英語の絵本「CORDUROY」はどう?実際に読んだレビュー評価 ★★★★★おすすめ!

日本にいながらバイリンガルの子を育てたいと考え、おうち英語に取り組んでます。その一環で日々英語の絵本(洋書)を読み聞かせしながら、1000冊読破+レビューに挑戦しています。

この記事では英語の絵本「CORDUROY」の紹介と実際に読んだレビューします。

以下のような方に参考になれば幸いです。

・乳幼児期の英語学習の為に子供に買ってあげたいけど、近くの書店では置いてないし、通販だと、質感、サイズ感、中身、英語のレベル感がよくわからないから悩んでいる。
・友達の出産祝いに何をあげればいいかネタがない・・・

※絵本のストーリーに関する解説もありますので、必要に応じて飛ばしてお読みください。

※本のサイズ感をお伝えする為に、iPhone6と比較しております。(iPhone6の寸法は14cm×7cm×0.7cm)

目次/Contents

この記事を読んでわかること

「CORDUROY」の評価

総合評価

文章・内容の難しさ

絵の可愛さ

文章のボリューム

単語レベル

推奨年齢 :3歳〜10歳

重さ・サイズ:483.6g・縦約24.8cm✖️横約27.3cm✖️厚さ約1.2cm(画像のiPhone6のサイズは14cm×7cm×0.7cm)

本の質感:ハードカバーです。中の紙は厚紙の画用紙のような手触りです。

ページ数:42ページ

英文法のポイント : 現在形、過去形

woman reading book to toddler
Photo by Lina Kivaka on Pexels.com

「CORDUROY」の作者

Don Freeman / アメリカ

ウィキペディア  

https://en.wikipedia.org/wiki/Don_Freeman

Don Freemanさんの他の作品

Don Freemanさんは1930年代〜1970年代にかけて活動した画家、版画家、絵本作家です、

「CORDUROY」のストーリー

この絵本はおもちゃ売り場に売られているクマのコーデュロイは誰かが家に連れて帰ってくれるのを待っています。ある日、リサという女の子がクマを見つけてくれて、欲しがり、次の日、貯金箱からお金を出してクマを買うというお話です。

コーデュロイは大きなお店のおもちゃ売り場に住んでいました。くる日もくる日も彼は誰かが家に連れて帰ってくれるのを待っていました。お店はお客さんでいっぱいだったけど、小さな緑のオーバーオールのクマを欲しい人はいないようでした。それからある朝、一人の女の子が立ち止まり「お母さん。みて!私がずっと欲しかったまさにこのくまがいます」というとお母さんは「今日はだめよ。たくさん買いすぎたの」といいました。それにクマは片方の肩のストラップが取れていて彼は新しく見えないわ。」と言いました。

その晩、お客さんがいなくなり鍵がかけられると、クマは気をつけておりてボタンを探しに行きました。突然彼はエスカレーターの上に持ってしまい、床が動いて、上にいってしまいました。「これは山?山登ってみたかったんだ」と思いました。次の階でおりるととても素晴らしい景色でした。椅子やテーブルやランプやソファをみて「ここは宮殿だ」といいました。「ずっと宮殿に住んでみたかったんだ」そしてベッドをみつけて「ベッドで寝てみたかったんだ」といい、マットレスのボタンを見つけました。「なんでここに私のボタンがあるの」と引っ張ってみますがきつく縛りつけてあって取れません。彼はグイッと引っ張るとボタンがポンと取れて、コーデュロイはマットレスから落ちてしまいました。そしてランプがすさまじい音を立てて倒れました。警備員が起きて音のした方にエスカレーターを降りてきました。「一体こえrはだれがやったんだ!誰かがここらへんに隠れているにちがいない」彼はベッドに灯りを照らすとクマがいて「どうやって上の階にきたの」といいました。そしてコーデュロイを抱えてエスカレーターをおり、もとの人形の棚におきました。

コーデュロイは目を覚ますと昨日の女の子が笑顔で彼の前にいました。「私はリサ。あなたは私の大事なクマになるのよ。昨晩貯金箱のお金を数えて、お母さんが家にあなたを持っていっていいといったの」店員さんは箱を入りますかとききましたが、リサは腕に抱えていきました。彼女は走って自分のお部屋まで彼を連れて行きました。コーデュロイはまばたきしました。「これは家に違いない。ずっと家がほしかった」と言いました。それからリサは彼を膝にのせオーバーオールのボタンを縫ってくれました。「そのままのあなたが好きだけど、肩のストラップをつけた方が快適かなとおもうの」といいました。「あなたは友達にちがいない。私はずっと友達がほしかった」とコーデュロイがいうと「私もよ。」と彼をギュッと抱きしめました。

この絵本は1967年に最初の草案がDon Freemanから編集者のAnnis Duffさんに送られ、物語りの最後のページに2人のやりとりの手紙などがついています。

「CORDUROY」の英語の難易度

難易度

英語のポイント

besides = さらに、その上、それに、また、なおまた

gasp = あえぎ、息切れ、(恐怖・驚きなどで)はっと息をのむこと

thick = (表と裏のへだたりのある意味で)厚い、厚みのある、厚手の、分厚い、厚さ…の、太い、肉太の、密集した、濃い、茂った

tie down = 束縛する、(…を)縛りつける

yank = (…を)ぐいと引く、(…を)ぐっと引いてする

topple = (上部が重くて)ぐらつく、倒れる、(今にも倒れそうに)前に傾く

fall with a crash = すさまじい音をたてて倒れる[くずれる].

fright of stair = 〈階段〉・梯子段

blink = (…に)まばたきする、目をぱちくりする、驚きの目で(…を)見る、(…に)びっくりする、明滅する、ちらつく、(…を)見て見ないふりをする、見逃す

focused students doing homework at home
Photo by Andrea Piacquadio on Pexels.com

実際に読んだ時の子供の様子

teddy bearといって、かわいいクマを指差していました。寝具の階ではtable, chair, bed などと言っていました。

オススメしたい点

・おもちゃ売り場の一つ一つの人形が誰かにもらわれる日を待っているかと思うととても可愛らしく感じます。

・英語の文章も難しくなく、また古い本なので言い回しがふるかったりするかとおもいましたが、そのようなことはなくとても読みやすかったのでお勧めです。

・本のストーリーとしてはとてもシンプルですが、40年以上長く愛されてきたことが理解できる作品です。

注意されたい点

・0歳でも1歳でも読んであげたいのですが、画用紙のような手触りなので破かないよう注意が必要です。

まとめ

はじめてみた絵本ですが、とても気に入りました。アマゾンではぬいぐるみもセットで売っていたりするので、有名なキャラクターでもあるんだなと感じました。絵本を読んでみると、可愛らしいお話で、長く愛される理由がわかったような気がします。

この絵本をよんだらきっとぬいぐるみを大事にしてくれると思います。またどうしても欲しいものは貯金箱から自分でお金を出すことも教えてくれるので、そこがいいなと思いました。

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