英語の絵本「Mr. and Mrs. Muddle」はどう?実際に読んだレビュー評価 ★★★★★おすすめ!



日本にいながらバイリンガルの子を育てたいと考え、おうち英語に取り組んでます。その一環で日々英語の絵本(洋書)を読み聞かせしながら、1000冊読破+レビューに挑戦しています。
この記事では英語の絵本「Mr. and Mrs. Muddle」の紹介と実際に読んだレビューします。
以下のような方に参考になれば幸いです。
・乳幼児期の英語学習の為に子供に買ってあげたいけど、近くの書店では置いてないし、通販だと、質感、サイズ感、中身、英語のレベル感がよくわからないから悩んでいる。
・友達の出産祝いに何をあげればいいかネタがない・・・
※絵本のストーリーに関する解説もありますので、必要に応じて飛ばしてお読みください。
※本のサイズ感をお伝えする為に、iPhone6と比較しております。(iPhone6の寸法は14cm×7cm×0.7cm)
目次/Contents
この記事を読んでわかること
「Mr. and Mrs. Muddle」の評価
総合評価
文章・内容の難しさ
絵の可愛さ
文章のボリューム
単語レベル
推奨年齢 :3歳〜10歳
重さ・サイズ:386.2g・縦約26.1cm✖️横約21.0cm✖️厚さ約1.0cm(画像のiPhone6のサイズは14cm×7cm×0.7cm)
本の質感:ハードカバーです。中の紙はコーティングはされていてしっかりしています。
ページ数:36ページ
英文法のポイント : 過去形



「Mr. and Mrs. Muddle」の作者
Mary Ann Hoberman / アメリカ
Catharine O’neill /イラスト
公式HP
https://www.maryannhoberman.com
ウィキペディア
https://en.wikipedia.org/wiki/Mary_Ann_Hoberman
Mary Ann Hobermanさんの他の作品
Mary Ann Hobermanさんは1930年8月にコネチカット州スタンフォードで生まれましたが、父親が頻繁に転職したため、家族はニュージャージー州ニューヨーク市、コネチカット州ニューヘブンに移り、最終的にはスタンフォードに戻りました
「Mr. and Mrs. Muddle」のストーリー
この絵本は結婚したとても仲のいいマドゥル夫妻が一つだけ意見が合わないことがあり、その意見があわないことも問題を解決するお話です。
マドゥル夫妻は結婚しました。だいたいの時間、彼らは同じことをするのが好きで、パンとバターと野球と電話と望遠鏡とテレビが好きでした。しかし一つだけ違うことがありました。マドゥル夫人は車が好きで、夫は嫌いでした。マドゥル夫人はドライブにでかけるのがなよりも好きで、マドゥルさんは歩く方がすきでした。それが問題でした。
「ドライブに行こう」と夫人がさそうとマドゥルさんは「散歩にいこう」といい、彼らはどちらもしませんでした。「ベッシーおばさんが夕食に誘ってくれた」とマドゥル夫人は嬉しそうにいいました。「彼女は遠すぎる」マドゥルさんが答えたのでいきませんでした。「アイスクリームを買いにお店まであるいていこう」というと、夫人は「車でいこう」と言いました。なので彼らは家にいることにしました。家に一緒にいるのはいいですが、外にいくのもいいです。
「エルマーに相談しよう」とマドゥルさんがいいました。マドゥルさんは「車で彼の家に行こう」といいマドゥルさんは「歩いて行こう」といいました。そして、「電話しよう」といいました。そして「彼にきてもらおう」と言いました。「賢いね」とマドゥル夫人がいい、「もしあなたが車が好きだったら、完璧なのに」といいました。
エルマーがきました。エルマーはマドゥルさんに「なんで車が嫌いなの?」ときくと「匂うから。うるさいから。速すぎるから。」といいました。そしてエルマーはマドゥル夫人に「なんであなたは車が好きなの?」と聞くと「いい匂いと、いい音がして、とても早いから」といいました。そして考えたあとに「あなたは正しい」とどちらにもいいました。「どちらも正しかったら、問題の答えはどうなるの」と夫人はいいました。「車を運転するのと歩くの真ん中はなに」と聞くとエルマーは考え、「ポーゴーはどう」言いました。「ポーゴーは足を使う」と夫人はいい、「スクーターはどう?」というと「スクーターは車輪がある」とマドゥルさんはいいました。「ボートは」というと「今いおうとしていたとこ」とマドゥルさんはいいました。エルマーさんは「助けられてよかった」といい、帰っていきました。
マドゥル夫妻はカヌーを買いました。パドゥルジャンパーと名付けて名前を塗りました。家の近くの大きな水溜りに持っていきました。水溜りはドロドロしていました。ひっくり返らないように注意し、マドゥルさんがパドルをで漕ぐと固くいいました。カヌーが動き始めました。マドゥル夫人は寝そべって「向こう岸についたら教えて」といいました。「ついた?」ときいても答えがありません。目を開けるとボートが円を描いていました。夫人もパドルをもってこぐと動きましたが、他の方向に円を描いています。何がちがうんだろうとおもいました。するとエルマー水溜りで泳いでいました。エルマー問題を伝えてエルマーが考え、「答えは真ん中のどこかにあります」といいました。そして去っていきました。夫妻は「この場合の真ん中はなんだろう」といいました。そして一緒にパドルをこぐことを思いつき、こぐと真っ直ぐ進みます。そして上下に跳ねました。そして船がひっくり返り、二人は岸へと泳ぎました。反対の岸に行ってしまった2人は二人とも「こっちにきて」と言います。そして「半分泳ごう」といって、また真ん中のカヌーのところで会いました。そしてカヌーをもどして、昼食のため家に横に並んで漕いでもどりました。



