英語の絵本「LOCOMOTIVE」はどう?実際に読んだレビュー評価 ★★★★★おすすめ!

日本にいながらバイリンガルの子を育てたいと考え、おうち英語に取り組んでます。その一環で日々英語の絵本(洋書)を読み聞かせしながら、1000冊読破+レビューに挑戦しています。

この記事では英語の絵本「LOCOMOTIVE」の紹介と実際に読んだレビューします。

以下のような方に参考になれば幸いです。

・乳幼児期の英語学習の為に子供に買ってあげたいけど、近くの書店では置いてないし、通販だと、質感、サイズ感、中身、英語のレベル感がよくわからないから悩んでいる。
・友達の出産祝いに何をあげればいいかネタがない・・・

※絵本のストーリーに関する解説もありますので、必要に応じて飛ばしてお読みください。

※本のサイズ感をお伝えする為に、iPhone6と比較しております。(iPhone6の寸法は14cm×7cm×0.7cm)

目次/Contents

この記事を読んでわかること

「LOCOMOTIVE」の評価

総合評価

文章・内容の難しさ

絵の可愛さ

文章のボリューム

単語レベル

推奨年齢 :5歳〜14歳

重さ・サイズ:690.8g・縦約30.5cm✖️横約27.4cm✖️厚さ約1.2cm(画像のiPhone6のサイズは14cm×7cm×0.7cm)

本の質感:ハードカバーです。中の紙は厚紙の画用紙のような手触りです。

ページ数:64ページ

英文法のポイント : 過去形

woman reading book to toddler
Photo by Lina Kivaka on Pexels.com

「LOCOMOTIVE」の作者

Brian floca / アメリカ

公式HP

https://brianfloca.com

ウィキペディア  

https://en.wikipedia.org/wiki/Brian_Floca

Brian flocaさんの他の作品

LOCOMOTIVEは2014年にコールデコット賞を受賞しています。

「LOCOMOTIVE」のストーリー

この絵本はノンフィクションの本で、1869年の夏に大陸横断蒸気機関車に乗る家族を追ったものです。この本は、最初の大陸横断鉄道の建設と運営の労働者、乗客、風景、影響について詳しく説明しています。

ここに道があります。国を縦断するために、人々を乗せるたまに作られました。これはこの線路がどのように作られたかです。石のシャベルの響きとハンマーの響きがカンカンカンとなります。東から作り、西から作り、真ん中で出会います。「犬釘に3回のストローク、線路に10回のストローク」

駅のプラットホームから旅が始まります。乗客は自分たちのものをすべて売って、まとめた荷物を持っています。力強いエンジンの音を聞いてます。彼女は車両基地で彼女の仕事を待っています。ベルがなるのをきいて、係員が彼女を外に出します。蒸気の煙をプップッと出して、彼女がきました。嵐です!機関車がきました!アイロンホース、素晴らしい機械です!50フィート、40トンです。明瞭なベルの音がなります。カランカランカラン。エンジンは獣の息のように聞こえます。彼女は走るために係員を乗せます。制動手、エンジニア、火夫エンジニアです。彼らをすべてまとめるのは車掌さんの担当です。彼は「出発進行!」と叫びます。電車はもうすぐ出発します。

機関手室はキッチンくらい熱く、クローゼットくらい狭く、煙と熱い金属と油の匂いがします。火夫はエンジンに石炭を与え続けます。それから機関車の機関士とよばれるエンジニアはジョンソンバーを押します。彼は警笛を鳴らします。スロットレバーをあけて、蒸気を放ちます。パイプを通しておされてそれらは仕事をします!エンジンはシュシュとドシン、カランと動き出します!列車はどんどん速くなります。

車掌は「チケット」といって、通路側を歩きます。窓の外は街が流れ、家と学校とそれから農場や野畑、それから消えていきます。機関士は窓から顔を出し風を受けます。エンジンの音が彼を囲みます。運転手はドラムを打ちます。スロットレバーを持って、線路を見続けます。フロンティアへ西へ電車は走ります。

