英語の絵本「DRUM DREAM GIRL」はどう?実際に読んだレビュー評価 ★★★★★おすすめ!



日本にいながらバイリンガルの子を育てたいと考え、おうち英語に取り組んでます。その一環で日々英語の絵本(洋書)を読み聞かせしながら、1000冊読破+レビューに挑戦しています。
この記事では英語の絵本「DRUM DREAM GIRL」の紹介と実際に読んだレビューします。
以下のような方に参考になれば幸いです。
・乳幼児期の英語学習の為に子供に買ってあげたいけど、近くの書店では置いてないし、通販だと、質感、サイズ感、中身、英語のレベル感がよくわからないから悩んでいる。
・友達の出産祝いに何をあげればいいかネタがない・・・
※絵本のストーリーに関する解説もありますので、必要に応じて飛ばしてお読みください。
※本のサイズ感をお伝えする為に、iPhone6と比較しております。(iPhone6の寸法は14cm×7cm×0.7cm)
目次/Contents
この記事を読んでわかること
「DRUM DREAM GIRL」の評価
総合評価
文章・内容の難しさ
絵の可愛さ
文章のボリューム
単語レベル
推奨年齢 :4歳〜10歳
重さ・サイズ:372.2g・縦約26cm✖️横約21.3cm✖️厚さ約1.0cm(画像のiPhone6のサイズは14cm×7cm×0.7cm)
本の質感:ハードカバーです。中の紙はコーティングはされていてしっかりしています。
ページ数:48ページ
英文法のポイント : 過去形



「DRUM DREAM GIRL」の作者
Margarita Engle / キューバ系アメリカ
Rafael Lopez / イラスト
公式HP
Margarita Engleさんの他の作品
アメリカ人の父は、キューバ人の母の故郷であるトリニダードのナショナルジオグラフィックの写真を見た後、島に旅行しました。彼らは同じ言語を話さなかったにもかかわらず、恋に落ちて結婚したそうです。
「DRUM DREAM GIRL」のストーリー
この絵本はドラムの演奏者は男だけと言われていた島の女の子がドラム奏者になることを夢見るお話しです。
音楽の島ではドラムの演奏を夢見る女の子は背の高いコンガをたたくこと小さなボンゴを叩くことを夢みていました。しかし音楽の島の人々はドラム奏者は男の子しかなるべきでないと信じていました。なので女の子はその夢をうちに秘めておきました。アウトドアのカフェで男の人がひくドラムを聞いて目を閉じると、彼女は自分の想像した音楽も聴くことができました。たくさんの花の庭園で彼女でオウムが飛んだり、キツツキのクチバシのカタカタする音を聞いて彼女のステップでダンスを踊りました。カーニバルでは彼女は竹馬のダンサーがガタガタの鳴る音も聞いていました。家で彼女の指先はテーブルからいすまでドラムのリズムで流れていました。だけど人々は彼女に女の子はドラムを演奏できないと気づかせようとします。
勇敢なドラムを夢見る女の子は思い切って、コンガとボンゴを打ちました。彼女の手は飛んでいるように、さざ波がトントンとなります。お姉さんが興奮して彼女を女性のバンドに入れてくれました。だけどお父さんがドラムは男の子だけと言いました。なので彼女は一人でドラム奏者を夢見てドラムをうちました。
ついに彼女のお父さんは彼女のドラムが聞く価値のあるものなら音楽の先生を見つけてあげると言いました。ドラムの先生は素晴らしくたくさんのことを教えてくれました。彼女はたくさん練習しました。そして先生は小さなボンゴのドラムを星明かりのカフェで演奏することを同意してくれました。彼女のドラムの音楽を聞いた人々は歌って踊り、そして女の子はドラムを弾くの許すべきだと思いました。



「DRUM DREAM GIRL」の英語の難易度
難易度
英語のポイント
pound = ドンドン打つ[たたく] 、ぽんぽん鳴らす
timbales = ティンバレス (Timbales) は、主にラテン音楽で使用される打楽器。
silvery = 銀の(ような)、銀白色の、銀鈴を振るような、澄んだ、さえた
whir = ヒューと飛ぶ、ブンブン回る
pat = (手のひらなどで)(…を)軽くたたく、なでる、(…を)(…で)軽くたたく、(…を)(…に)軽くたたく、(…を)軽くたたく、(…を)軽くたたいて(…に)する、(…を)(…で)軽くたたいて(…に)する
comfort= 慰める、楽にする
stilt = 竹馬
rattle = ガタガタ鳴る、ガタガタ走る、(車を)ガタガタいわせて走る、疾走する、べらべらしゃべる
clang = ガーンと鳴る
fingertip = 指先、指サック
even though = …であるのに、…だが
remind = 思い出させる、思い起こさせる(ように言う)、気づかせる、注意する、思い出す、(…に)思い出させるために言う
dare = あえて…する、思い切って…する
ripple = さざなみ、小波、波紋、(毛髪などの)波形、ウェーブ、さざなみの(ような)音、さらさら、(談話の)さざめき、リプル、小さな早瀬 、さざなみを立たせる
rap = コツコツとたたくこと、コツコツとたたく音、厳しい小言、非難、罰、犯罪容疑、逮捕、話、おしゃべり、ラップ(ミュージック)
deserve =( …の)価値がある、(…を)受けるに足る、価値がある
offer = 提供する、申し出る、差し出す、(こうしたらどうかと)提案する、提議する、(よかったら)申し出る、言う、売りに出す、出そうと申し出る、(…を)提示する
starlit = 星明り



実際に読んだ時の子供の様子
Beat the drum と言うとbeat beat と繰り返してて、一生懸命太鼓を叩く真似をしていました。100円均一の太鼓がたたくのにとてもいいおもちゃです。
オススメしたい点
・ドラム奏者は男だけと決められていた島があったことを学べます。
・この絵本は実際のお話でキューバが舞台になります。
・女の子の情熱がお父さんを動かし、そして世論を動かしました。自分の信じたやりたいことを突き進むことは素晴らしいことだと教えてくれます。
注意されたい点
この絵本は実際の話を元にしたお話となっております。詳しいことは下記をご覧ください。
まとめ
実際にあった話と聞いて、さらに素敵な本だなと思いました。固定概念ではないけど、男はこれをやってよくて女はこれをやってはいけない。もしくは反対で女はこれをやってよくて、男はやってはいけないなど、世の中にはたくさんあると思います。
自分の好きなことを一生懸命に頑張るのであれば、周りがなんといおうと、ひたむきに努力や練習をかさねることができる子どもに育って欲しいなと思いました。