「Mr. and Mrs. Muddle」の英語の難易度
難易度
3部構成になっていて、文章は多めですが、会話文が多く、単語も難しくないので読みやすいです。
英語のポイント
muddle = (…を)ごたまぜにする、かきまぜる、(…を)(…と)混同する、ごっちゃにする、(…で)混乱させる、まごつかせる、ぼんやりさせる
telescope = 望遠鏡
pogo stick = ポーゴー 《棒の先にばねがついた一本棒で竹馬に似たホッピングの一種》.
puddle = 水たまり、(粘土と砂を水でこねた)こね土
muddy = 泥深い、ぬかるみの、泥だらけの、濁った、曇った、さえない、(頭の)ぼんやりした、混乱した、あいまいな
tip over = 転がす、ひっくり返す、引っくり返す、引っ繰り返す、引繰り返す
firmly = 堅く、堅固に、しっかりと、確固として
tippy = ひっくり返りやすい、不安定な



実際に読んだ時の子供の様子
馬の夫妻ですが、馬には見えないようで、何も言っていませんでした。イラストをみてcar やcanoeと言っていましたが文章をしっかり読み始めるとあまり聞いてくれていませんでした。
オススメしたい点
・難しい単語がないためスラスラ読める絵本です。
・相手の意見と自分の意見の真ん中を考えることを教えてくれます。喧嘩をしても、相手の意見と自分の意見とどうすれば間をとれるのか考えられるようになると思います。
注意されたい点
・3部構成なので毎日1部ずつ読んでもいいと思います。
まとめ
ドライブが好きで歩くのが好きで、結局どちらも譲らなくて、だけど2人はこの問題を解決したいとおもっているところが愛だなと思いました。1歳くらいのときにはおもちゃの取り合いとか、絶対に譲りたくないとか子どもはあると思いますが、だんだん3歳や4歳や5歳になって間を取ったり中立するということを学んでいくんだろなと思いました。この絵本は間をとること方法や考えた方をおしえてくれるとても素晴らしい絵本です。
幼稚園児くらいのお子様に是非読んでほしいと思いました。