時間と距離が過ぎていきます。土地が海のように広がります。ここは以前は野牛がうろついていました。ここは荷馬車が一歩一歩ゆっくり走っていました。鉄道と線路を作った男たちは変えていきました。今、長い鉄の電車が新しい川のように、海岸から海岸へと走って行きます。人々と郵便物は電車で運ばれます。

ガタガタ走って揺れる電車の中で退屈になったりお腹が空いたら、ブッチという男の子が通路の真ん中で本、地図、雑誌、新聞、果物、キャンディー、石鹸、タオル、コーヒ、紅茶、砂糖などを販売しています。冬はストーブも角に置いてあるストープが乗客を温めます。トイレは床にただ穴が開いているだけです。

エンジンが機関車を引っ張る時には石炭を燃やし、水を沸騰させます。補充のために新しい街や都市にとまらなければなりません。グランドアイランドやカーニーと北プラットはエンジンが走るために作られた街です。機関車が止まった時は夕食の時間です。レストランを探して20分で食べなければなりません。

一日中働いたエンジンと係員は新しいエンジンと係員に交代します。転轍手は注意深く、速く電車をくっつけます。新しいエンジンで出発します。夜中エンジンは走り続けます。車両の中では寝る時間です。できる限り心地よく寝る態勢をみつけましょう。朝になってシャイアン駅で2つのエンジンにします。電車はでこぼこみちのぐらぐらする橋にきました。カーブはスピードを緩めないと転倒してしまいます。また圧力や水の沸騰に注意しないと機関車は爆発してしまいます。出発してから1000マイルの場所に木にボートがかけてあります。

グレートソルトシティに到着しました。これは、この新しい線路が完成した、高くて寂しい場所です。 これは、西から作り、東から作り、その2つの半分が出会った場所です。それから水が消えた砂漠の土地を通ります。それからついに安心の場所のトラッキー谷につきます。2つのエンジンになり山を越えて行きます。トンネルの中へと機関車は進みます。それから山の反対側にきました。サミット駅でエンジンを交換します。果樹園や街を通りすぎていきます。そして今あなたの機関車の旅は終わりです。あなたは疲れて、埃っぽいです。そしてここにあなたをまっている人がいて、あなたがここにくる必要な場所にきました。機関車と係員に感謝します。山を越えてあなたは新しい街をみつけます。

train with smoke
Photo by Gabriela Palai on Pexels.com

「LOCOMOTIVE」の英語の難易度

難易度

英語のポイント

grunt = ブーブー鳴く、ウフーッとうなる、ぶうぶう言う、不平を言う

heave = (力を入れて)持ち上げる、体を持ち上げる、波打たせる、苦しそうに出す、あげる、吐く、(…を)投げる、投げ出す、ほうる、綱で巻き揚げる

spike = (太い木材を留める)大くぎ、(鉄道用の)犬くぎ、忍び返し、(競技用の靴の底につける)スパイク、スパイクシューズ、(グラフや記録図の)波形の尖頭(せんとう)、スパイク波形、スパイク、皮下注射針、安宿

ring of = 音、響き、よく響く音、よく通る声、調子

depot = 停車場、駅、バス発着所、貯蔵所、倉庫、兵站(へいたん)部、連隊本部

mighty = 力強い、強力な、強大な、巨大な、すばらしい、非常な

smudge = よごれ、しみ、(害虫駆除用・霜よけ用の)いぶし火、蚊やり火

railyard = 車両基地

locomotive = 機関車、ロコモーティブ

iron horse = 初期の期間機関車の名前(およそ1840年頃)

