英語の絵本「THE LITTLE ISLAND」はどう?実際に読んだレビュー評価 ★★★★★おすすめ!



日本にいながらバイリンガルの子を育てたいと考え、おうち英語に取り組んでます。その一環で日々英語の絵本(洋書)を読み聞かせしながら、1000冊読破+レビューに挑戦しています。
この記事では英語の絵本「THE LITTLE ISLAND」の紹介と実際に読んだレビューします。
以下のような方に参考になれば幸いです。
・乳幼児期の英語学習の為に子供に買ってあげたいけど、近くの書店では置いてないし、通販だと、質感、サイズ感、中身、英語のレベル感がよくわからないから悩んでいる。
・友達の出産祝いに何をあげればいいかネタがない・・・
※絵本のストーリーに関する解説もありますので、必要に応じて飛ばしてお読みください。
※本のサイズ感をお伝えする為に、iPhone6と比較しております。(iPhone6の寸法は14cm×7cm×0.7cm)
目次/Contents
この記事を読んでわかること
「THE LITTLE ISLAND」の評価
総合評価
文章・内容の難しさ
絵の可愛さ
文章のボリューム
単語レベル
推奨年齢 :3歳〜12歳
重さ・サイズ:371.2g・縦約20.6cm✖️横約26.2cm✖️厚さ約1.0cm(画像のiPhone6のサイズは14cm×7cm×0.7cm)
本の質感:ハードカバーです。中の紙はコーティングはされていてしっかりしています。
ページ数:48ページ
英文法のポイント : 過去形



「THE LITTLE ISLAND」の作者
Margaret Wise Brown / アメリカ
Leonard Weisgard / イラスト
ウィキペディア
https://ja.wikipedia.org/wiki/マーガレット・ワイズ・ブラウン
https://en.wikipedia.org/wiki/The_Little_Island_(book)
Margaret Wise Brownさんの他の作品
「THE LITTLE ISLAND」のストーリー
この絵本は海に浮かぶ小さな島とその島の四季の移り変わりとその島が世界の一部であるというお話しです。
海の中に小さな島がありました。島の周りで風が吹き、鳥が飛び、岸に潮が満ちたりひいたりします。雲が通り過ぎ、魚が泳ぎ、霧が島を隠します。朝は島はとても静かです。クモが巣を作ります。白と青の小さな花と金色の目のスミレとジューンベリーの蕾と梨の木が島に咲いています。そしてそれが春です。
ある日エビが島に登ってき、岩棚に隠れました。そして暗い隠れる場所で新しいのを強く育てました。そしてあざらしがきて赤ちゃんを育てました。そしてカワセミが来て巣を作りました。そしてカモメが岩棚で卵を生みました。野生の苺が赤くなりました。この島に夏が来ました。
遠くからボートがやってきました。ニシンとサバが水から飛び跳ねます。海藻は干潮時キュキュなります。なしが実って、黒いカラスが島を飛び越えました。小さな子猫が人間と一緒にピクニックに来ました。子猫は島をぶらぶら歩きます。そしてなんて小さい島なのと言います。島は「あなたもよ」と言いました。子猫は「多分私も小さな島ね。空中の小さな毛皮の島」といい飛びました。「それがありのままのあなたよ」と島は言いました。子猫は「だけど私は大きな世界の一部です。私の足は乗っかっています。」というと「わたしもよ」と島は言いました。子猫は「あなたは違うよ。水が周りにあるよ。土地から切り離すよ」というと「魚に聞いてみたら」と島が言いました。子猫は魚を捕まえて「答えなさい。さもないと食べてしまうよ」と言いました。「どうやって島は土地の一部になるの?」といいました。すると「ついてきな。この下に秘密の場所があるからみせてあげる」と言いました。子猫は泳げません。「違う方法を言わないと食べてしまうよ」と言いました。さかなは「そしてら、あなたが知らないことを伝えたことを信じなさい」と言いました。そして魚は子猫に海の下でどのように土地になっているかを伝えました。そして日が沈む中にボートで帰って行きました。
夜が来て7匹の蛍が暗闇を照らしました。コウモリが梨の木の周りを飛んでいます。ふくろうが起きています。風がピューとなりました。そして嵐が来ました。風は南東から来ています。雷と稲光と風がうなっています。そして嵐が過ぎました。それから秋が来ました。そして黄色の梨は地面にゆっくり落ちました。冬がきて雪が柔らかく落ちます。夜と日中が来て過ぎて、夏と冬と太陽と風邪と雨がきて通り過ぎます。そして小さな島にはなることはいいことでした。世界の一部で輝く海に囲まれています。



