英語の絵本「TYRANNOSAURUS DRIP」はどう?実際に読んだレビュー評価 ★★★★良い!



日本にいながらバイリンガルの子を育てたいと考え、おうち英語に取り組んでます。その一環で日々英語の絵本(洋書)を読み聞かせしながら、1000冊読破+レビューに挑戦しています。
この記事では英語の絵本「TYRANNOSAURUS DRIP」の紹介と実際に読んだレビューします。
以下のような方に参考になれば幸いです。
・乳幼児期の英語学習の為に子供に買ってあげたいけど、近くの書店では置いてないし、通販だと、質感、サイズ感、中身、英語のレベル感がよくわからないから悩んでいる。
・友達の出産祝いに何をあげればいいかネタがない・・・
※絵本のストーリーに関する解説もありますので、必要に応じて飛ばしてお読みください。
※本のサイズ感をお伝えする為に、iPhone6と比較しております。(iPhone6の寸法は14cm×7cm×0.7cm)
目次/Contents
この記事を読んでわかること
「TYRANNOSAURUS DRIP」の評価
総合評価
文章・内容の難しさ
絵の可愛さ
文章のボリューム
単語レベル
推奨年齢 :4歳〜12歳
重さ・サイズ:201g・縦約30cm✖️横約23.5cm✖️厚さ約0.3cm(画像のiPhone6のサイズは14cm×7cm×0.7cm)
本の質感:ペーパーバックです。中の紙はコーティングはされていてしっかりしています。
ページ数:36ページ
英文法のポイント : 過去形



「TYRANNOSAURUS DRIP」の作者
Julia Donaldson / アメリカ
David Roberts / イラスト
公式HP
https://www.juliadonaldson.co.uk
Julia Donaldsonさんの他の作品
「TYRANNOSAURUS DRIP」のストーリー
この絵本は川を挟んで住んでいるカモノハシ竜とカモノハシ竜を食べようとしているティラノサウルスのお話です。
川のそばの沼地の野菜で茂った土地で、水際で放浪するカモノハシ竜の群れがいました。彼らはふざけて「川にいこう」「アシでたくさんにしよう」「ジューシーな水草でお腹いっぱいにしよう」といいます。川の反対側の丘では意地悪なティラノサウルスの恐ろしい夫婦がいました。「狩りにでよう!」「戦争だ」「カモノハシ竜でお腹いっぱいにしよう」
しかし彼らは川を渡ることができませんでした。「水を下って行こう」「濡れて行こう」「橋が作られていないなんてなんて恥ずかしいんだ」と不平を言いました。
小さなコンプソグナトゥス(以下コンプ)はカモノハシ竜の卵を見つけて盗みました。泳いで、走って、いくとティ楽サウルスにぶつかり、怖さから彼は卵を落として逃げました。卵は転がって、ティラノサウルスの巣に入りました。ティラノサウルスの脳は小さく、数を数えることができませんでした。そして卵が帰ると2匹は完璧でしたが、1匹はひょろひょろとして弱そうで口がクチバシのようでした。お肉をあげると2匹はガツガツ食べ始めますが、1匹は植物がいいと肉を断ります。姉達は彼を「ドリップのティラノサウルス」と名付けました。ドリップの姉達はすぐに大きくなってお父さんとお母さんと狩りにいけるようになりました。彼らは「あなたはにはまだ十分に恐ろしくない」といい、ドリップを置いて行ってしまいました。ドリップは泣いて、逃げました。川いくと彼は美しい景色を見ました。カモノハシ竜がふざけて言っていました。彼は川岸にいくと騒動にかられ、水にはいると、彼は泳ぐことができました。カモノハシ竜は挨拶に来てくれて「野菜どうぞ」と言ってくれました。ドリップは逃げる必要がないのが、嬉しく、水草でお腹いっぱいにして、1日中遊びました。水面に移る生物をみて「この生物はなに?」というと「あなたよ」と彼らは笑いました。
その夜雷が落ち、嵐が木を落としました。木が橋のようになりました。ティラノサウルスは大喜びです。「カモノハシ竜でお腹いっぱいにしよう」と叫びました。ドリップの姉達は橋に乗っかってきましたが、難しい顔をし始めました。ドリップは叫びました。「下を見てごらん。」そして姉達は水面を見ると、泣き叫びました。「水の怪物だ!」「助けて」そして、お母さんがやってきました。「ばかなことを」そして水を見ると声をあげました。お父さんがきて、「何もいるわけない」と嘲笑って、橋の上を歩いて行き、下を見ると彼は飛び上がりました。そして木は割れて、4匹のティラノサウルスは水の中に落ちてしまいました。そして滝の下へヒューと落ちて海へと流れて行きました。