brakeman = (客車の)車掌助手、(列車の)制動手

fireman = 消防士、消防団員、(炉・機関の)火夫、救援投手、火消し役

conductor = 案内人、ガイド、(団体旅行の)添乗員、管理人、経営者、(バスなどの)車掌、(列車の)車掌、指揮者、伝導体、導体

cab = タクシー、(昔の)辻馬車、(機関車の)機関手室、(トラック・重機・クレーンなどの)運転手台

cinder = (石炭などの)燃え殻、消し炭、灰、石炭殻、(溶鉱炉から出る)スラグ、(火山から噴出した)噴石

hogger = 大食いの人;機関車の機関士

rod = (金属または木製の、細くてまっすぐな)棒、さお、釣りざお、避雷針、(細いまっすぐな)枝、小枝、むち、むち打ち、せっかん

jek = 急にぐいと引くこと、ぐいと押すこと、(筋肉や関節の)反射運動、けいれん、(宗教的感動などから起こる手足・顔面などの)けいれん的動作、躍動、(重量挙げで)ジャーク、運動、体操、まぬけ

tag = (名前・定価などを記した)付け札、下げ札、標識札、(服・リボンなどの)たれ飾り、ひも先の金具、(ジッパーなどの)つまみ、毛の房、(羊の)もつれ毛、(キツネの)尾(の白い先端)

shudder = (恐れ・寒さなどで)震える、(…に)(いやで)ぞっとする、身震いする

sway = (…を)(前後・左右に)ゆすぶる、振り動かす、体をゆさぶる、(…を)(…に)傾ける、(…の)意見を動かす、(…を)左右する、(…を)支配する、統治する

westward = 西に向かって、西方に

cottonwood = ヒロハハコヤナギ

prairies = prairieの複数形。草地、 牧草地

frontier = 国境(地方)、辺境、(西部が未開拓のころの開拓地と未開拓地の)境界地帯、西部辺境、フロンティア、最先端、新分野、未開拓の領域

rattling = ガタガタ鳴る、ガタガタ走る、(車を)ガタガタいわせて走る、疾走する、べらべらしゃべる

butch = 頑丈な男、タフガイ、男っぽい女、男役のレズ

switchmen = 転轍手(switchmanの複数形)

Cheyenne = シャイアン族、シャイアン族の人、シャイアン語

rugged = こぼこの、起伏の多い、岩だらけの、ごつい、いかつい、いかめしい、洗練されてない、荒削りな、無骨な、苦しい

rickety = ぐらぐらする、がたがたの、よろよろの、よぼよぼの、くる病にかかった

gauge = 標準寸法、規格、(銃砲の)標準番径、(鉄板の)標準の厚さ、(針金の)標準の太さ、標準軌間、(自動車などの)ホイールゲージ、(測定用)計器、計量器、ゲージ

relief = (苦痛・心配などの)除去、軽減、ほっとすること、安心、安堵(あんど)、(難民などの)救助、救援、救援物資、気晴らし、息抜き

nitroglycerin = ニトログリセリン

summit = (山の)頂、頂上、山頂、絶頂、極点、極致、(国家の)最高レベル、首脳級、首脳会談、サミット

granite = 花崗(かこう)岩、みかげ石

大陸横断鉄道

https://ja.wikipedia.org/wiki/大陸横断鉄道

focused students doing homework at home
Photo by Andrea Piacquadio on Pexels.com

実際に読んだ時の子供の様子

全部読むのは大変そうでしたので、trainやlocomotive などイラストをみて絵本を楽しみました。

オススメしたい点

・アメリカの大陸縦貫鉄道のお話です。機関車をどのように動くのか、どのように長い距離を進むのかを教えてくれる絵本です。

・電車の擬音語、シュシュ、やカンカンなどの英単語を知ることができます。

注意されたい点

・文章も長く、難易度も高いため幼稚園生にはすこし難しいと感じました。

まとめ

機関車が来る様子から機関車が動き始めるところや、車内の道中など、とても臨場感のある絵本です。この機関車がいかに素晴らしくてかっこいいくて最新なのかが伝わってきます。

文章は長く、ページ数も多いので3歳の娘には難しかったですが、イラストをみて楽しむことができました。大人の私も読むのが大変でしたが、興味があれば子どもも喜んでみる絵本だと思います。蒸気式機関車について詳しくなる絵本です。

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