「THE LITTLE ISLAND」の英語の難易度
難易度
英語のポイント
tide = 潮、潮の干満、潮流、(世論などの)風潮、傾向、形勢、盛衰、栄枯、絶頂期、最悪期
rise = (地平線上に)昇る、出る、空に昇る、舞い上がる、飛び立つ、上がる、(…に)そびえる、そびえ立つ、上り(坂)になる、(…に)上昇する
shore = (海・湖・川の)岸、海岸、(海に対して)陸(地)、(海岸を境とする)国
web = クモの巣、クモの巣状のもの、仕組んだもの、わな、織物、(ひと機(はた)分の)織布、ひと巻きの印刷用紙、(水鳥の)水かき、(コウモリなどの羽の)翈(こう
)violet = スミレ、スミレの花、すみれ色
waxy = かっとなった、怒った、ろうのように
chuckleberry = ジューンベリー
tickle = くすぐったい
bloom = (特に 観賞用植物の)花、(特定の植物・場所・シーズンの)花、開花(期)、花盛り、真っ盛り、(ほおの)ばら色、輝き、健康色、新鮮味、清純さ
ledge = (壁・窓から突き出た)棚、(岩壁側面や、特に岸に近い海中の)岩棚
kingfisher = カワセミ
herring = ニシン、ニシンの身
mackerel = サバ、サバ(の身)
squeak = チューチュー鳴く、キーキー声で話す、(きしって)キーキー音を立てる、きしむ、きしる、キュッキュッ鳴る、(罰を逃れるために)密告する、告げ口する、あやうく成功する
low tide = 干潮(時)、最低点、どん底
prowl = (獲物を求めて・盗みの機会をねらって)うろつく、徘徊する、ぶらぶら歩く
so are you = あなたもよ
fur = (ウサギ・テン・ビーバーなどの柔らかい毛の)毛皮、毛皮製品、毛皮の衣服、毛皮の襟巻き(など)、柔らかい毛の動物、(鉄びんなどの)湯あか、舌苔(ぜつたい)、(ぶどう酒の表面に生ずる)薄皮
faith = 信頼、信用、(理性・理屈を超えた)信念、確信、信念、信仰、真正の信仰、キリスト教(の信仰)、信条、教旨
whistle = 口笛を吹く、ピーピー鳴る、さえずる、(口)笛で呼ぶ、(…を)口笛で呼ぶ、(合図に)口笛を吹く、ピューと鳴る、ピューと(うなって)飛ぶ
glassy = ガラス状の、鏡のようになめらかな、(退屈などで)どんよりした、生気のない
moan =( 苦痛・悲しみの)うめき(声)、(風などの)うなり声、悲しげな声、不平、不満
howling = ほえる、わめく、途方もない、非常な



実際に読んだ時の子供の様子
islandをおぼえてくれたようで、islandと嬉しそうに発音してくれていました。gullやcrowのいらすとをみて鳥の真似をして、途中でKittenがでてくるとミャオ〜と大興奮でした。最近、猫がでてくると猫の真似してどこかへいってしまうので、猫が出てくると絵本を読み切ることができません。
オススメしたい点
・島の四季の様子と島は海に浮かんでいるのではなく、島のしたはどうなっているのかということを考えるきっかけになる絵本です。
・イラストもわかりやすく、きれいです。場面がカワセミの絵の後にはカモメの絵、イチゴの絵など場面がどんどん変わっていくので、子どもも飽きずに楽しめる絵本です。
注意されたい点
・魚が猫にfaithの意味の説明をしています。英英辞典を使うとより英語の単語や理解力が増えるのかなと感じました。
まとめ
この絵本を読んでいると昔いったモルディブを思い出しました。本当に朝は静かだったなと思いました。そしてコロナ禍の今、国内の沖縄ですら行けなくなってしまい、本当に海が恋しいと思う日々です。コロナが早く過ぎ去ったら、南の海の島に行きたいなと思いました。
四季を伝える絵本はたくさんありますが、この絵本は小さな島で四季を表現しているところと、世界の一部というところを印象付けているとても素晴らしい絵本です。どっかの島の話ね。という感想ではなく、このどっかの島も世界の一部なんだなと感じることができます。
幼稚園児くらいから挑戦してみて、小学校くらいでしっかり意味がわかって四季を感じて読める絵本だと思いました。四季を学ぶ絵本として、幼稚園入学のプレゼントにもおすすめです。