「TYRANNOSAURUS DRIP」の英語の難易度
難易度
英語のポイント
swamp = (通例水に浸っていて改良工事のない限り農耕に適さない)低湿地、沼地
water’s edge = 水際
roam = (あてもなく)歩き回る、ぶらつく、放浪する
duckbill = ダックビル; カモノハシ
duckbill dinosaur = カモハシ竜、鴨嘴竜
herd of = 家畜の群れ、群集、大勢
hoot = ホー、ブーブー、ポー、やじる声、あざけりの叫び、笑い、おかしなこと、こっけいなこと、無価値なもの、少量
reed = アシ、ヨシ、アシの草むら、(屋根ふき用の)干したアシ、ふきわら、(楽器の)舌、リード、リード楽器、(オーケストラの)リード楽器部
bellyfuls = bellyfulの複数形。腹いっぱい
water weed= 水草
rushy = イグサのような、イグサの多い
grim = いかめしい、厳格な、怖い、恐ろしい、冷酷な、残忍な、ぞっとするような、不愉快な、いやな、厳然たる
grisly = (死を思わせて)ぞっとさせる、恐ろしい、陰惨な
bride = 花嫁、新婦
mutter = (低いはっきりしない声で)つぶやく、ぶつぶつ不平を言う、低い音を立てる
invent = (…を)発明する、創案する、でっちあげる、捏造(ねつぞう)する
compsognathus = コンプソグナトゥス (Compsognathus) は、中生代ジュラ紀後期、ヨーロッパに生息した小型肉食恐竜である。
murmur = ささやく、小声でいう
weedy = 雑草の多い、雑草のようにどんどん育つ、ひょろひょろした、ひ弱そうな
gulp = (大急ぎで)ごくごく飲む、(がつがつと)急いで食べる、飲み込む、こらえる、抑える
guzzle = 暴飲する
grip = つかむこと、把握、(バットなどの)握り方、つかみ方、グリップ、(器物の)柄、握り、取っ手、つかむ道具、(…の)理解力
get a grip = 落ち着く、しっかりする
fierce = 獰猛(どうもう)な、凶暴な、激しい、すさまじい、猛烈な、荒れ狂う、不快な、ひどい
urge = (…を)(ある方向に)駆り立てる、追い立てる、急がせる、しきりに促す、しきりに促して(…)させる、(…を)主張する、力説する、強調する、(…を)力説する、(…と)主張する、衝動
frown = (怒ったり考えこんだりして)まゆをひそめる、顔をしかめる、(…に)しかめっつらをする、難しい顔をする、(…を)認めない、(…に)賛成しない、難色を示す、威圧的な様相を示す
exclaim = (喜び・怒り・驚きなどで突然)強い語調で言う、声をあげる、(…を)聞いて(突然)声をあげる、声高(こわだか)に言う
scoff = あざ笑う、冷やかす、(…を)あざける、ばかにする
spluttering = splutterの現在分詞。(興奮・怒りなどのために)早口で不明瞭にしゃべる
whoosh = (空気・水などの)ヒューという音



実際に読んだ時の子供の様子
恐竜をみてT -rexと言っていました。カモノハシ竜のことはDinoとも言わなかったので、kind of DInosaurと教えました。英単語が難しかったのですが、水の中におちる恐竜をみて笑っていました。
オススメしたい点
・恐竜の話ですが、英単語がすこし難しめなので、多くの新しい単語を学びながら読める絵本です。
・カモノハシ竜については下記をご覧ください。
https://ja.wikipedia.org/wiki/ハドロサウルス科
・恐竜には草食と肉食があることも学べます。
注意されたい点
・英単語が3歳の娘にはすこし難しかったかなと思いました。一度読んでみて読み方を確認しててから読んだ方がつまづかずにすみます。
まとめ
恐竜といえばティラノサウルスやステゴサウルスしか知らず、カモノハシ竜はただのキャラクターだとおもっていましたが、実在した恐竜でした。そしてまた、実際に昔はティラノサウルスはカモノハシ竜を食べていたそうです。ただの物語ではなく、昔の恐竜の時代のことも学べる絵本です。


