幅にする、巾にする
take up = (…を)取り上げる、手に取る、(…を)上方に連れていく、(乗り物に)乗せる、吸収する、溶解する、取る、ふさぐ、要する、奪う
recess = 休み(時間)、休憩(時間)、(議会の)休会、(学校の)休暇、(法廷の)休廷、奥まった所、(心の)奥(底)、隅、壁の凹んだ所、壁龕(へきがん)
scale = よじ登る、登る
intergalactic = 銀河の間で
crackers = 気が変で、狂って、(…に)夢中になって
greedy = 食いしんぼうの、貪欲(どんよく)な、欲ばりの、(…を)切望して、渇望して、しきりにしたがって
booger = 鼻くそ
cubby = 整理棚、収納スペース
tetherball = 2人のプレーヤーで行うゲームで、ポールの先端につないだボールをラケットで打つ
assignment = (学生の)宿題、研究課題、割り当てられた仕事、(任命された)職、地位、割り当て(ること)、任命、(財産・権利などの)譲渡
bet = 賭(か)ける、(…に)賭ける、(…で)賭けをする、賭ける、(賭けて)主張する、断言する



実際に読んだ時の子供の様子
3歳手前の娘にはinvisibleという意味はまだよく理解できていないようでした。小学校くらいで自分の存在とか考えるようになったら読んであげたい絵本です。
オススメしたい点
・影の薄い子がいた場合に、自分だったらどうするのか、色々な子どもの立場になって子どもが考えることができる絵本です。
・休み時間、昼食の時間や選ぶ時間など海外の学校と日本の学校の違いがわかる絵本です。
注意されたい点
・影が薄い子がキックボールに選ばれない場面がありますが、それはあまりよくない例えだなと思いました。でも子どもたちに悪意はなくて、本当に存在感がなくてみえなかったのかもしれません。
まとめ
学校に行くようになり、集団生活のなかで友達との関係性やクラスの中の自分の存在など色々と学んでいくと思います。ときには悲しいことがあったり、さみしいことがあったり、仲間はずれにされるということもあるかもしれないですが、そんなときにこの絵本を読んであげたいです。


