英語の絵本「One」はどう?実際に読んだレビュー評価 ★★★★★おすすめ!

日本にいながらバイリンガルの子を育てたいと考え、おうち英語に取り組んでます。その一環で日々英語の絵本(洋書)を読み聞かせしながら、1000冊読破+レビューに挑戦しています。

この記事では英語の絵本「One」の紹介と実際に読んだレビューします。

以下のような方に参考になれば幸いです。

・乳幼児期の英語学習の為に子供に買ってあげたいけど、近くの書店では置いてないし、通販だと、質感、サイズ感、中身、英語のレベル感がよくわからないから悩んでいる。
・友達の出産祝いに何をあげればいいかネタがない・・・

※絵本のストーリーに関する解説もありますので、必要に応じて飛ばしてお読みください。

※本のサイズ感をお伝えする為に、iPhone6と比較しております。(iPhone6の寸法は14cm×7cm×0.7cm)

目次/Contents

この記事を読んでわかること

「One」の評価

総合評価

文章・内容の難しさ

絵の可愛さ

文章のボリューム

単語レベル

推奨年齢 :4歳〜8歳

重さ・サイズ: 451.6g・縦約23.5cm✖️横約25.7cm✖️厚さ約1.2cm(画像のiPhone6のサイズは14cm×7cm×0.7cm)

本の質感:ハードカバーです。中の紙はコーティングはされていてしっかりしています。

ページ数:40ページ

英文法のポイント : 過去形

woman reading book to toddler
Photo by Lina Kivaka on Pexels.com

「One」の作者

Kathryn Otoshi /

Kathryn Otoshiさんの他の作品

「One」のストーリー

この絵本は青い丸がいつも赤に意地悪をされていたのですが、ある日1がやってきて、みんなにNOという勇気を教えてくれるお話です。

青は静かな色でした。空を見上げたり海に浮かんで楽しみ、ある日大胆な気持ちになり水溜りの水を跳ねました。みんな一度は太陽のような黄色になりたいと思いました。もしくは輝く緑、堂々した紫、社交的なオレンジ、だけど彼は青でいることが好きでした。赤といる時以外をのぞいて。赤は短気で青に小言を言いました。「赤は素晴らしい色で赤はかっこよくて青は違う」と言いました。青は青であることの気分が良くありませんでした。時々黄色が「青はとてもいい色よ」と慰めてくれます。だけど黄色は赤に「青に小言を言うのをやめなさい」とは言いません。緑と紫とオレンジもです。いつも赤が意地悪なことを言って誰も話さないと彼はどんどん大きくなっていきます。大きすぎでみんな怖がり、赤はみんなに小言を言いました。それからみんな小さい青の気分になりました。

1がきました。彼はとてもおもしろく、色々な色を笑わせました。赤はそれをみて怒りました。「わらうのをやめなさい」と黄色と緑と紫とオレンジに言いました。赤は1のところへいって「笑うのをやめなさい」といいましたが1は「いや」と断り、赤は去っていきました。1はみんなにいいました「だれかが意地悪したり小言を言ってきたら、私は立ち上がっていいえといいますよ」そして黄色は勇気が出てきて、「私も」というと2の形になり、緑も「私も」というと3の形になり、紫は4、オレンジは5の形になりました。青もみんなが変わるのをみて自分も言いたかったです。赤は怒って青のところに小言を言いにきました。「赤はかっこいいけど青は違う」というと青は立ち上がり、6の形になって「赤は本当に熱くなれるけど、だけど青はもっとかっこよくなれるよ」と言いました。赤はかんかんに怒って青を横転させようとしましたが、みんなが「いいえ」と言いました。そして赤はどんどん小さくなり転がっていきました。すると青が「赤もかっこ良くて青もかっこくなれる?」と言いました。1は「赤も数えることができるよ」と言いました。そして赤も7になりました。「みんな数えよう」といい、赤は笑って参加しました

red blue and yellow round lights
Photo by Rebecca Diack on Pexels.com

「One」の英語の難易度

難易度

英語のポイント

daring = 大胆な、向こう見ずな、斬新(ざんしん)な、型破りの

regal = 帝王にふさわしい、王者らしい、堂々とした、荘麗な

outgoing = 出ていく、出発する、辞任する、退職する、外交的な、社交性に富んだ

overall = (端から端まで)全部の、総体的な

hot head = 性急な人、短気な人

pick on = に小言を言う、のあら探しをする、を選ぶ

bold = 大胆な、勇敢な、果敢な、大胆で、ずぶとい、出しゃばりの、鉄面皮な、際立った、肉太の、険しい

stroke = 打つこと、打撃、ひと突き、一撃、(鳥の翼の)ひと打ち、羽ばたき、(クリケット・ゴルフ・テニスなどの)打球、ストローク、打法、(水泳の)ひとかき

blow a fuse = ヒューズを飛ばす、かんかんに怒る

focused students doing homework at home
Photo by Andrea Piacquadio on Pexels.com

実際に読んだ時の子供の様子

最初は色を発音して、数字が出てきたら数字を発音していました。絵本の中身というよりは色と数字のイラストを見ているようです。

オススメしたい点

・どんなに意地悪されても、仲良くできることを教えてくれる絵本です。

・色のイメージや色を表す形容詞、例えば紫でつかっていたregalなどの単語が学べます。

注意されたい点

NOと言えるから数字になるという理由を考えるとよくわからなくなりした。

まとめ

色と数字や形などで人間のような怒りや感情を表現している素敵な絵本です。いつも小言をいわれてしまう青ですが、最後には赤を仲間に入れてあげて、青は優しい青だと思いました。

子どもともその色に対するイメージなどを話してみたいなと思いました。こどもは赤がどんなイメージで青や紫はどのようなイメージなのかが知りたいなとおもいました。ZeroとTwoの本も一緒にシリーズでまとめて揃えることをお勧めします。

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